御嶽山の噴火による行方不明者は7名残っておられる。しかし山頂付近では火山灰に雨が降って凍りつき、「探索棒」を挿すことができない状態で、自衛隊・消防・警察の捜索は日に日に困難を極めるものになったそうだ。日々訓練を重ねている屈強な隊員ですら、中には体調不良で下山せざるを得ないこともあるという。災害対策本部は捜索隊員の安全を守るために、来年の春まで捜索を中止する苦渋の決断をしたそうだ。
そうしたニュースの中に、捜索最後の日となった昨日、自衛隊のヘリコプターが行方不明者の家族を乗せ、御嶽山の上空を飛行したという報道を目にした。その後のインタビューで「お別れをすることができました。ありがとうございました」と俯きながら話す家族の姿に、なんとも言えない切なさを感じた。
突然家族を失うことの辛さを思うと、私の家族にはできるだけ危ないところには行ってもらいたくないというのが正直なところだ。しかし自分はどうだったかと振り返れば、高校時代に学校をサボって自転車で一人、九州を一周してみたりとか、今から思えば親に心配をかけていたことは間違いない。
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さて、昨晩も前日に続いてプロ野球セリーグのCSファイナルステージを観ていた。その間、息子は室内物干しを倒す遊びを繰り返し、何度も妻に叱られる始末。仕方ないので4つのパーツに分解し、ベビーサークルの内側にその他の物品と一緒にしまいこんだ。サークルの使い方が逆である。進撃の巨人で例えると巨人側が息子で、壁がベビーサークル。人類のエリアに息子に触らせたくないモノを入れてある。しかし、以前にも壁を乗り越えたことがあり、その陥落も時間の問題である。
ひとしきり暴れたあと、テレビが阪神の追加点の場面を映しだした頃には、息子は妻のタブレット端末(Nexus7)で遊んで落ち着いた。インカメラを起動しておくと自分が映って楽しいようだ。
これはその時に偶然シャッターアイコンをタップして写したもの。彼の人生初の自撮り画像である。
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今朝は冷え込んだので、妻は息子にフリースの上着を着せ、「可愛い~」を連発していた。服に関しては、織物工場を営む知り合いから、お下がりを山ほど貰っているので、毎日着せ替えが楽しめる。しかもいっちょ前にラルフローレンとかのタグが付いたものまで。父ちゃんよりよほど衣装持ちだ。
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