2014年11月2日日曜日

生後549日目 2歳1箇月児と並べてみる



義弟が家を新築し、夕食に招かれたので家族でお邪魔した。義弟の長男(以下従兄くん)は息子より7ヶ月前に生まれているので、2歳1箇月だ。写真の黄緑色の服が息子、ボーダーの服が従兄くん。

並べてみると、身長はほとんど同じ。聞いてみたら体重も同じだった。従兄くんは標準的な身長・体重らしいから、息子は2歳児と同じ体格ということだ。もちろん言語の発達は従兄くんのほうが何歩も先を進んでいるが、7箇月後にあれくらいなら・・・近いレベルに到達するんじゃないかという気がしないでもない。根拠はないが(^^)

二人を遊ばせていると、自分の家ということもあってか従兄くんは自由に動き回り、息子は従兄くんに興味があって触ろうとトコトコ近づいていく感じになる。こうした興味を持って行動してくれることは嬉しいものだ。そういうのを見ていると、やはり保育園などで多くの子と一緒に遊ばせるのは大切なことだと思うし、妻もそう感じていたようだ。

・・・

さかのぼること6時間、昨日のお昼すぎには義弟のところに持っていくスイーツを買おうと、私の職場近くの駅まで出かけた。駐車場から駅までの途中にNHK放送局のロビーがあり、親子連れで賑わっていた。口蓋裂の手術直前で、息子に風邪を引かせないように・・・とは思うが、これをスルーするのはしのびない。

「ななみちゃん」のキャラクターは大丈夫だったのだが、「ポコポッテイト」の「ムテキチ・ミーニャ・メイコブ」のキャラクター達は怖かったらしく逃げ出してしまい、写真は撮れなかった。

「エキナカ」の店はどれも賑わっていて、妻はクレープを食べたいのを必死に我慢して、私達は目的のスイーツを買って早々に離脱した。口蓋裂の手術が終わって落ち着いたら、またゆっくり来よう。




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2014年11月1日土曜日

生後548日目 子宮頸がん検診を・・・

中途入社の社員の歓迎会を終えて帰宅すると22時を回ってしまっていたが、息子は18時ころから眠っていたらしく、私が帰ると起き出してきて遊びはじめた。
昨日は写真が撮れていないので、これは一昨日の写真。電話のオモチャは大好きだが、放り投げて遊ぶので床にあたって大きな音がする。下階の人ごめんなさい。

放り投げるといえば、ソフト積み木も片手に2個ずつ、いっぺんに4個持って同時に投げるのが彼の最新の遊び方だ。ソフト積み木は大きな音もしないし床や壁に傷も付けないので賃貸暮らしにはありがたい。昨日は延々と日付が変わるまで、拾っては投げ・・・を繰り返していた。

・・・

妻は、息子の口蓋裂手術の入院期間が終わったあたりで子宮頸がんの検診を受けられるように、色々と予定を考えているようだ。昨晩、そんな話を私にしてくれた。二人とも、息子が自立できるまで元気でいなければならない。

子宮頸がん検診の受診頻度は2~3年に一度が良いと言われている。妻は息子を出産して1年半だし、若い時には異形成が見つかって円錐切除をしたこともある。このくらいのタイミングで検診を受けるは私も大賛成だ。

子宮頸がん検診の日本国内の受診率は25%前後だそうだ。米国では80%を超えているというからその差は大きい。検診によって早期に発見すれば子宮を温存できる可能性もあがるので、多くの女性に検査を受けてもらいたいものだ。ちなみに、日本では毎年2500人もの方が子宮頸がんで亡くなっている。

妻は婦人科にもいた看護師なので、若い女性が子宮頸がんで子宮を全摘出したり、中には手遅れで亡くなった例を幾つも見ている。だから娘には迷うことなく子宮頸がんワクチンを接種した。もちろんワクチンだけでは全てのHPVを防ぐことはできないから、接種していても定期的な検診は必要だ。検診も、100%見つけられるわけではない。ワクチンと検診を両方行ってこそ、子宮頸がんのリスクを大きく下げることができる。

妻が若い時にもし子宮頸がんワクチンがあったら接種していただろうが、こればかりは仕方ない。定期的な検診ができるよう、私としても協力は惜しまないつもりだ。




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2014年10月31日金曜日

生後547日目 声掛け・話し掛け

昨日から急に、というわけでもないが、若干息子への声掛け・話し掛けが多くなった我が家。7割くらいは妻。
「ご飯食べる人!(手を挙げる)」
「(お風呂で)はいズボン脱いで~(脱ぐ真似)」
挙手や着衣・脱衣も積極的に働きかけてみると、少しずつではあるがそれなりに進歩しているので、この調子でやってみることにしよう。意味のある言葉はあまり出ないが、現段階では発語よりも内面的な言葉・・・モノや概念の名称を蓄積していきましょうと指導を受けている。
「普通だったらこんなにチェックされないから、発達ものんびり見てられるんだけど。。。」
とは妻の言葉である。まあ2~3箇月おきに「身体が96、認知が95、言語が70ですね~」とか評価されると、否応なくST(言語聴覚士)さんやDr.の指示をもとに、あれこれやらなきゃ・・・という気持ちになってしまう。

発達の度合いが人それぞれだというのは私も妻もよく分かっている。実家の両親に聞けば、私などは2歳を過ぎても喃語の一つも発さなかったそうだ。母は祖母に、「この子はお腹に何か忘れてきてる」とか言われて結構カチンときたらしい。その分、しゃべり始めるといきなり大人と同じような言葉遣いだったそうで、「この子は完全主義者なんですよ」と祖母に言い返したとかなんとか。
息子は元気に遊んでいるが、ごく僅かに咳の症状がある(4~5時間に1度くらい)。熱や下痢などの症状は無い。入院まであと10日、何とか本格的な風邪などにならずに済みますように。


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2014年10月30日木曜日

生後546日目 言語発達度70%

昨日の術前検査でも一緒に受診した、妻のママ友(Wさん)のお嬢さんの発達には驚かされた。まず自分で靴が履けるということ。脱ぎ履きしやすい形状なので、床に置いてあるところに足を入れるだけで済む・・・とはいえ、お母さんの指示を聞いて実行するところが、たいへんしっかりしている。息子の場合は靴が脱げて転ばないようにと、マジックテープできっちり固定するタイプを履かせている。そのため、「クック履こう」と言えば玄関先までは行くものの、自分で履くところまでには至っていない。

昼食時には、お嬢さんは自分で、フォークを持って先に刺さった鶏肉を口元に持っていくし、待合ではぬいぐるみを見せると、お母さんの発音を真似て「あんあんまん(アンパンマン)」と言ったり。帰り際には大きな声で「あいあい(バイバイ)」と言いながら手も振ってくれた。あれなら言語聴覚士の先生も(構音はともかく)発達状態に文句のつけようがないだろう。

そんなお嬢さんを毎回隣県から受診に連れてきているWさんだが、御主人はあまり協力的とは言えない。御主人は昨日休みだったそうなのだが、受診に付き合うこともなく、何と京都へ遊びに言ってしまったそうだ(ウチでそんなことしようものなら一気に家庭の危機である)。そんな御主人はWさんから「旦那」とかではなく「うちの戦力外」と呼ばれている。

Wさんのお嬢さんは中耳炎を頻繁に繰り返しているのと、聴力が弱いと診断されている(人工内耳を装着する可能性もある)。御主人が「戦力外」なこととお嬢さんの耳の件では御苦労が多いが、お嬢さんの発達は素晴らしいので、少し気が安まるのではないだろうか。

Wさんのお嬢さんの発達が良い要因の一つには、やはり4歳(5歳だったかもしれない)のお姉ちゃんの存在があるだろう。2~3歳上のきょうだいと関わりながら育つというのは重要な事だ。ウチにもお姉ちゃんは居るが、何しろ18歳上だし、県外で独り暮らしだし・・・。

しっかりしたWさんのお嬢さんに対して、息子の言語の発達は通常ラインに比べて7割程度である。今18箇月だから、言語的には1歳ちょっとくらいという感じ。リハビリのDr.には「順調な遅れ具合(口唇口蓋裂の子の遅れ具合としては普通)」と言われてはいるが、ここから取り戻せるのかという不安はやはりある。

ただ、運動や認知の発達は問題なしという判定を言語聴覚士さんから頂いている。この3箇月で気にかけてやってきたことといえば、
  • ソフト積み木などで一緒に遊ぶ
  • 絵本を一緒に読む
  • 公園で遊ぶ
などが主なことだ。特にソフト積み木は効果があったと思う。投げたりしても音がしないし床や壁に傷がつかないので、賃貸暮らしでも安心だ。

言語聴覚士さんとの面談では、△や○や□の枠に同じ形のパズルを入れるといったものがあり、これはソフト積み木での遊びと似ているので、初めて見るものでも比較的すんなりクリアできた。あと、大中小のカップを入れ子にするオモチャとか、小さな瓶に鈴を入れたり出したり蓋をしたり、というものもあったが、実力なのか運がいいのか、これも何とかクリアした。

口蓋裂の術後は、遅れている言語の発達を取り戻すのがメインテーマになってくる。身の回りにあるものの名前を私達が折にふれて認識させたり、絵本の読み聞かせをしたり、保育園などで他のお子さんと交流させたりと、そうしたことだ。

まあ、運動や認知にしても言語にしても、発達の速度は人それぞれである。息子にも私達にも負担にならないような感じで努力していきたいものだ。



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