妻の同僚看護師であるKさんが、10日ほど前から体調が悪くなった。この時期なのでインフルエンザの検査をしたのだが、陰性。風邪薬を飲んだが一向に良くならず、もしやと思い産婦人科を受診したところ、その症状は悪阻、つまり妊娠していることが分かった。
Kさんは39歳。もし出産となれば高齢出産となる。お子さんは男の子が2人。高校生と中学生くらいだったと思う。ご主人はあまり育児・家事をするほうではないらしい。
Kさんは、産婦人科で人工妊娠中絶の予約を入れたそうだ。それが次の水曜日。
もう一度一から育児したり保育園を探す気力がない、悪阻が酷くてすぐに解放されたい、職場に育休制度や再雇用制度がない。など、妊娠を継続すると失うものが多すぎるというのがその理由。
ご主人はどうかというと、人工妊娠中絶には反対らしい。「俺が面倒みる」的なことを言っているらしいが、今までの実績から言って、実際にはKさんの負担ばかりが増えることが容易に想像できるらしい。
・・・と言ったようなことを妻は私に話してくれるのだが、他人がどうこう言える問題ではないので、人工妊娠中絶に賛成とも反対とも言えない。言えないので・・・なんだかモヤモヤしている。
家庭の事情を考えれば反対はできないけれど、私は赤ちゃんが好きなので・・・
もしウチにくれるなら赤ちゃんをもらいたい、なんて思う。思うだけで妻には言えないのだが。
こうしたことでの人工妊娠中絶を減らすには、会社での育休や再雇用制度の充実、父親の育児参加、保育施設への全入制度を整えることだろう。
はぁ。それにしてもモヤモヤする。。。
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そのモヤモヤ、良く判ります。
返信削除自分なんか老人でも、もう一度、もう一人子供が育てられたらとも思うぐらいですから。後輩にも高齢出産ともなると、生まれてくる子が心配で、なかなか思い切れないなんてカップルもいます。 それでも、頑張っている夫婦もいるし、上の子が大きければ、結構面倒を見て貰えるものだしと思うと、読んでいて、モヤモヤがうつってしまいました。
まだまだ、日本の社会は、子育てに冷たいという事でしょうか。
東京の老人より。
一旦公開したのですが、旨く更新できず、ダブルになったらごめんなさい。
結局水曜日に手術をして昨日は1日休み、今日から出勤してこられたそうです。出血を抑えるために収縮剤を飲んでいるので、数日は痛みがあるそうです。
削除子育て環境の改善、自分にできることは何かと考えさせられる事でした。