娘は、明日月曜日にクリニックにてインフルエンザの予防接種をした後、新幹線で京都の学生マンションに帰る予定なので、混雑にはあまり関係ないだろうと思っている。何だかんだと買い物をしたため、手荷物で持ち帰るには荷物が多すぎ、箱詰めして宅急便で送らないといけない。今日はそれを発送するのが私の仕事になりそうだ。最近、ヤマト運輸さんで荷物を出す場合は店頭の端末で送り状を印刷するのが普通なのだが、アナログな妻は「できない」と胸を張って言う。なので、妻へのレクチャーもするつもりだ。
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このところ、エコーでお腹の赤ちゃんが口唇口蓋裂であると診断された妊婦さんからのダイレクトに質問を頂いたりすることが比較的多い(もちろんメールやTwitterのDMでのメッセージを頂くことは大歓迎ですし、できるだけお役に立てるように返信させて頂いています。また秘密は必ず守ります)。
ふと、ダイレクトに質問をいただく方の何倍もの方が、「聞きたいことがあるけどできない・・・」と思われているのではないかと思った。私はこのブログの文章を「常体」(~だ。~である。)で書いていて少し堅苦しいというのもあって、ちょっと怖いイメージがあるかもしれない。得体のしれないブロガーに、メールアドレスやID、胎児の状態などを知らせてしまうのも気がひけるかもしれない。なので、少し記事の形にしておきたい。
胎児診断で口唇口蓋裂が発見されて、メッセージを頂くのは妊娠20~30週前後の妊婦さん。産科の医師から「口唇裂」「口唇口蓋裂」「みつくち」「としん」といった言葉で告げられ、初めてその病名でネットを検索してこのブログに辿り着いた、という方が多い。
そんな妊婦さんの不安の対象は数多い。まず、「他に大きな障害がないだろうか」ということ。これは医師でもない私には分からない。突然のことで動揺されて、お医者様のおっしゃることを聞き落としておられるかもしれない。まず、次の検査でお医者様のお話をしっかり聞いてみてほしい。できれば御主人と一緒に。
それからやはり、生まれてきた我が子を愛おしいと思えるのかどうかということ。これは大丈夫です、と言い切れる。画像検索などで症例の写真を目にして不安になると思うけれども、生まれた子は、父親の立場であっても本当に愛おしいと思えるものだ。ましてお母さんが可愛いと思わないはずはない。この点は安心してほしいと思う。
そして、妊婦さんがついつい悩んでしまうのが、この疾患の「原因」だ。口唇口蓋裂の原因は現在もハッキリしていない。遺伝的なものも関連しているらしいが、環境要因も多いようで、そのような小さな要因が積み重なって起きるのではないかと考えられている。だから、妊婦さんがあれこれ悩んだとしても、原因を見つけることはできない。赤ちゃんが口唇口蓋裂だったとしても、妊婦さんも旦那さんも、誰も悪くないのだ。ただ、1/500前後の確率の問題である。
お腹の赤ちゃんに障害があると診断された妊婦さんのショックはたいへん大きい。そんな奥さんを出産までしっかりサポートするのが御主人の役目だ。まずは妊婦健診には同行してあげてほしい。奥さん独りで産科医から胎児の障害について話を聞くのは辛いものだ。御主人がお医者様の話をしっかり聞き、大丈夫だと納得することで、奥さんも御主人を頼りにできるようになる。
口唇口蓋裂の治療は、その子が大人になるまで続く長丁場。そして、生まれてから口唇裂の手術(生後3~4箇月)までは特に忙しい。だとすれば、せめて産まれるまでの数か月間は、赤ちゃんとの対面を楽しみにして、なるべく穏やかに過ごして頂きたい。お母さんの気持ちがどの程度赤ちゃんに伝わるのかは知らないけれど、ストレスは少ないほうがいいはずだ。別に特別なことをする必要はない。お母さんがどれくらい楽しみにしているかを、お腹の赤ちゃんに語りかけてあげてほしいと思う。
生まれる前もしくは出生直後までには、御夫婦それぞれの親族にお子さんの障害についてお知らせすることになると思う。どんな反応が返ってくるのか・・・までは私には分からないが、そこで重要なのは御主人の姿勢だ。御主人の親族にはもちろん、奥さんの親族にもできれば御主人から疾患について説明をしてほしい。御主人が疾患とその治療についてしっかりと、堂々とした態度で説明することができれば、御親族も安心してくださるだろう。物事は、知らない人がわかるように説明できて初めて理解していると言えるものだ。
何度も当ブログでは書いているが、御主人は常に、奥さんの味方でなければならない。普通の妊娠でも出産は不安なもの。その上に赤ちゃんに障害があると診断されているのだから、そもそも平静を保っているだけでギリギリの精神状態であり、半狂乱になってもおかしくはない。御主人は、奥さんの不安を全て汲み取るくらいの気持ちで、何でも話を聞いてさしあげてほしい。
口唇口蓋裂は、治療に長期間かかるが治る疾患である。世間一般の方が思うほど完全に無かったことにはできないが、それでも、治療とリハビリを積み重ねていく過程で本人も家族も人間的に成長していく。私は、息子の障害がなければこれほど彼と向き合うことも無かっただろう。もちろん本人にとって手術をはじめとする治療は痛かったり辛かったりするものだ。だが、それを乗り越える過程で本人と家族は何かを得ていると信じている。
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それにしても・・・1歳8箇月の男の子というのはこれほどイタズラするものなのか(^^;
あらゆる扉、スイッチ、モノに触らずに居られないらしい。寝てる時は天使だが、活動しているとちっちゃい悪魔だ。
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こんばんは。
返信削除クラッバさん、尊敬します。
私も救われている母親です。
私は勝手にここを癒しの場所とさせていただいています。(すみません。)
うちの主人は、無関心なのかもしれませんが、私の味方はしてくれません。
なので、以前は息子と二人でも主人の実家に顔をだしていたのですが、今は主人がいなければ行っていません。
申し訳なく、悲しいことですが…
だからご主人様には、何があっても奥様の味方でいてほしい…と切に願います!!
話は変わりますが、やっと息子の左目の腫れがひきました。
息子さん話いかがですか?
診察からまだ2週間にもならないのに目薬を使いきりそうなので、結局はかかりつけへ行くようです。
今月は聴力の検査、予防接種もあるので、しばらく病院通いが続きますが…
1才2か月でも怪獣なのに、やっぱり大きくなったらまたパワーアップするんですね(T-T)
でも子供のお陰て体が鍛えられている気がしています。
おはようございます(^^)
削除もしかしたら、ご主人様もどんなふうにしたら よーこママさんの気持ちが楽になるのか少し分からなくなっているのかも知れませんね。。。
たぶん、少し話を聞いてくれるとか、そんなことでいいのですよね。
私達は結婚する時に、お互いに「こうしてほしい」と思うことがあったら、まず自分が相手にそのようにするのが良いよね、と話したことがあります。昔の人の言葉に「己の欲せざる所は人に施す勿れ」というのがありますが、これの逆バージョンです。まあ、できてるかと言われると3割くらいですが(^^;;;;
息子の左瞼は相変わらずです・・・
痒がったりはしてません。
7日に形成の受診なので、ついでに眼科も行くと思います。
息子さんの目の状態が良くなってよかったですね。
この時期の受診なので風邪には十分ご注意ください!
失礼しました。
返信削除息子さんの目、いかがですか?
とお聞きしたかったのです。
度々申し訳ありません。
明けましておめでとうございます!
返信削除今年もよろしくお願いいたします。
お腹のなかにいるときに疾病が分かれば、夫婦ともに心の準備ができますね。うちは口蓋裂のみだったので、エコーではわからず、産まれて2日目に突然先生に言われました。まさに晴天の霹靂。病院側は、出生後、すぐにわかったそうです。里帰り出産、かつ個人病院だったため、「口蓋裂だから、紹介状書いておくねー。」 と言われただけ。マタニティーブルーになりました。告知する病院側も配慮がほしいですね。
あけましておめでとうございます。
削除口蓋裂だけだとエコーでは分かりにくいですよね。・・・まあ、妻のママ友のお子さんは口唇裂もあったのに見つけられず、出生直後に知らされてドタバタだったようで、そんなこともあったりします。
大きな病院では口唇口蓋裂の出産も年に1~数回はあります。妻が出産した病院も年間1500人位生まれるので、口唇口蓋裂の子も年に数人はいます。なので産科医師・小児科医師・助産師・看護師の皆さんが、ほぼ完璧なケア体制でサポートしてくれます。転院時に担当助産師さんから頂いたメッセージには本当に救われました。そうした体制というか配慮は本当に大切ですね。
あけましておめでとうごさいます。
返信削除お久しぶりです。以前妊娠36週でコメントさせていただきました妊娠です。
無事に元気な男の子を出産いたしました!口唇顎裂と診断されました。
妊娠中のクラッパさんのコメントには大変助けてもらいました。ありがとうございます。
疾患があっても、我が子は本当愛おしく、大切な存在です!
たまには落ち込み、申し訳なく思い、本当にきれいに治るのか不安になりますが、疾患と向き合い笑顔でいることで息子には真っ直ぐ明るい子に成長してもらいたいと思います!
主人はあまり協力的ではありませんが、息子と頑張って行きたいと思います。来月には口唇裂の手術です。不安ではありますが、楽しみです。
これからもクラッパさんの息子さんの成長を楽しみにしています!
コメント、誠にありがとうございます。
削除ご出産おめでとうございます。
ブログの読者の方・・・特にこれから出産を控えておられる方にとって、とても励みになると思い、記事にコメントをほぼ全部引用させていただきました。
来月の口唇裂の手術・・・生まれて数か月のお子さんに痛い手術を受けさせるのは、お母さんにとって胸が張り裂けるようなことと思います。・・・が、ここがまず一番の頑張りどころです。息子さんもお母さんも体調を整えて、無事に手術を受けられますよう、お祈りしております。