2015年1月27日火曜日

生後636日目 危険ドラッグの犠牲者

「危険ドラッグ」を使用後に車で事故を起こし、当時11歳の女子小学生をはねて死亡させた男に、懲役12年の実刑判決が下された。

危険ドラッグ使用で事故 男に懲役12年 NHKニュース

”判決のあと、事故で亡くなった女子児童の両親が記者会見を行いました。

この中で、父親は「12年という判決は遺族にとっては厳しいものだと思う。求刑が15年だったのに、なぜ3年間縮められたのか納得がいかない点もある」と話しました。

そのうえで、父親は「娘の事故のあと法律の規制が強化された。今後、娘のような犠牲者が出ないよう、娘も見守ってくれるのではないかと思っている」と話しました。”



昨晩のNHKの9時のニュースでは、一人娘を失った御両親の・・・特にお母さんの心情を丁寧に伝えていた。

娘さんを亡くしてからの1年、お母さんはその気持を何冊ものノートに書き綴ってこられた。というより、悲しみや苦しみをぶつけてこられた。それは文章になっていることもあれば、ノート一面に書かれた娘さんのお名前であったり、感情をそのままぶつけた荒々しい線であったり。悔しさのあまり、ボールペンでノートを突き刺したこともあるという。

妻もニュースを見ていたが、亡くなったお子さんが一人娘であるとTVが伝えると、「まあ・・・」と言ったまま絶句していた。妻自身、幼い双子の弟妹を交通事故で失った、交通事故被害者の家族である。妻の両親・・・とくにお母さんは何年も精神的にどん底を彷徨ったと聞く。だが現在、完全ではないにしろ立ち直れたのは、妻をはじめ残った子供達が居たからだろう。

「私だったら何にもできなくなる。時が止まってしまうわ・・・」

「あんなクスリやるやつは人間じゃないね。・・・しかし懲役12年かぁ。。。」

ニュース内でお父さんが言及していた規制の強化は、以下のサイトにまとめられている。

くらし☆解説 「危険ドラッグ 規制強化で効果は?」 | くらし☆解説 | 解説委員室:NHK

簡単にいえば、規制対象が大幅に拡大され、成分の分析を待たずに販売を禁止することができるようになったのが最も大きな改正点である。この他にも様々な対策がなされている。効果があがるには時間がかかるだろうが、これ以上の被害者を出さないためにも必要なことだ。

・・・

息子の世話をしていて、面白かったこと。

スポーツドリンクを「まぐまぐ」で飲ませていたのだが、飲み終わると・・・

「くはぁ~」

と大きな声。妻も私も大笑いしてしまった。

「ビール飲み干したおじさんみたい。どこで覚えた(^^)?」

面白いのでそのあとも何回か飲ませてみたが、飲み終わるたびに

「くはぁ~」

・・・面白いヤツだ(^^)



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2015年1月26日月曜日

生後635日目 自治会ボウリング大会でまさかの・・・

昨日は引越先の自治会でボウリング大会(^^;

私は上部消化管の全てに炎症を起こして会社を2日ほど休んだのだが、しかし、引越先のお付き合いは重要である。妻に車の運転をお願いして、ボウリング場に出かけた。

ボウリング場の入り口では、お隣のTさんが私達を待っていてくれた。ボウリング参加者のうち、面識があるのはそのTさんと、反対側のお隣のKさんだけ。なので気を遣って迎えに出てきてくれていたというわけだ。何だか、この自治会の方々はとても優しい(^^)

そのボウリング。私達のレーンになっていたお二人が急に来れなくなり、私達家族だけになったのだが、まさかの・・・ハンディキャップ抜きで妻に負けるという・・・初めての屈辱(笑 まあ、妻が妙に調子良かったということもある。

というわけで、妻はハンディキャップを加算された結果、5位入賞。商品のコメ2kgその他をゲットし、早くも数カ月分の町内会費を取り戻した。商品をいただく時に、軽~く町内の方に紹介していただいたのは有りがたかった。

1歳なので競技はしていないが、参加できなかったお子さん用の参加賞(中身はかなりの分量のお菓子)を貰った息子。というわけで、最も稼ぎ(?)の悪かったのは参加賞のみの私であった。

息子は町内のおじいちゃんに、「2歳?」「女の子?」と聞かれ、「1歳8箇月です」「男の子です」と答えていた妻。「『奥さんに似とるなあ』と言われたわ。滅多にないわ」と笑っていた。

そういえば私も妻も忘れていたが、息子の口唇裂の手術痕について質問されるようなことはなかった(別に聞かれても構わないのだが)。まだ引越先での生活は始まったばかりだが、楽にやっていけそうな気がしてきたところだ。



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2015年1月25日日曜日

生後634日目 仕事のストレス?/引き戸の安全対策

私は逆流性食道炎、びらん性胃炎、十二指腸炎のトリプルコンボと診断され、ネキシウム(エソメプラゾール)という薬を就寝前に飲みはじめた。この薬は、プロトンポンプ阻害剤・・・つまり胃酸の分泌を強力に抑えるもの。ちなみにピロリ菌の除菌の際にも抗生物質の効果を高めるために併用される事が多い。

数年前に胃がんリスクABC検査を受けた時には、ピロリ菌感染はないと診断されているので、そこから新たに感染していない限り、ピロリ菌は原因から除外できる。となると原因は仕事のストレスだろうか(^^; なるべく仕事は割りきってやっているつもりなのだが、昨日つい・・・

「ノンストレスで月に100万くらいの手取りの仕事ないかなぁ」

と買い物に行く車中で呟いてしまった。しまった、と思ったが妻には聞こえていた・・・

「やっぱり仕事がストレスなのね? ・・・辞めてもいいのよ(T_T)」

「いやいや、冗談です。大したことないよ」

「ホント? 大丈夫??」

なんてやりとりになってしまった。・・・まあ、仕事はボチボチ、のらりくらりとかわしながらやっていこう(^^;;

・・・

昨日のメインなイベントは建具(引き戸)の安全対策として、嵌めこまれたガラスを全てアクリル板に交換してもらうことだった。ちなみに8枚のガラスのうち1枚は既に息子によって割られていた・・・。

元々すりガラスだったので乳白色のアクリル板に替えてもまったく違和感はない。また、アクリルの熱伝導率はガラスの1/3くらいなので、夜の引き戸側のひんやり感が少なくなったように思う。何より、息子がガラスを割って怪我をする心配がなくなった。絶対に割れないのを目指すならポリカーボネートだろうが、そこまでする必要はないだろう。

その息子、今朝は「ものもらい」が右目にもうつった。やることは点眼だけなので、まあいいのだが。



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2015年1月24日土曜日

生後633日目 胃カメラの結果/病棟で出る食事

昨日は胃の内視鏡検査を受けた。妻が勤務していたことのある胃腸科外科で、彼女のアドバイスに従って、前日の夜から絶飲食。午前中に受診して、何とかその日のうちに検査してもらうことができた。ちょうど、1名キャンセルがあったらしい。

胃カメラの前にはエコーでの念入りな検査。エコーでは、胃・膵臓・肝臓などに所見はなかった。ついでなので「脂肪肝じゃないですか?」と聞いてみたが、大丈夫ですと言われてその意味では安心。ただ、症状があるのに、前日の血液・レントゲン・心電図、そしてこのエコーでも何も無いと言われると結構ヘコむ。。。

次はいよいよ胃カメラ。 喉に麻酔のスプレーを吹き付け、さらに麻酔の注射。この病院では麻酔で眠っている間に検査をしてもらえるのでとても楽だ。目が覚めて、回復室で検査結果の髪を見せてもらう。そこには・・・

・ 逆流性食道炎
・ びらん性胃炎
・ 十二指腸炎

の3つが書いてあった。まさかの消化管炎症のトリプルコンボ。食道から十二指腸までずらっと炎症状態みたい。

横になりながら、近くから聞こえてくる妻とDr.の話を何となく聞く。食事とかで気をつけることを聞いているようだ。まあ、とにかく痛みの原因が分かってよかった。

処方された薬はネキシウムとナウゼリン(のジェネリック)。これで炎症を抑えられれば楽になるはずだ。

・・・

病院からの帰宅途中、妻の携帯にママ友から着信した。どうやら、口蓋裂手術直後に病棟で出された食べ物に疑問があるらしい。

「バナナ出たんだって」

「嘘でしょ」

口蓋裂の手術直後に固形物が出るはずがない。ましてバナナなど論外だ。絶対違うから病棟の看護師に確認して!という妻。そりゃそうだろう。

ママ友さんが確認したところ、Dr.の指示忘れで・・・という説明だったらしい。しかし、仮にそうであったとしても、年間100例を超える口唇口蓋裂の手術を行い、そのケアをしている病棟の看護師なのだから、手術直後の食事がどうあるべきかなどしっかりわかっていなければならない。手術直後の食事にバナナなんか出てたら、お母さんに言われなくてもお子さんに出さないようチェックすべきだ。

さて、息子さんは口蓋裂手術後の最初の夜を乗り越えたはずだ。ここからは日にち薬である。

・・・

現在、建具屋さんが引き戸を修理中。息子が嵌めこまれたガラスを割ってしまったもので、ガラスをアクリル板に交換する作業だ。


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