生後599日目 キッチンで事故寸前

荷物が整理できていないので、昨日は「珈琲館」で朝食をとることになった。私達は引越疲れと新居一日目の慣れない部屋での就寝ということもあってボーっとしていたが、息子は歩き回りたくてしかたないようで、騒ぐ騒ぐ・・・

店員さんにも気を使わせてしまい、ひとくちゼリーのカップを持ってきてくれた。支払時に御礼を言うと、もう一つどうぞと息子に渡してくれた。こういうことで、また来ようかなという気分になる。

このあと実家に寄って、置かせてもらっていたデロンギのパネルヒーターなどを持ち帰らせてもらった。寝室にエアコンが付いていないための急場しのぎだ。電気の利用効率は悪い（エアコンの１／３～１／４）が、とりあえず・・・

そして荷物を積んだまま今まで住んでいたアパートに移動。娘の部屋のシーリングライトを撤去し忘れていたのと、おおまかな掃き掃除。ちなみにアパートの駐車場には私のプジョーが停まったままだ。バッテリーあがりの対処はできていなかったが、午後３時まで雨が降り続くという予報だったので、ブースターケーブルを接続しての始動はそれ以後。

妻の実家の青果市場に立ち寄って果物のプロに選んでもらったのはネーブルオレンジ。これを持って前日に引越し作業のため駐車場を使わせて頂いた会社の方への御礼と御挨拶。

少し新居で休んだあと午後４時にもう一度アパートに戻り、妻の車と私の車のバッテリーを接続して再始動。とりあえず私は小一時間走行して帰宅した。今日再始動できなかったら・・・地元プジョーのディーラーにバッテリーを発注するしかない。そのへんの小さなカー用品店では売っていない。

引越時に子供の事故がよく発生する、と忠告を頂いていたので引越日は細心の注意をはらっていたのが、昨晩は少し監視の目が緩くなり、息子がキッチンの扉を開けて包丁の刃を素手でつかむという冷や汗モノの行動を事前に予防できなかった。幸い手を切ったりはしなかったが、扉を開けないように早急な対処が必要だ。危ない危ない・・・

妻が電話を取らないので私の携帯に掛けてきた娘が、２７日くらいに帰りたいと言ってきた。こちらから持って行きたいものもあるので、荷物を私の車に載せて京都まで走り、荷物を降ろしたらすぐさま折り返して帰るつもりだ。高速代＋燃料代はかかるが、そのほうが娘の新幹線代＋宅配便の送料より安いという判断。だが、降雪など天候が悪ければ諦める。

「ところで風邪などひいていませんか？」

「ううん。ひいてない。けど、インフルの（予防）注射もしてない」

「おぉ～？　そりゃいかんなぁ。友達とかバイト先とか、ましてバイト先のお客様（※）にうつしちゃまずいからね。受けてね」　※ 娘は某高級ホテルの結婚式・宴会場でアルバイトしている。

「・・・はぁぁい」

その後もろもろ話したあと、じゃあね、と言うと・・・

「はぁい、失礼しま～す」

「『失礼しますぅ』？　（笑）」

「あ～（苦笑）　じゃあね～　バイバ～イ」

バイト先は年上の人ばかりだろうから、あの娘もすこしものの言い方が身についてきたのかな。「バイトするなら年上の人と接する機会のあるものにしなさい」と言った覚えはあるが、披露宴の給仕などしていれば先輩から礼儀や言葉遣いを叩き込まれるだろう。良いバイト先を見つけたようだ。かなりしんどいらしいが。



さて、今日ももろもろ引越の後始末だ。

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