2014年6月28日土曜日

生後422日目 「意味のない生命など、ない」 産科医 川鰭市郎

午前4時に息子が一度目覚め、それから私は眠れなかったので、ベンダー試験の「Oracle Master Gold 11g」の本や、情報処理技術者試験の「情報セキュリティスペシャリスト」の本を読んだりしていた。それぞれ30分くらい読んだ後で、ふと、録画した番組を観ようと思った。

録画していたのはNHK「プロフェッショナル」。産科医の川鰭市郎医師の仕事を追ったドキュメンタリーだ。

川鰭医師が勤める「長良医療センター」には、難しい症例の妊婦さんが次々に訪れる。双胎間輸血症候群、18トリソミー、羊水減少・・・。最先端の技術を駆使して胎児を救う一方で、病院で「旅立ち」を迎える赤ちゃんもいる。そんな赤ちゃんと、そのご両親への川鰭医師の思い。
意味のない生命というものはないんですよ
その赤ちゃんが生まれてきたこと 亡くなってたとはいえね
ご夫婦でそういうことについて
ほんとに向かい合って語り合ったとするならば
何気なく生まれてきた赤ちゃんよりも
その赤ちゃんが大きなものをご夫婦に残してるかもしれないでしょう
だから80年生きた命も 10分で亡くなった命も
生まれてきた時には心臓が動いてなかった赤ちゃんも含めて
生まれてこないほうが良かったというものは
一つもないんだと
産科医療に身を捧げて30年。多くの命を救い、しかしまた多くの旅立ちを見送ってきた医師の心からの言葉だろう。この番組の再放送は7月25日(金)午前0時40分~である。お見逃しの方はぜひご覧頂きたい。

・・・

 昨晩はお風呂の前に眠ってしまい、結局そのまま朝まで寝てしまった息子。

今日は友人宅でのバーベキューに誘われている。天気がイマイチだが、また友人の子供達に会えるので楽しみにしている。




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2014年6月27日金曜日

生後421日目 ペラペラのホッツ床

昨日の矯正歯科の受診は13時30分からの予約で、どんなに長くかかっても14時には終わることが分かっていたが、勤務先は午後半休にさせてもらった。

名前を呼ばれたのは13時15分くらい。いつものDr.と助手さんに挨拶をすると、やっぱり息子は泣きだした。白衣を見ると泣き出す条件反射のようだ。

Dr.が口の中を確認する。まず上の歯が2本、大きめなのが生えてきているので、それに合わせてホッツ床を削りましょう、と。また下の歯については左の2番めが生えてきていないのが少し気になる、とのこと。上の歯は顎裂の影響で左右差があるのは当然だけれど、下の歯の左右差はあまりないことらしい。遅れているのか、そもそも歯の芽が無いのか。いずれにしても現段階で何かできることはないので、このまま様子見。

ホッツ床は、上の歯に合わせて削るのに加えて、上顎自体の大きさにも合わせて薄く削られた。Dr.によれば、力を入れて噛むとヒビが入るくらい薄くなったそうだ。いきなり真っ二つということは無いと思いますが・・・、という言葉を聞きながら、なるべく割らないように、装着は必要最小限にしておこうと思った。Dr.は「矯正歯科的には、もうホッツ床は卒業でもいいのですが」とおっしゃっている。息子もコップ飲みはできるのだが、どうしてもフォローアップミルクの時だけ、ホッツ床が必要。ありがたいことに、息子はホッツ床を嫌がることはなく、どちらかと言えばおしゃぶり代わりに好んでいる。
矯正歯科からの帰り道、ランチが300円引きになるクーポンがあるから!という妻のリクエストで「サンマルク・カフェ」へ。ちょっと単価が高めなので敬遠していたのだが、パンが食べ放題だったりして、パンが大好きな妻にはピッタリだったようだ。

次の矯正歯科受診は8月上旬。下の2番目の歯は生えているだろうか。



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2014年6月26日木曜日

生後420日目 矯正歯科受診16回目

昨日、早速「子育て支援センター」に足を運んだ妻だったが、ちょうど予約が必要な行事の日になっていて、体験することはできなかったそうだ。しかし応対した担当の方の印象はとても良く、今日か明日にでももう一度行ってみる、と妻は言っていた。

息子のアトピーの症状は保湿と少量の弱いステロイド剤の使用でずいぶん良くなっており、エアコンを使わなくてもまだ過ごせる。私の学生時代の友達がかなり重症のアトピーだったが、何と風呂もエアコンも無い安アパートに住んでいて、真夏は本当に生死の境をさまようような状態だったのを覚えている。彼に比べれば息子は軽症なので、何とか重症化しないようにケアしていきたい。

皮膚の状態といえば、ながらく荒れていた頬も綺麗になった。口唇裂のケアのテープ貼りで、頬にテープを直接貼ると肌荒れを起こすということで、デュオアクティブETを貼ってその上にテープ、だったのだが、そのデュオアクティブETで肌荒れを起こしていた。

生後99日目 3箇月健康診査

この敏感肌の特徴はおそらく妻の体質を受け継いだものだろう。妻は紫外線に少し当たるだけでも痒みを伴って肌荒れを起こすし、アルコール消毒もできない(看護師なので、消毒には非アルコールの消毒薬を使う)。

さて、今日は16回目の矯正歯科受診の日だ。結構大きめな上の歯が2本生えてきているので、ホッツ床が調整されるものと思われる。そして、たぶん「もう卒業してもいいんですけどね~」と言われるだろう。ホッツ床なしでフォローアップミルクを飲む練習は・・・全然していない。午後半休を取得して、妻と一緒に受診する。



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2014年6月23日月曜日

生後417日目 理想の夫婦像

私達が住むアパートから車で7,8分のサービス付き高齢者向け住宅に、5月から住んでいる伯母の所に、書類へ印鑑を押すついでに様子を見に行ってきた。2週間ぶりなので、「大きくなったねぇ」という感想と、いつも言う「色が白いねぇ、お母さんに似たんだねぇ」「頭の形が良いわ。賢くなるわよ」という言葉。軽度認知症なので、毎回繰り返して聞いているが、毎回ありがとう、と返事をしている。

伯母の認知症はまだ軽度なので、息子のことを忘れるということもないし、日常生活や通常の会話に支障はほとんどない。昨日は、息子が産まれるまでのこと・・・分娩に3日間かかったとか、悪阻が酷かったとか・・・を写真を見せながら話した。

誕生まで

「(息子が)一人では寂しいんじゃないの?」と言う伯母だったが、妻が出産に至るまでの凄まじい状態を聞くと、「それじゃあ無理だわねぇ」と呟いていた。

・・・

午後、思いがけず美味しい熊本県産のスイカ「マダーボール」が手に入ったので、昔妻がお世話になり、息子に古着を沢山下さったOさんの所に持って行くことにした。日曜日なのでお宅にいらっしゃるだろうということで、ノーアポ。
Oさんのお宅には奥さんだけがいらっしゃって、御主人は近くの健康ランドへ外出中。お孫さんが何人もいらっしゃるOさんは1歳児の扱いにも慣れておられる。そして、お孫さんが使わなくなった玩具をまた頂いてしまった。

ゴールデンウィークには、お孫さんを連れて福山市の動物園に行かれたそうで、帰ってきた御主人に伺うと、私達が言った時と行き道の迷い方も同じだったようだ。

生後388日目 初、動物園

あの動物園はいいわねぇとおっしゃっていたが、Oさんはお孫さんのリクエストで隣接するレジャー施設で足漕ぎボートを漕がされたそうで、これには普段お元気な御夫婦もかなり堪えたらしい。奥さんは明るく元気、御主人は気さくな紳士。ご夫婦とも旅行が大好きで、国内外様々なところに行っておられる。お子さんは皆さん立派に独立、結婚しておられる。

Oさん御夫婦とお話させていただくと、子育てのアドバイスや心構えを教えていただき、何より妻が元気になることがありがたい。帰り道、妻は「歳をとったらOさん夫婦みたいになりたいなぁ」と呟いた。同感だ。
頂いた玩具のパトカー




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