2014年6月6日金曜日

生後400日目 流産した妻を気遣う・・・

先場所で29度目の優勝を果たした横綱・白鵬関。優勝した翌日の会見を拒否したことが一時話題になり、私もYahoo!のトップページでちらりと見た気がするが、「朝青龍じゃあるまいし、何か事情があるのだろう」と思ってスルーしていた。オフィシャルブログの昨日の記事で、その理由が明かされた。
先月、妊娠五ヶ月目で残念な結果になってしまいました。
私がそのことを聞いたのが、5月場所の13日目でした。
だから、なんとしてでも、5月場所は優勝したい。
絶対。

結果、優勝することが出来ました。
本来なら、優勝した翌日の会見に出なければならないのですが、もし会見に出たら、おそらくお腹の中の子供のことも聞かれるであろうと考えました。
紗代子のことを考えると、事実を発表するには早すぎて、しかし嘘をつくことも胸が痛みました。

2014年6月5日木曜日

生後399日目 「輝いた6日間のいのち」

第32回「『心に残る医療』体験記コンクール」の日本医師会賞を受賞した、29歳の五十嵐桃子さんの書かれた、「輝いた6日間のいのち」を読んだ。

出生前診断で18トリソミーと診断され、1828gで生まれた”心遥(こはる)”ちゃんの誕生日は平成25年5月21日。予定日より10日遅かったということだから、予定日としては息子とほとんど同じ日だったことになる。

松永正訓医師が書かれた、「運命の子 トリソミー」にも、18トリソミーの子が「短命」であることが書かれていた。致死的遺伝子異常として、多くの場合は積極的治療が行われない。生まれたお子さんの状態、両親の意向、医師の判断など、様々な要因によって、18トリソミーの子の治療方針は決定される。

心遥ちゃんの場合、積極的な治療ではなく、親子3人が短くとも濃密で幸せな時間を過ごすことを最重点にすることが決定された。御両親、医療関係者の方々の間でも葛藤があったことだろう。

方針はそう決まっていても、心遥ちゃんの容体が急変した時、お母さんの心は揺れ動いた。「なんとか助けて」と医師に泣いて懇願したことも無理からぬことだ。医師は本人にとって辛い治療をしてずっと眠らせておくのではなく、少しでも長く家族が幸せな時間を持つ方法を提案し、家族とともに実行していく。そして・・・
「家族3人で初めて川の字で眠った日の朝、私たちの間で気持ち良さそうにすやすやと眠っていた心遥は、安らかに天使になりました。6日間の生涯でした。」

2014年6月4日水曜日

生後398日目 お風呂で水没

昨日は北海道・十勝地方の音更町駒場北町で過去最高の37.8℃を記録したそうだ。

【速報】北海道で37度8分 過去最高の暑さ

北海道にあまり知り合いはいないのでよく分かっていないが、北海道育ちの方はそれほど暑さに強くないのではないかと想像する。37.8℃だと西日本の住民にとっても殺人的な暑さなので、さぞかしこたえたのでは。今日も北海道では気温が上昇するそうだから、気をつけていただきたい。また、乳牛など、北海道の家畜も暑さには慣れていないはずなので、被害がないことを祈る。

西日本では曇天でそれほど気温は上がっていないが、私達の息子もこのところ、写真のようなタンクトップ姿である。アトピーが改善してアームカバーを外せているのもありがたい。

2014年6月3日火曜日

生後397日目 朝方勤務のススメ

今朝の駅のホームで、勤務先の役員さんに会った。待っている電車に乗ると、始業時間の1時間20分前に会社に到着する。
「いつもこの時間かな?」
「そうですね。最近は」
「朝早いほうがええねぇ」
「朝のほうが頭スッキリしてますしね。あと、周りに人がいなくて気が散らないですし、内線も外線もかかってきませんし。効率いいです」
「おっしゃるとおりですなぁ」
「そのかわり、定時3分後には会社出ますけど」
「そりゃあ出ればよろしいです」