2014年12月4日木曜日

生後582日目 形成外科受診の結果

昨日は午前半休を取得したものの、12時から保守しているシステムの本番移行作業があった。11時30分には会社に入りたかったので、あまり診察の待ち時間が長いと困るな・・・と思いながら病院へ出掛けたのが8時45分。予約は9時30分だ。自宅からは約30分で病院に着く。

さあ、病院行くよ

出掛けて20秒後・・・

「診察券もろもろ忘れました」
「・・・戻ります」
100均ショップで買った、息子専用保険証&診察券入れをまるごと忘れた。妻も私も寒さ対策に気を取られていたようだ。

病院に到着し形成外科の待合まで行くと、口蓋裂手術にに同室だった、軟口蓋裂の女の子が御両親に連れられて受診に来ていた。妻が話しかける。
「元気だった~?」
「ええもうすっかり(^^)」
「はっ、抑制筒してる。ウチもしなきゃ」
(小声で)「ウチも普段はずしてます」
「そうよねぇ~。ご飯は?」
「一応、軟らかめ・・・ということに・・・なってますが・・・」
すぐに女の子の受付番号が表示された。
「あ、早! じゃあ行ってきます」
女の子の診察はすぐに終わった。特に問題なかったようだ。遠くから来られたが、あっという間に終わってしまった。女の子は抱かれながらバイバイしてくれた。息子は追いかけながら騒いでいる(^^;;

やがて診察は私達の番になった。これなら時間的に余裕がある。

「どうですか様子は?」
「えっと特には・・・」
「鼻から出たりします?」
こちらからしようと思っていた質問だ。
「液体とか、時々出ます」
「うんうん。前の方、ちょっと開いてるからね。難しい所が残ってるんで」
初めて聞いた。
「で、あまり漏れるようだったらプレートを入れたりするけど、今は発音の方が優先だから」
「分かりました・・・」
「出血とかは無いですよね」
「はい」
このあと口腔内をDr.が確認。全体的に創部は治っているが、右奥はまだ再生した膜(粘膜・骨膜)が薄いそうで、固いものは食べないように、とのこと。概ね、来週いっぱい抑制筒と軟らかめの食事、という指示を受けた。次の受診は来年1月7日。

時間に余裕があったので、病院内のカフェでコーヒータイム。

・・・

仕事の方は少しハマった。本番移行はうまく終わったが、念のためデータを開発環境に入れて、今回の移行に関連するデータ削除のオペレーションをしたものの、うまく削除の記録が残らない。結局処理は正しく私の勘違いだったのだが、それで2時間ほど潰れた・・・。息子の治療に関わっているとどうしても仕事に割ける時間が少なくなって精度が落ちる。まあ今後の課題だ。改善の方法はあるだろう。

・・・


 昨晩の息子は、段ボール箱に座ったり上に立ったりする遊びを延々繰り返していた。箱の上に立った場合は派手に転倒する可能性があるので目が離せない。段ボール箱を撤去すればいいのだが、取り上げると怒る怒る・・・

次の土曜日にランチ会を予定している御家族のお母さんから、「ウィルス性胃腸炎だったので、感染するといけないのでご遠慮しようかと・・・」というメールが妻の携帯に入っていた。もうほとんど回復したとのことなので、土曜日になればウィルスもなくなっている。ということで、心配無用。大丈夫ですよと妻が返信していた。まあ、もし息子が熱を出したりしたらやっぱりキャンセルになるのだが、予測不能なのでしかたない。



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2014年12月3日水曜日

生後581日目 形成外科受診13回目と、カンボジアで口唇口蓋裂の赤ちゃん生き埋め

口蓋裂手術後初めての形成外科受診日だ。今日も午前半休を取得して妻・息子に同行するつもりだ。朝一番の予約ではないが、最近は診察が始まってからの流れは早いので10時くらいには診察してもらえるのではないだろうか。最初の受診を思い出してみると、10時半予約で診てもらえたのが12時を回っていた記憶がある。今日は何人かお知り合いの方に会いそうな気がするが、このブログのことは妻にはまだ内緒なので、そのあたりお気遣いいただけると嬉しい(^^;;

昨日息子の口の中を覗いてみたところ、白く見えていた部分はだいぶピンク色になっていて、骨膜と粘膜が再生してきているのだろうと思う。通常食解禁と抑制筒解除をしてもらえば助かるが、たぶんさらに2週間ぐらい先だろう。

そうそう、昨日から息子の芸が増えた。
「いろいろできるようになったのよ。父ちゃんが帰ったら見せてあげようって練習してたの。じゃあ、『おつむてんてん』」
 「つぎ、『いないいないばあっ!』」

 「さらに~、(何故か帽子をかぶせて)『カワイイ~』」


「それでは~、『チン○ン~』」
「えっ!?」
「うわぁぁぁ 股間連打してるぅ!!!」
何と恐ろしい芸を・・・。

最後のはともかく、こちらの言うことが随分わかってきているのは嬉しい。

・・・

ところで、昨日こんなニュースが流れた。

カンボジアで、口唇口蓋裂で生まれた赤ちゃんを父親が生き埋めに - ライブドアニュース

今年5月、カンボジア南東部のスヴァイリエン州にある「Svay Rieng Provincial Hospital」という病院で、Kong Put Samnangちゃんという女の赤ちゃんがその「口唇口蓋裂」を持って生まれてきた。しかし父親のKong Sokthy(29)は将来を悲観。Samnangちゃんを抱いて墓場に向かい、なんと生き埋めにしたのだ。そこで遊んでいた少年らが異変に気づいて Samnangちゃんは救出され、父親は刑務所に投獄されたが、情状酌量の余地があるとして最近になって釈放されていた。
まず、信じ難い話である。嘘・・・とは言わないが疑問だらけだ。

生まれた子が口唇口蓋裂であるとその時知れば、確かに衝撃を受けるかもしれない。だが病院で生まれたというのに医師の助言も聞かず、連れ去って生き埋めにするという行動があまりにも短絡的で嘘くさい。

次に、墓場で生き埋めにしたと言うが、白昼に子どもたちが遊んでいる横で?という疑問がある。さらに、生き埋めにしたのに掘り出されて全く無事だったということ。

医師が無償で手術したのはともかく、その後父が情状酌量で釈放され、今は反省して子どもと暮らしているというあたりも、日本人の私には到底考えられない措置だ。子供に対する殺人未遂を犯した父親を、釈放してその子のもとに戻すなどあり得るだろうか?

とまあ、釈然としない訳だが、続報があるなら注目したい。いずれにしろ、(本当だとすれば)両親にある程度の知識があれば何事もなかった話である。

さて、そろそろ受診へ行く準備をしよう。



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2014年12月2日火曜日

生後580日目 ウィルス性胃腸炎にご注意を

一週間ほど前にランチ会でご一緒させていただいた御家族・・・

生後573日目 弾丸ランチとCo-op共済

数日前から家族全員、ウィルス性胃腸炎に罹ってしまったと、妻の携帯にメールで連絡があった。実は今週末には矯正歯科受診のためこちらに来られることになっていて、その時もランチをご一緒に・・・と計画しているのだが、調子が戻らなければそもそも来られないので中止せざるをえない。メールには回復しつつあると書いてあったが・・・

ウィルス性胃腸炎は、アデノウィルス、ノロウィルス、ロタウィルス等のウィルスに感染することが原因で、冬場に起こることが多い。症状としては嘔吐・腹痛・下痢・・・なので、脱水に特に注意する必要がある。感染予防は手洗いの励行。ウィルス性胃腸炎の場合抗ウィルス薬は無いので、対症療法で、十分な水分補給と整腸剤(ビオフェルミンとか)の服用をしながら3~4日かけて治るのを待つことになるそうだ。

参考:鎌田クリニック~感染性胃腸炎のQ&A~

・・・

昨晩には、私の携帯に中学・高校の同級生から着信した。春先に田んぼで田植え体験をさせた子供を招き、収穫祭と銘打ってバーベキューをやるらしく、そのお誘い。だが上記のランチ会と予定が重なっており、行けても途中からになってしまう。その旨伝えて、誘ってくれたことに礼を言って電話を切った。
「Aくん? 土曜日のお誘い?」
「そう。でも先約があるからね。行けても途中から。(会話の内容が)よく分かったね」
「よく聞こえるのよ。ドイツ語喋りそうな声が」
(ドイツ語喋りそうな声ってどんな声だ・・・)

同級生は7年ほどドイツに居たことがある。帰国当初は日本語が思い出せなくなったそうだ。今は輸入アンティークを扱ったり、ドイツ語教室を開いたり、農業をやったりする自営業。

・・・

昨晩の息子はたいへん騒がしく・・・とにかくいっぱい食べたくてしかたないらしく、うどんやスープパンをあげればあげるだけ食べる状態。ちょっとでもこちらが食べ物を出すのが遅れるとギャーギャー言って矢の催促だ。やっとお腹いっぱいになったら、風呂も入らず寝た。


今朝はこの冬一番の冷え込み。アパートは二重窓なのだが、それでも結露していた。新居は単板ガラスなので結露対策をどうしようかなんて考えつつ・・・、私は起きた時から若干、首から肩にかけてチリチリと痛みがあった。ロキソニンを探して飲んでいたら、妻が言う。
「あら大丈夫? 毎日仕事してたら疲れるわよねぇ」
「いやまあ、毎日仕事するのはあたりまえだけどね」
「それでも大変だと思うのよ。私も看護師してる頃辛かったもん」
・・・妻の場合、その上にシングルマザーだったからね・・・

出かけるときにはまだ息子は眠っていた。外に出て歩き始めた時、上着にインナーを付けなかったことをちょっと後悔するくらい寒かった。



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2014年12月1日月曜日

生後579日目 抑制筒の装着は寝るときだけ・・・

12月1日。ちょうど一年前は日曜日で、師走のお買い物に出かけていたようだ。

生後213日目 師走のお買い物へ
生後213日目(2) 献血と買物

ついでに献血もしているみたい。娘は受験生だった。その頃の息子がこんな感じ。
髪の毛、薄! 体重がありすぎてまだハイハイできなかったと思う。口唇裂の手術からは2ヶ月半が過ぎて傷痕の保護も抑制筒も必要なくなっている。早くハイハイしないかなぁ~と思っていたが、結局ハイハイ時期はかなり遅く、するようになったと思ったら一瞬で通りすぎて歩きまわるようになってしまった。そして現在・・・

11月のカレンダーを被りながら、(また)前が見えないのに突進する。このあと派手にコケて泣くのだが・・・。

写真をみてお分かりだと思うが、抑制筒をさせていない。もちろんまだ術後の受診をしていないので抑制筒を外しても良いとは言われていないが、ストレスが溜まるので親が見ている時間は外しておくことにした。要は指やスプーンを口の中に入れたりして、創部にダメージが無ければ良い。就寝中は付けておく。現在、あまり口の中を気にする様子はないが。

「(水曜日に)形成受診するときには抑制筒忘れないようにしないとね」
「怒られるわね。『なぁ~にやってるんですか』(診察のDr.のマネ)って」
(ちょっと似てるな・・・)
受診しても、きっと「もう2週間抑制」と言われるだろうと思う。まあ息子のストレス度合いを見ながら抑制筒をつけたり外したり・・・になるだろう。

・・・

昨日は義弟にもらった入院お見舞のお返し(快気祝いというのかな)を選びに、家電量販店へ。理想的には対象年齢3歳くらいの知育玩具で、お見舞いの半額ぐらいのものがあればよかったのだが、これが微妙。「ひらがなタブレット」的なものを何とか選んだが、気にいってもらえるか正直わからない。3歳前後の知育玩具って、今はどんなものが流行っているのだろうか・・・

対象年齢が2歳以下だと結構バリエーションがあって、息子用に「お絵かきセット」みたいなのもあって惹かれたが(笑、引越し前の購入は却下されるに決まっているので踏みとどまった。何かと物いりだし、全ては引っ越しが終わってから。



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