2024年12月8日日曜日

生後4238日目 母の死去

午前9時ちょうど、母が息を引き取った。行年89歳。ここ2週間ほどはほぼ意識のない状態が続いていた。腸炎と肺炎を併発し、かなり強めの抗生剤を使ってもCRPの数値が下がらない。

胃ろうや高濃度栄養、その他の延命措置はお願いせず、自然な状態での最期を希望していたので、点滴などのほかには治療は行っていなかった。

母は父と結婚してからというもの、休む暇なく働いて姉と私を育ててくれた。口数は少ない方で、大げさに褒めてくれるようなことはなかったが、私にはいつも笑顔で接してくれた。それだけで十分だった記憶がある。

さて、六曜の関係で通夜が明後日で告別式が明々後日。私が喪主。順当ならば三回目にして人生最後の喪主のはず。しっかりと母を送ろうと思う。

そうそう、母のこともあって里子ちゃんは超短期の預かりとなり、我が家で過ごした期間は一週間だった。

母は50年以上、里子ちゃんは一週間で、一緒に過ごした期間は大きく違うが、ほぼ同時に別れることになり、ちょっと大きめの喪失感を感じているところ。どちらも近いうちに別れることは分かっていたが、気持ちの整理が追い付いていない。

そんな日に限って、眼に痛いほど青空が広がっていた。



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2 件のコメント:

  1. お母様の件、年齢的には、誰でも通る道とは言え、寂しさはぬぐえないかと思いますが、ご家族そろってしっかり見送ってあげてください。
    ご冥福をお祈りいたします。
    東京の老人より。

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    1. 本日葬儀を執り行い、母を送ることができました。数年の介護または入院の生活で、最後の方は私のことも分からなくなっていましたが、その分苦しみも少なかったのではないかと勝手に考えています。少し休んだら、またバリバリ活動するつもりです。

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