「周りの人は、○ちゃん(息子)のお口のことどう見えるんだろう」何か気になることがあったのだろうか。
「あまり分からないんじゃない? そんなにお口ばかり注目して見ないだろうし」
「お父さん(妻の父)がね、もう少し綺麗に治ると思ってたみたいなことを昨日言ってたから・・・」そういうことか・・・。
「手術の痕を気にしながら見るからだろうね。確かに赤唇のところは見れば不自然なのはわかるけど」傷痕や、障害の捉え方は人それぞれだ。傷痕の綺麗さについても「もっともっと」と上を目指せばきりがない。口唇口蓋裂の治療については、口唇形成は最初の1ステップに過ぎず、口蓋裂や構音の治療、歯列や反対咬合の矯正など、多くの治療とのバランスを見ながらすすめていかなければならない。早い話、現状で口唇の状態だけを気にしているわけにはいかないのだ。
さて、昨日は伯母がサービス付高齢者向住宅に入居してから3日目。入居後の生活に慣れるまでは、頻繁に様子を見に行ったほうがいいだろうということで、昨日も伯母の部屋を訪ねた。3日連続である。私の父母と姪も同行したので、私達家族3人と合わせて計6名。
伯母の話を聞く限り、食事やお風呂に少しずつ慣れてきているようだ。服薬の管理も職員さんが行ってくれるらしい。軽度認知症なので、色んな事を忘れてはいるけれど。
伯母:「ところで私、今何歳(いくつ)?」この質問も何度も聞いている。
母:「85よ。お義姉さん」
伯母:「あら、そんなに歳とったの。いやぁねぇ。。。」
母:「まあまあ お義姉さん、私もすぐ追いつくわよ」
一同:「え!?」10年ぶりくらいに母の冗談を聞いた気がする(^^;;
・・・
息子を連れて帰宅しゆっくりしていると、京都の大学に通い独り暮らしをしている娘から、妻に電話があり、すぐに私に代わってということだったので受けると・・・
娘:「あの、部活でホイッスルとか要るんです」娘はなぜか、部活を弓道部からアメフト(のマネージャ)に変えている。
私:「笛か。そのへんで買えるんじゃない?」
娘:「先輩は100均で買ったと言ってました」
私:「(ーー; なら、その先輩に連れて行ってもらえば・・・」
娘:「あと、帽子が要ります。洋ダンスの3段目の棚の・・・」
私:「人の話聞いてるか?」
娘:「それから、ショルダーバッグが私の部屋のクローゼットに・・・」
私:「・・・まあ、そういうのを送ればいいのね?」
娘:「ん~っと、○ちゃんと一緒に持ってきて♡」
私:「は?」非常に回りくどいのだが、要するに家族に(特に弟に)会いたいだけのようだ。それなら最初からそう言え・・・(笑
そんなわけで、今月末の娘の誕生日前後に京都に行こうと思う。それまでには息子の1歳の予防接種も終わっているはずだし。
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