日本で今、一番発行されているクレジットカードは「楽天カード」だそうだ。インターネット上の巨大ショッピングモール「楽天市場」やリアル店舗の「マクドナルド」などで使える楽天ポイントがどんどん貯まるのが人気だ。私も通常の楽天カードを持っているし、妻にも家族カードを渡している。楽天市場の決済はもちろん、街でのクレジットカードの支払いは極力楽天カードに集中させている。
その楽天ポイントだが、カードホルダーの状態に応じて付与率を上乗せする、スーパーポイントアップ(以下SPU)が行われており、最大15倍(=15%)という超高率のポイントが付与される。私も挑戦してみたので、ここに記録しておく。
まず、楽天市場の通常購入分は+1倍になる。これは無条件。次に楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードで+4倍(通常の楽天カードは+2倍) になる。通常の楽天カードは年会費無料なのでハードルは低い。すでに持っている人は多いだろう。そこで普通は、通常カードからゴールドカードへ「切り替え」をしようと考えるだろうがちょっと待ってほしい。
通常カードからゴールドカードへの切り替えをすると、以下の点がネックになる。
- カード年会費2,160円がかかる。
- カード番号が変わるので公共料金等の引き落としカードの変更手続きが必要
- 家族カードの年会費540円がかかる。
年会費2,160円は空港ラウンジを年2回利用すれば元が取れるが、飛行機に乗らない人だと、楽天市場のポイントアップ分で元が取れることが条件になる。楽天市場での利用金額をXとして、0.02X=2160が損益分岐点。つまりX=108000で、年間10万8千円を楽天市場で買い物をすれば元が取れることになる。
次にカード番号が変わることと、家族カードの年会費の問題だが、これは「カードの切り替え」ではなく「カードの追加」を行うことで解決できる。楽天e-Naviから「お申込み」-「カードの追加・切り替え」でカードの追加を選ぶ。そうすると、通常カードとゴールドカードの2枚持ちができる。切り替えと違って通常カードは解約にならないので、公共料金引き落としのカード変更手続きは不要だし、家族カードも通常カードに付帯したものが使える。
ゴールドカードが手元に届いたら、e-Naviへの追加と、楽天市場の会員情報の変更で「通常使うカード」にゴールドカードを指定する。これで、SPU+4倍になる。
次回は、楽天銀行と楽天証券編をお届けする。
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