AdBlueは基本的に尿素の水溶液で、濃度は32.5%。凝固点は-11℃。山陽地方の平地では滅多にこの気温を下回ることはない。なので厳冬期の気温が結晶化の原因とは考えにくい。
エンジンを停止させる際、AdBlue配管内を空にしてタンクに戻すエンプティングという動作を行うのだが、この際インジェクターのバルブは全開になっているため、インジェクター内部が一時的に高温になり、徐々に冷えていく。この時に、僅かに残ったAdBlueが結晶化して、インジェクターのリークや詰まりの原因になる、ということらしい。
インジェクターのリークがあるとSCR触媒にダメージがあるほか、尿素水が触媒内で一気に蒸発して白煙が生じることがあるらしい。検索するとインジェクターの構造やエンプティング動作の制御の変更(設定温度以下になるまで遅らせる)、AdBlueへの添加剤の使用などが対策として存在するようだ。
さて、今日は妻の代わりに、義両親の服薬管理などを行う。リフレッシュした308BlueHDiで。
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