今日はドッヂボールの練習試合に息子を連れて行くところから一日が始まった。息子はフェースガード装備。骨移植を前にして上顎でも骨折しようものなら、それはそれは大掛かりな手術になってしまう。本人には申し訳ないが・・・。
息子を送って帰宅したところに、金曜夜から母が入院している病院より電話連絡があり、紙おむつを持ってきてくれと。その他にも、妻の両親の服薬チェックや買い物など、いろんな用事を済ませながら、練習試合が終わりかけた体育館に着いたのが17時前。
体育館の階段を上ろうとすると、息子のチームメイトが訥々と教えてくれた:
えっと、歯のことで・・・、フェースガードを付けてたら〇〇杯や県大会に出られないって言われて、ちょっと泣いてた・・・
そう、ありがとね・・・と妻と二人でその子に言いながら、ちょっと困ったと思いつつ体育館の中に入った。
観覧席から見下ろした息子はやはり、若干元気が無いようだった。友達がついてくれていたのは有難かったが。
練習試合が終わって、解散前にチームのコーチが状況を話してくれた。どうも、協会のルールではフェイスガード等を装着して公式戦に出ることはできないということを、問い合わせて今日コーチ陣も知ったということで、本人には言い難かったと思うが、伝えてくれたようだ。
帰りの車中から帰宅してしばらく、息子は泣きながら、「何で僕だけ?」と悔しがっていた。ルールの背景まで知らないのでそっち側のアプローチでなだめることはできない。従って正攻法でいくしかない。
ドッヂはやめてもいいんだよ。で、君は、自分が活躍したいのか、それともチームに勝ってほしいのか、どっちだい?
小学3年生には酷な質問かと思ったが、息子は:
チームに勝ってほしい
そう言った。
なら、今のところ公式戦には出られないけど、いつもの練習や練習試合で、チームのためにできることがあるんじゃないかな。それを考えよう。
息子は不承不承という感じで頷いた。
食事の後、ばったり倒れこむようにして眠った息子を見ながら、妻は「何か悔しがり方が成長したな、って感じだわ」と言った。まあ、それだけ熱中できることができて良かった。課題としては協会のルールの詳細確認と、より使いやすい防具の探索だ。
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正直、涙が出ました。お子さんは、不条理とは言え、規則と言うものを理解し始めたようにも感じます。そして個人より組織を考えられると言う点に関しては、大人であっても頭が上がりません。半面、「フェイスガード等を装着して公式戦に出ることはできない。」と言う部分は、訳が判りません。詳細が判らないのですが、フェイスガードは、選手同士がぶつかったりすると他の選手にけがをさせるようなものなのでしょうか?逆に、付けている選手は、有利にプレーができるとの判断なんでしょうか?不条理にしか思えません。
返信削除頑張ろうとする子供たちのことを阻害するような規則は、変える事を考えたいと思いますが、如何でしょうか?
まずは、理由を知るところからでしょうか。
東京の老人より。
こんばんは(^^)
削除今現在、悔しい気持ちと何とか納得しようとする気持ちの間で行ったり来たりしているような感じです。
それでも練習試合にはフェースガードをして出ていますし、まあなんだか、大きくなったなと感じます。