2015年1月16日金曜日

生後625日目 突然の訪問/ローマ法王の言葉

昨日の日中、妻はどこにも外出しなかったそうだが、予告なしでリフォーム業者の社長さんが現れて焦ったそうだ。この業者さんはものすごく子供好きで、妻はお気に入り。少々リフォーム工事の内容で行き違いがあっても許してしまう(笑

生後537日目 子供好きの業者さん

社長さんが来たのは、娘の部屋の床の一部が少したわむことの相談。私達全員、リフォームが終わってから気づいたのでしかたない。社長さんは方法を検討して後日連絡してくれるそうだ。2階の娘の部屋に上がる時に、階段ゲートを見て・・・

「ほぉ、これは! どうされたんですか!」
 「階段登って、落ちるんです(T_T) しかも頻繁に」
「そうですか! 落ちたら危ないですね!」
「まあ、落ちたって言っても1・2段ですけど・・・ ともかく嬉しくて動きまわるんです。。。」
こんな会話になったそうだ。社長さんはとにかくテンションが高くて爽やかなので、妻も話しやすい。だが突然来られたので、部屋の中が散らかっていて、「見られちゃったなぁ・・・」と呟いていた。

その社長さんが帰るときにも、息子は大泣きしたらしい。ともかく「バイバイ」が大嫌い(笑

その息子、階段ゲートを設置してからというもの、私の服の裾を引っ張ってはゲートのところまで連れて行き、何かワーワーと訴えている。「ともかく コレを外せ」ということらしいが、どうせ落ちて怪我するんだから絶対ダメだ。

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ローマ法王が表現の自由とテロについて、以下のように発言したらしい。

【仏紙銃撃テロ】表現の自由にも限度 ローマ法王 - 産経ニュース

 法王は、表現の自由は市民の基本的な権利であると強調。神の名によって人を殺害するのは常軌を逸しており、決して正当化できないと述べた。
 その一方で、宗教をからかう者は挑発者だと指摘。他者の信仰を侮辱したり、からかったりしてはならないと語った。
今朝のニュースでこの発言を聞いた妻も、当然だと同意していた。風刺の名を借りた侮辱は他者の心情を大きく傷つけるものであり、暴力行為と同様に戒められるべきだ。「シャルリ・エブド」が「表現の自由」の代表のような今の扱いには、大きな違和感を覚える。「私はシャルリ」と掲げている人のうち、何%が同社の風刺画を見たことがあるのだろう。私は恥ずかしくて「シャルリです」などとは言えない。

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息子の左眼の下瞼の腫れ・・・若干残っているが大したことはなさそうだ。昨日外出しなかったら、就寝前にドタバタ暴れ回った。今日は子育て支援に行くかもしれない。



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2015年1月15日木曜日

生後624日目 子育てはタイヘン、だけど楽しい/脳死の女児、臓器提供

飛び込みの見積依頼と問い合わせが重なった昨日。いつもより1時間ほど遅くなりそうだと妻にSMSを送ってから残業し、1時間遅い電車に乗ってもう一度SMSを送る。
「XX:XXの電車です。バスの時間は分かりませんが、遅くともXX:XX頃には家に着きます」
すると1分後、「駅に迎えに行く」と返信があった。これは、夕食を外で済ませようということだな。

駅のロータリーで待つこと数分、チャイルドシートに息子を乗せて妻がやってきた。そのまま駅から1kmほどのセルフサービスの食堂に入る。

妻が自分の食事をとりながら息子に分けて食べさせているあいだに、私は早食いで済ませるのが習慣になっている。自分が食べ終わったら息子の世話を交代して私が食べさせる・・・のだが、ある程度食べるとお腹がいっぱいになったのか、自由にさせろと騒ぎ始めた。

というわけで妻が食べ終わるまでのあいだ、ほとんど暴れているような息子をなんとか落ち着かせようと頑張るのだが・・・全く静かにならない。その後食べ終わった妻が抱っこすると途端に落ち着くから、父ちゃんは立場がない(T_T)
「もう、父ちゃんが一生懸命してくれてるのに あんたは」
まあ、幼児にとっては 母親>>超えられない壁>>父親 なので・・・こんなもんでしょう。。。

そこから帰る道すがら、息子は光る看板や電飾を見てワーとかミャーとか言っている。
「子育てって楽しいなぁ。体力的にはタイヘンだけど
妻が運転しながら言う。
「お姉ちゃんの時とは違う?」
「全っ然違う。男の子と女の子という違いもあるだろうけど、その子によって全然違う。まあ何しろカワイイから、何か楽しい子育てしてるなぁって感じ。色々タイヘンだけど
タイヘンだけど楽しいと彼女が感じているのなら、とりあえずここまでは夫・父親として合格点だろうか。

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幼稚園に入ったばかりの女の子が突然、原因不明の拡張型心筋症と診断され、心臓移植を待っていたが、ドナーが見つかる前に重い脳梗塞を起こして脳死状態となった。御両親はお子さんの臓器の提供を申し出たそうだ。

6歳未満女児脳死判定:両親の談話全文 - 毎日新聞
娘がほぼ脳死状態にあると分かった時に私たちは、心臓移植待機中のことを思い出しました。国内では臓器提供が少ない現状を強く感じておりましたので迷わず 娘の臓器を、移植待機されているお子様やそのご家族様のために提供したいと申し出ました。私たちは娘が発病してからの3カ月間、暗闇の中にいました。同じ ようなお気持ちの方に少しでも光がともせられたらと思っております。
お嬢さんの御冥福をお祈り申し上げる。

そして、尊い判断をなされた御両親の心中を察すると、胸が痛む思いだ。

ただ、談話から補助人工心臓に関する部分が移植ネットにより削除されていたようでもある。

移植ネット、両親のコメント一部削除 女児の臓器摘出 - ニュース - アピタル(医療・健康)

 《今回の娘の死によりお伝えしたいことがあります。それは小さい子に、リスクの高い一時的な簡易の機械しかつけられないという今の日本の現状です。子供用の補助人工心臓は海外では何年も前から使われているのですが、日本では使用の許可が下りておりません。

 他のお子様とご家族に同じことが起こらないためにも一刻も早く改善して頂きたいと心から願っております。

 それが、娘が命をかけて私たちに伝えたかったメッセージではないかと思っております。》
私は医療関係者ではないので、小児へ適用できる補助人工心臓にどのようなものがあるか全く知らないし、このケースにおいてどういう機器を使うのがベストであったのかもわからない。現場では技術と法律・規則のできる範囲内で最大限の努力がなされたのだろう。しかしながら、御両親のコメントにあるような状況が少しでもあるのならば、今後改善してもらいたいと思う。

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超元気な息子だが、今朝起きてみると、若干右目の下瞼が腫れているようだった。妻によると少しだけ目ヤニが出ていたそうだ。痒がったりしないので、やはり様子見中。



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2015年1月12日月曜日

生後621日目 B型肝炎予防接種が定期接種化か

時期などは未定だが、B型肝炎ウィルス(HBV)の予防接種が定期接種化される見通しだ。

B型肝炎ワクチン、0歳児に予防接種…厚労省会議が提案 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

 厚生労働省の専門家会議は9日、B型肝炎ワクチンを、予防接種法に基づく定期接種化して0歳児に3回接種することが望ましいとする見解をまとめた。同省は今後、必要な財源の確保や実施時期などについて関係各省と調整する。
 B型肝炎は、B型肝炎ウイルスが原因の感染症。乳幼児期に感染すると慢性化しやすく、肝硬変や肝臓がんを発症する危険性が高まる。0歳児で感染すると、約9割が慢性化するとの報告もある。
HBV感染者率が高いアジア・アフリカ諸国や、比較的慢性化しやすいジェノタイプA型と呼ばれるHBVウィルスの割合が大きい欧米では、基本的に全員にHBVの予防接種が行われている。

我が国ではジェノタイプA型の割合が少ない。母子感染に関しては母児感染予防事業の成果で児に感染する例は激減している。しかしながら、ジェノタイプA型による水平感染(消毒が不十分な器具での医療行為、刺青、ピアス、注射器の回し打ち、口移し、性交渉・・・などによる)のリスクは残る。定期接種化により全員が接種することのメリットは大きいだろう。

ちなみに息子にはB型肝炎の予防接種は完了している。

生後587日目 予防接種(4種混合、B型肝炎、水痘、インフルエンザ)

現在は任意接種のため費用がかかり、人によっては周囲にキャリアの人が居ないなどの理由で接種しない場合もあるようだ。

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昨日の息子は、ひたすら「外で遊ぼう」のアピール。私の服の裾や手を引っ張って外に行こうと誘い、ちょっとほっておくと勝手口に私と息子の靴を並べる(笑

2回ほど庭に出て遊び、その度に向かいの家の猫ちゃんを見に行ったりしたが、もうそれくらいではおさまりがつかない。結局実家に行って実家の猫と遊ばせたりして、やっと満足してもらった(笑

息子のため・・・とちょっと頑張って広い庭付きの家を買ったが、息子の活動量からするともう狭いようだ・・・



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2015年1月11日日曜日

生後620日目 人生初の植木手入れ/生命保険見直し

引越してから気になっていたことといえば、日本庭園の植木の手入れ。真冬に植木の手入れをするのはあまり良くないらしいのだが、かなり形が崩れてきていたため、比較的暖かかった昨日、伸びていた部分を少し切ってみた。
常緑針葉樹で、平べったく細長い葉をしている。ネットで調べたところ、たぶん「イヌマキ」という木だろうと・・・枝葉を切った後で分かった。木の見分けは不得手なので・・・違うかもしれない。前の所有者さんが脚立や熊手など、手入れに必要な道具を置いていってくれているので、自分で買ったのは新品の植木鋏(1000円)だけだ。その鋏で切り落とした枝葉を集めるために熊手を出していたのだが・・・
さっそく息子の玩具に。
熊手で集めた枝葉や落ち葉などは、これまた前所有者さんが置いていってくれたコンポストに投入。水分量が少ないのでこのままでは堆肥化しないと思うが、生ゴミなどと交互に投入していけばいいんじゃないかと思う。ちなみに、私の実家は長らく酪農業を営んでいたので、比較的堆肥には詳しい。

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昨日入院予定だった妻のママ友・Wさんは、何とか入院手続きと入院時の診察ができたらしい。「熱は下がってないけど身体は動く」という妻へのメールの文面からして、精神力のみで無理矢理動いているものと思われるが・・・

Wさんのお嬢さんの口蓋裂の手術日は来週火曜日なのだが、月曜日が祝日で入院手続きができないため、入院受付窓口が開いている土曜日の午前中に受付を済ませ、外泊扱いにして一旦帰宅している。午後、「何とか帰った・・・」と妻にメールがあったようだ。

今回のお嬢さんの手術では、慢性中耳炎のために鼓膜にチューブを留置する「チュービング」を行うことになったそうだ。息子は全く起こさなかったが、一般的には口唇口蓋裂の乳幼児は中耳炎を起こしやすい。滲出性中耳炎と言って、耳管(中耳と咽頭をつなぐ細い管)の通りが悪いために滲出液が中耳内に溜まって炎症を起こす。

大人の場合は局所麻酔で、外来でもできるくらいの簡単なものらしいが、乳幼児の場合は動いてしまうため全身麻酔の必要がある。そのため、口唇裂や口蓋裂の手術での全身麻酔時に、ついでに実施されることが多い。

Wさんの地元の耳鼻科では以前からチュービングを勧められていたらしいが、やっとここでできるらしい。既に慢性中耳炎となっていて頻繁な耳鼻科通いが続いているので、少しでも楽になればいいと思う。

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昨日は生命保険会社の外交員さんに来ていただき、死亡保障の見直しを行った。三大疾病や要介護状態の保障はそのままに、死亡時の保険金額を減額した。賃貸暮らしだと、残された家族の家賃を考えておく必要があるが、持ち家のローンで団体信用生命保険に加入した場合は、死亡時には残りのローンの支払がなくなる。つまり住居費が大きく減るので、その分死亡保障を減額し、月々の掛金を少なくできるというわけだ。

外交員さんのノートパソコンで計算を行ったところ、月額の掛金が約8000円減り、イメージ通りの金額になった。年間で約10万円の節約になるから、これは少なくない。

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あと、昨日から自分で歯ブラシ持って歯磨きのマネごと。結構楽しんでいる。


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