2015年1月4日日曜日

生後613日目 胎児診断で口唇口蓋裂を告げられた妊婦さんへ

娘は、明日月曜日にクリニックにてインフルエンザの予防接種をした後、新幹線で京都の学生マンションに帰る予定なので、混雑にはあまり関係ないだろうと思っている。何だかんだと買い物をしたため、手荷物で持ち帰るには荷物が多すぎ、箱詰めして宅急便で送らないといけない。今日はそれを発送するのが私の仕事になりそうだ。最近、ヤマト運輸さんで荷物を出す場合は店頭の端末で送り状を印刷するのが普通なのだが、アナログな妻は「できない」と胸を張って言う。なので、妻へのレクチャーもするつもりだ。

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このところ、エコーでお腹の赤ちゃんが口唇口蓋裂であると診断された妊婦さんからのダイレクトに質問を頂いたりすることが比較的多い(もちろんメールやTwitterのDMでのメッセージを頂くことは大歓迎ですし、できるだけお役に立てるように返信させて頂いています。また秘密は必ず守ります)。

ふと、ダイレクトに質問をいただく方の何倍もの方が、「聞きたいことがあるけどできない・・・」と思われているのではないかと思った。私はこのブログの文章を「常体」(~だ。~である。)で書いていて少し堅苦しいというのもあって、ちょっと怖いイメージがあるかもしれない。得体のしれないブロガーに、メールアドレスやID、胎児の状態などを知らせてしまうのも気がひけるかもしれない。なので、少し記事の形にしておきたい。

胎児診断で口唇口蓋裂が発見されて、メッセージを頂くのは妊娠20~30週前後の妊婦さん。産科の医師から「口唇裂」「口唇口蓋裂」「みつくち」「としん」といった言葉で告げられ、初めてその病名でネットを検索してこのブログに辿り着いた、という方が多い。

そんな妊婦さんの不安の対象は数多い。まず、「他に大きな障害がないだろうか」ということ。これは医師でもない私には分からない。突然のことで動揺されて、お医者様のおっしゃることを聞き落としておられるかもしれない。まず、次の検査でお医者様のお話をしっかり聞いてみてほしい。できれば御主人と一緒に。

それからやはり、生まれてきた我が子を愛おしいと思えるのかどうかということ。これは大丈夫です、と言い切れる。画像検索などで症例の写真を目にして不安になると思うけれども、生まれた子は、父親の立場であっても本当に愛おしいと思えるものだ。ましてお母さんが可愛いと思わないはずはない。この点は安心してほしいと思う。

そして、妊婦さんがついつい悩んでしまうのが、この疾患の「原因」だ。口唇口蓋裂の原因は現在もハッキリしていない。遺伝的なものも関連しているらしいが、環境要因も多いようで、そのような小さな要因が積み重なって起きるのではないかと考えられている。だから、妊婦さんがあれこれ悩んだとしても、原因を見つけることはできない。赤ちゃんが口唇口蓋裂だったとしても、妊婦さんも旦那さんも、誰も悪くないのだ。ただ、1/500前後の確率の問題である。

お腹の赤ちゃんに障害があると診断された妊婦さんのショックはたいへん大きい。そんな奥さんを出産までしっかりサポートするのが御主人の役目だ。まずは妊婦健診には同行してあげてほしい。奥さん独りで産科医から胎児の障害について話を聞くのは辛いものだ。御主人がお医者様の話をしっかり聞き、大丈夫だと納得することで、奥さんも御主人を頼りにできるようになる。

口唇口蓋裂の治療は、その子が大人になるまで続く長丁場。そして、生まれてから口唇裂の手術(生後3~4箇月)までは特に忙しい。だとすれば、せめて産まれるまでの数か月間は、赤ちゃんとの対面を楽しみにして、なるべく穏やかに過ごして頂きたい。お母さんの気持ちがどの程度赤ちゃんに伝わるのかは知らないけれど、ストレスは少ないほうがいいはずだ。別に特別なことをする必要はない。お母さんがどれくらい楽しみにしているかを、お腹の赤ちゃんに語りかけてあげてほしいと思う。

生まれる前もしくは出生直後までには、御夫婦それぞれの親族にお子さんの障害についてお知らせすることになると思う。どんな反応が返ってくるのか・・・までは私には分からないが、そこで重要なのは御主人の姿勢だ。御主人の親族にはもちろん、奥さんの親族にもできれば御主人から疾患について説明をしてほしい。御主人が疾患とその治療についてしっかりと、堂々とした態度で説明することができれば、御親族も安心してくださるだろう。物事は、知らない人がわかるように説明できて初めて理解していると言えるものだ。

何度も当ブログでは書いているが、御主人は常に、奥さんの味方でなければならない。普通の妊娠でも出産は不安なもの。その上に赤ちゃんに障害があると診断されているのだから、そもそも平静を保っているだけでギリギリの精神状態であり、半狂乱になってもおかしくはない。御主人は、奥さんの不安を全て汲み取るくらいの気持ちで、何でも話を聞いてさしあげてほしい。

口唇口蓋裂は、治療に長期間かかるが治る疾患である。世間一般の方が思うほど完全に無かったことにはできないが、それでも、治療とリハビリを積み重ねていく過程で本人も家族も人間的に成長していく。私は、息子の障害がなければこれほど彼と向き合うことも無かっただろう。もちろん本人にとって手術をはじめとする治療は痛かったり辛かったりするものだ。だが、それを乗り越える過程で本人と家族は何かを得ていると信じている。

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それにしても・・・1歳8箇月の男の子というのはこれほどイタズラするものなのか(^^;

あらゆる扉、スイッチ、モノに触らずに居られないらしい。寝てる時は天使だが、活動しているとちっちゃい悪魔だ。



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2015年1月3日土曜日

生後612日目 1歳8箇月

「晴れの国」にも強い寒気が到来したので、家にこもって外出しなかった昨日。行動範囲が制限された息子は家の中でいたずらし放題・・・

システムキッチンの扉を開けて中の物を出したり自分が入ったりはいつものこととして・・・

私のPCのブルーLEDマウスを略奪して床に投げる・・・


引き出しを外そうとして止められて泣く・・・


そんな息子の防寒カバーオール。

サイズは90cm用で、昨年の長野旅行で寒さ対策用に購入したもの。その頃は手足が出なかったが、今はピッタリ。しかし、2シーズン使用したことで股の部分が写真のように破れてしまった。

妻は新しいカバーオールを買っているが、行ける範囲の店では90cmより大きい防寒カバーオールの在庫がなく、やはりサイズは90cm。平均身長から4~5cm大きい息子なので、次のシーズンに着ることができるのかどうかは微妙だ。なので今シーズンから新しいのを着せた方が・・・と思うのだが、妻は完全に着られなくなるまで古いのを使うつもりらしい。

息子は1歳8箇月になった。「ベビータウン」の記述によると・・・

生後1歳8ヶ月|赤ちゃんの発育・発達|ベビータウン

 1歳代の後半になると、音感も発達してきます。TVの幼児番組で歌がかかるとそれに合わせて歌うような声を出したり、踊りや体操をやっていると一緒に体を動かして楽しむ子どもが多くなるでしょう。
 子 どもが歌を歌いたがる様子が見えたら、ママもたくさん歌を歌ってあげてください。童謡のCDを聞かせたり、ビデオを見せたりするのもいいですが、やっぱり ママが一緒に歌ってくれるのが子どもには一番の楽しみです。「犬のおまわりさん」や「チューリップ」など、ママが知っている歌をテレずに子どもと一緒に声 を出してみて。何度も一緒に歌ううちに、ママがどうやって口からいろいろな音を出しているのかがわかるようになり、歌の言葉の発音もしっかりしてきます。 そのうちに、一人でも歌えるようになるでしょう。
ほほう。。。息子の場合は歌に合わせて踊るってのは、随分前からやってる気がする。言葉の進み具合はゆっくりだから一緒に歌うというのはまだないが、母親が一緒に歌うというのはやっている。発達には良さそうだ。



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2015年1月2日金曜日

生後611日目 脊髄空洞症とは

昨日の記事で、私の姉の次女が脊髄空洞症であることに触れた。耳慣れない方もあると思うので、少し概要を書いておこうと思う。

難病情報センター | 脊髄空洞症

脳や脊髄は液体の中に浮かんで、外部からの衝撃から守られています。この液体を脳脊髄液といいます。脊髄空洞症では、脊髄の中にこの脳脊髄液がたまった大きな空洞ができて脊髄を内側から圧迫するため、いろいろな神経症状や全身症状をきたす病気です。
上記のページにおおよその患者数も書かれているが、日本国内で約2500人。人口約5万人に1人の患者がいる計算になる。口唇口蓋裂は500人に1人だから、その100分の1だ。私達は症例数の多い病院に通っていることもあって同じような症状のお子さんに会うことも多く、直接情報交換したり励まし合ったりすることが比較的容易だが、こうした希少難病(国内患者数5万人以下の難病)の場合は情報を得ることからして簡単ではない。

次女の母・・・私の姉は毎週のように海外出張をする極めて多忙な生活を送っているが、少ない休日はほぼ次女のために使っているようなものだ。次女は中学までは何とか普通の学校に通えたが、以後は送り迎えをしたとしても授業を受ける体力がなくなった。このため通信制の高校に入ったのだが、スクーリングやテストのために通学するときは、往復80kmを姉が送り迎えしている。

(もう少し仕事をセーブしたらどうだろう)
そう私は思っているが、姉に言ったことはない。幸い夫(私の義兄)は、収入はそれほどではないが比較的時間が自由で自宅の近くでできる仕事をしているので、何とかなっているようではある。そういうこともあるし、仕事が姉のアイデンティティの大部分を占めている事も知っているので、口出しはしないようにしている。

そんな姉が、市の広報誌の片隅に掲載された「神経・筋系疾患福祉相談会」のお知らせを見かけて、次女と行ってきたとSNSに書き込んでいた。私も息子の関係で広報誌は読む方だが、その記事には気づかなかった。それほど小さな記事だった。その記事を姉が見つけていたことに感心する。それほど希少難病に有用な情報は手に入りづらい。

相談会で話をした神経内科医の方も、脊髄空洞症に関する経験は少なかったそうだ。しかし、MRI検査と手術の検討を勧められ、これからの事をもう一度考える機会になったようだ。脊髄空洞症の手術は脊髄液をカテーテルで他の所に流す手術などがある。症状が増悪が止まるのか、そして改善するのかはやってみなければわからない部分もあるようだ。当然手術なのでリスクもあるわけだが、次女はまだまだ若い。なんとか頑張って手術を受けて、少しでも元気になってほしいと思っている。



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2015年1月1日木曜日

生後610日目 元日の挨拶と知育玩具

明けましておめでとうございます。昨年ほどのドタバタは無いかもしれませんが、今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

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天気が良いことで有名な私達の地域でも、今朝は冷え込んで積雪があった。こういう場合、道路に一部分でも雪が残っているようなら車では出かけない。年に1~2回しか雪が積もらない地域なので冬用タイヤの装着率が低く、たとえ自分の車が冬用タイヤを装着していても、もらい事故をする可能性があるからだ。

というわけで、届いた年賀状を見たりして午前中を過ごし、午後になって少し気温が上昇してから出かけた。出かける先は私の実家と、妻の実家だ。

私の実家では、母にブリを焼いてもらってご馳走になった。。。おそらくそうなるだろうと予想してお昼は食べずに家を出ている私達は確信犯だ。

実家の隣は、私の姉の家だ。姉の娘たち・・・3人姉妹の次女は脊髄空洞症という難病を患っており、冷え込んだ今日のような日は階段を降りるのもままならない。無理せず暖かくしててねと言って、3人分のお年玉は元気な三女に預けた。姉の家にはおとなしい猫が居て、娘はお気に入りだ。

妻の実家にも立ち寄ったが、予想外に集まった子供の人数。。。5人もいると思わなかったが、予備のぽち袋とお金を用意してくれていた妻のおかげで何とかなった。

帰宅してからは、私の姉からもらった木製の工具の玩具で息子と遊んでいた。姉はこういう知育の玩具を探して買ってくるのが趣味みたいなところがある。
 男の子はこういうのは喰いつきがいいみたいだ。



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