2015年5月4日月曜日

生後733日目 2歳

昨日になってしまったが、息子の2歳の誕生日だった。
夕方に京都から帰省してきた娘は、なぜかチーズケーキを焼いて持ってきた。誕生祝いだそうだ。食べてみたが、かなり美味い・・・。大学は理系(化学)の勉強をしているはずだが、なぜケーキ焼きに目覚めたのだろうか。

そんな2歳の誕生日であったので、ちょっと振り返ってみよう。

まずは誕生直後。
両側完全唇裂・顎裂・口蓋裂。でもその他に障害はなく、3250gで生まれた。

生後4箇月・・・手術直前。


そして手術直後。

生後6箇月。
生後9箇月。
ホッツ床で遊んでいる。
1歳。
1歳3箇月。

ちょっと遅目だがしっかり歩き始めた。
1歳6箇月で口蓋裂手術。


1歳9箇月。




そして昨日、2歳。





2歳から3歳にかけては、専門外来の治療の他は、大きな手術などの予定はない。言葉の発達は2~3箇月遅れているらしいが、この状態もそれなりに可愛いので、のんびり見守ってやろうと思う。



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2015年5月2日土曜日

生後731日目 1歳ラスト・デイ

主に妻が調べ物やチラシを見たりするために、7インチのタブレット・・・Nexus7(2012)を使っている。当初はレスポンスが良く使いやすかったのだが、Androidのバージョンが5に上がったあたりから動作が遅くなった。

この状態の対処としては、以下のようなものがあげられている。
  • キャッシュパーティションをクリアする
  • Chromeブラウザのキャッシュをクリアする
だが、我が家のNexus7ではほとんど改善しなかったというが正直なところだ。そこで、この端末を工場出荷状態にリセットした。手順は省略するが、これでだいぶ快適になった。ちなみに工場出荷状態にリセットしても、Androidのバージョンはリセット前のバージョンのままだ。

・・・

さて今日のお題は主に2つ。アカチャンホンポで紙おむつの箱を買うことと、実家と病院を回って私の母と父の様子を見てくることだ。

アカチャンホンポでの買い物の前に、同じショッピングモール内にある書店に立ち寄ると・・・

多くの絵本があって目を引く。結局買わなかったが・・・

紙おむつの購入後一旦帰宅し、そこから自宅へ立ち寄って母の様子を見る。1件だけちょっとややこしい郵便物が来ていたが、全く急がないから父が退院してからでもいいだろう。

そこから病院に立ち寄ると、月初めなので事務員さんが全員出てレセプトをやっていた。妻の同級生にも会えたし、数日前のIさんにも挨拶できた。

父の様子は水曜日とあまり変わらないように見えたが、リハビリが本格的に始まっているようだ。まだ自宅住所の後半がうまく出てこないらしい。まあ、最初から全部出来たらリハビリする意味は無い。ゆっくりやればいいよと声をかけている横で、のんきに息子が遊んでいた。

その息子、今日で1歳は最後の日。明日で満2歳となる。そして明日は、京都から娘も帰ってくる予定だ。




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2015年5月1日金曜日

生後730日目 父の入院を伝えるかどうか。。。

昨日もまた妻からSMSが飛んできた。私の母から妻に電話があり、父の姉弟・・・3人いるが・・・に今回の脳梗塞の件を伝えるべきかどうか、という相談だったという。というのも一昨日、妻と息子と3人で病室に入ったにもかかわらず、後から来た母に「(私の名前)しか来ていない」と言ったそうで、ちょっと心配になったらしい。

親族が入院した場合、親戚に伝えるかどうかというのは悩むところだ。軽症ですぐに退院できるものなら伝えると心配をかけるだけになるし、重症なのに伝えないと後から何を言われるか分からない。

というわけで昼休みに実家に電話して相談した結果、詳しい検査の結果が出ていないうちに伝えておこうということになった。このあたり、昔なら母もさっさと自分で判断して行動していたのだが、最近は何かと私(と妻)に相談してから決めることが多い。

帰宅して妻に、叔父・伯母に伝えるように話した、と伝えると

「お義母さん、心細くなってる感じね・・・」

と言う。口唇口蓋裂の息子の治療のため、通院に便利な場所に家を買って引越したが、実家からは遠くなった。こういう時には申し訳ないなと思う。まあ、実家の隣には私の姉が住んでいるから大丈夫だとは思うが。

さて、今日は5月1日。2年前のこの日、産科Dr.から・・・

「胎児心拍が120に落ちている。もう産みましょう」

と言われて入院した。

LDRに入って胎児モニターを付けると・・・

「心拍・・・160・・・あれ?」

胎児の心拍としては普通に戻った(笑)

「でもまた落ちるかもしれないし、産んじゃいましょう」

というわけで、ここから陣痛促進剤を使っての分娩が始まった。このとき、まさか足掛け3日、54時間もかかるとは誰も思っていなかった。



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2015年4月30日木曜日

生後729日目 父、脳梗塞

一昨日の夕方、妻にいつものようにSMSで帰りの電車の時刻を伝えると、珍しく数分後に返信があった。

「16時前にお義母さんからTelあり。お義父さんが脳梗塞で(病院の名前)に入院しました。様子がおかしく車で行ったそう。保証人記入で来てほしいって。今日でなくていいと」

分かりました、と返信し、10分ほど電車が駅に着くのを待ち、バスターミナルまで歩くあいだに実家に電話をかけて確認する。母の話では処置が早くできたおかげで四肢や言語に麻痺のようなものはないようだ。まあ、一安心か・・・

翌日、息子を連れて実家に行き、保証人記入欄に記入しながら母に様子を聞いていたが、やはりさほど大きな後遺症は出てなさそうだ。母は私の仕事に影響が出るのを恐れて、私に直接連絡を取るのは控えたそうだ。まあ、この程度で仕事に影響は出ないが。それにしても、ここのところ入院申込書にやたら縁がある。

母は夕方から病院に行くということだったので、私達だけで病院に向かったが、その前に、ちょっと空腹だったので「珈琲館」でモーニングをいただく。

息子はトーストもスクランブルエッグもガツガツ食べる。食物のアレルギーが無くなったのはありがたいことだ。

病院に着いたのはお昼前。祝日なので駐車場には空きがある。母から、「ただの見舞い」でも受付で駐車券を処理してもらえば無料になると聞いていたので、一人だけおられた受付の方にお願いしようと近づくと・・・

「あら、(本名)さん!」

と声をかけられた。

地元の病院なので、知り合いも多く勤めている。私の小・中・高の同級生の看護師、従姉の看護師、妻の中学の同級生、元職場の同僚・上司など。だが、誰にも当てはまらない。。。1秒後名札を見る。I.Sさん・・・分かった。妻との結婚指輪を買ったお店の女性店員さんだ。

「おぉ!? Iさんなぜここに??」

「転職いたしまして・・・」

Iさんはシングルマザーで、高校生の娘さんが一人。勤めていた宝石店に私達が結婚指輪を買いに行ってからのお付き合いだ。妻が私と再婚する前は娘を抱えたシングルマザーだったわけで、Iさんと共感する部分が多く、客と店員という関係は別にして、お食事をさせていただいたりしたこともある。

結婚指輪を買った時に、プレゼントとして「ベビーリング」も貰っていた。赤ちゃんが生まれた時にその誕生石を埋め込んでもらえるというサービス付きだ。それから長い不妊治療を乗り越えて、生まれたばかりの息子を連れてベビーリングをお店に持っていった時のことはまだ覚えている。

Iさんに見てもらった時の息子は口唇裂手術前。

「これから長いけどしっかり治療させます。手術前に連れてきたらびっくりするかなと思ったけど、早くベビーリングを仕上げてもらいたくて」

という私の話を少し涙ぐみながら話を聞いてくれたIさん。もちろんベビーリングは特急で職人さんが仕上げてくれた。

その時にIさんの娘さんの話にもなり、仕事柄、少し精神的に不安定だった娘さんと向きあう時間が取れないことを悩んでおられた。日曜日が休めない仕事はそういう時に辛い。

それから2年近くが経過し、Iさんは医療事務関係の資格を取得して、約1年前に転職したそうだ。シングルマザーであり、あの時間がない仕事をしながら資格の勉強をしていたのだから、相当な頑張り屋さんである。昨日は祝日に出勤していたが、それは・・・

「昨日(28日)休みたくって、それで代わりに今日出てるんです。昨日は広島に劇団四季を娘と観に行きました♪ 時間的にそういう自由が効くのが本当に助かるんです」

という理由だった。そういうことなら娘さんも落ち着いているということだろう。

・・・

病室に父の様子を見に行くと、母の言うとおり、言語や四肢には影響はないようだ。ただし、ところどころ記憶の欠落があり、味覚もあまり無いらしい。まあ父は来年で80歳だし、こうしたこともあるだろう。何日ぐらい入院するかはまだ分からないが、GW中は入院ということになるだろう。

まあそんなわけでまたブログ更新を飛ばしてしまった昨日であった。



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