前日に燃料を満タンにしたプジョー・207に妻と息子を乗せ、倉敷から福山に小一時間運転してスシローに到着した。なぜスシローなのかというと、楽天ペイで決済ができるため、貯まったポイントで支払いができるから。ポイントであれば私達が支払いをしてもFさんの気兼ねが少なくて済むだろうと考えた。
そういうわけでスシローの駐車場でFさん一家と合流し、開店と同時に入店。Mちゃんはサーモン、お姉ちゃんはタコ、Fさんはエビをそれぞれ「1本」(1種類だけ、気のすむまで食べること)。その後はランダムにラーメン、うどん、ケーキ等々。期間限定ポイントをすべて消化することができた。
シングルマザーのFさんは、現在は工場の夜間バイト(18~06時)だけを行っている。少し前までもう一つバイトを入れていたそうだが、身体の危険を感じてやめたそうだ。そして、土日は休んで子供たちと過ごすようにしているとのこと。賢明な判断だと思う。
約2時間しっかり食べたあと、いよいよFさんに皆さんからの寄付である商品券の話題に。私が経緯を説明し、現物の商品券をお見せしたうえで、同額の現金をお渡しした。商品券のままだと忙しいFさんが換金するのに手間がかかると考えたからだ。
Fさんはとてもよろこんでくださった。
「世の中にこんなに優しい人がいるなんて信じられない。私はどうやってお礼をしたらいいのでしょう?」そうおっしゃられたので、事前に準備していたお名前とご住所のリストをお渡しした。3月の手術が終わって落ち着いたころには、お礼状が届くのではないだろうか。
Fさんは過酷なバイト生活から脱すべく、宅建士の資格を取る準備を始めたそうだ。私も取ろうかと思って調べたら、秋の情報処理技術者試験と試験日が同じだった。国家試験を受けた数ではたぶんその辺の人には負けないので、この件についても何らかの協力ができればいいなと思っている。
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お礼なんて必要ないのでは!
返信削除子育ては、あっと言う間に過ぎてしまいます。手術の時だけでなく、少しでもお子様に寄り添ってあげてください。無理せず、毎日夢を持って努力されたら良いのでは。元気にお子さんが育っているのが判れば、それだけで十分だと思います。
東京の老人より。
ひめさま
返信削除遅くなりました。大阪のPeugeot308 1.6Hdi です。
>サポートは大上段に構えるのではなく、それぞれが
身近な人を助けていくのが自然で好ましいと考えてい
ます。
おっしゃる通りだと思います。最近、所用で出かけた
市街地にある、私鉄駅連絡路で教育機関の学生(中~大)
がネパールに家もしくは学校を建てるためといって
募金を呼び掛けていましたが、少しも気持ちが乗りま
せん。
国内の児童の1/7が貧困だと報道されているのに、
海外の貧困を助けましょうと言っても、は?です。
教育機関に交流事業でもあるのでしょうけど、
先生、足下が見えてないよ、といいたい。
ひめさんが紹介した方のような人が、また現れた
ときか、見つけたとき、また寄付をしようと思います。