口唇口蓋裂医療協力のため、マダガスカルへ――昭和大学が医療チームを現地へ派遣
日本国内では年間約1,000人の乳児が治療、手術を受けている。顔面に変形があるため、いじめを受けたり、学校に行けない、友達ができない、結婚や就職ができないなど、偏見や差別の対象となっていることがある。日本では年間1,000人の「乳児」が治療、手術を受けているとある。乳児とあるので生後3~6箇月前後で行う口唇裂手術のことだろう。一方、日本の出生数は年間103万人である。
アジアやアフリカの国々では、貧困などにより、十分な保健医療サービスや治療を受けられない子どもたちがたくさんいる。昭和大学マダガスカル口唇口蓋裂医療協力では、一人でも多くの子どもたちが手術を受け、元気な笑顔が戻るよう支援を行う。
日本の出生率と出生数をグラフ化してみる(2014年)(最新)
日本では口唇口蓋裂で生まれた赤ちゃんのほぼ全員が口唇裂手術を受けると思われる(ただし、心臓やその他の合併症等、他に優先度の高い治療がある場合は後回しになることもあるだろう)。すると、口唇口蓋裂の発生確率は1,000/1,030,000≒1/1000ということになる。これは、私が書籍などで得た情報の1/500~1/800よりもやや低い数字だ。まあ、「乳児」の定義にもよるので、最近の口唇口蓋裂の発生率が下がっている・・・とは、一概には言えないだろう。
昭和大学病院は、口唇口蓋裂の子を持つ親であれば多くの人が知っている、日本国内での口唇口蓋裂治療実績トップの病院である。国内の症例だけでなく、こうして海外に出てさらに多くの症例を治療することで、医療チームのスキルアップができるのだろう。国際協力にもなることだし、続けてほしいものだ。
昭和大学病院形成外科・主な対象疾患
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咳の頻度が少しずつ下がり始めた息子。まだタンクトップ?と思われるかもしれないが、半袖Tシャツを着せると汗だくになるくらい暑がりだ。
これがちょうど1年前、2013年10月8日の息子。口唇裂の術後3週間ほどなので、レティナと抑制筒つきである。寝返りとかする気配が無かったので、今思えば楽な方だった気がする。活発なお子さんの抑制で大変・・・といったつぶやきを目にすると、確かにあの時にゴロゴロ寝がえりされたらかなわなかっただろうな、と思う。。。
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