2015年7月13日月曜日

生後803日目 お見舞い(骨移植)

週末はブログ更新をお休みさせていただいた。業務多忙で持ち帰り仕事をしていて手が回らないというのが大きい。。。

土曜日は壊れたエアコンを買い替えに行ったくらい。

日曜日はには、骨移植を受けた男の子をお見舞いに行った。

・・・

2年前。口唇裂手術を受けた息子を抱えて、妻と私は小児病棟のロビーやら誰も使っていない授乳室を彷徨っていた。その時声をかけてくれたのが、男の子のお母さんだ。男の子は鼻の修正手術を受けていた。

その小児病棟では慢性的に個室が不足していたのだが、そのお母さんが個室の順番を譲ってくれたおかげで、妻も私も何とか倒れずに手術後の数日間を過ごすことができた。男の子のほうが先に退院したが、私達は何度も御礼を言って別れた。その後は携帯メールやSNSで連絡を取り合っていた。

・・・

そして2年ぶりに再会した男の子は小学2年生。大きく成長したのは息子と同じだが、術後2日目ということで痛み止めを使っていることもあって、車椅子に座っていてあまり元気はない様子だった。

お母さんに聞くと、大変さ加減は・・・

鼻の修正<<口唇裂<口蓋裂<骨移植

らしい。とにかく、腰を相当に痛がるそうだ。その他さまざまなお話を聞くことができたが、個人情報が混ざるのであまり書けない。

男の子は15分位で病室に帰って休んでもらったが、お母さんとは1時間くらい話しただろうか。私達が前日に選んだお見舞いの品・・・釣り好きだという男の子のために「釣魚図鑑」とゼリーのお菓子・・・を渡して、お別れをした。息子が手術をする時には、お見舞いに行くよと言ってくれた。たぶん3年後、鼻の修正手術の時になるが・・・





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2015年7月10日金曜日

生後800日目 子育て支援/気付けない教職

退社が遅くなって妻に迎えに来てもらうのが常態化してしまっている。お迎え時に息子は起きていたので、そのまま「やよい軒」で夕食。話す時間が短いので、黙って食べている暇はない。話しかけると、昨日は子育て支援(保育所等で親子が遊べるシステム)に行ったらしい。

「初めて○○保育園に行ってみました」

「他に誰かいた?」

「全然。だから保育士さん2人独り占めで、至れり尽くせりよ」

「何かコメントはあった?」 

「ん~、特に無いかな。ああ、『スタイしてるんですね~』って。『口唇口蓋裂なので、ヨダレ多いんです』って言ったら、『ウチに来てる3歳児でもしてる子いるわよ~』だって」

「あんまり気にしない方向なんだね」

「うん。で、絵本とか読んでもらったんだけど、さすがに読み聞かせは上手いわね。感心しちゃった」

そこで1時間半ほど遊ばせてもらって帰ってきたらしい。やはり保育のプロに接してもらうと何だか安心感がある。

・・・

帰宅後は息子が完全に寝てしまったのですぐに就寝。


そして、また私は4時起きで持帰り仕事をしていた。起きてきた妻は朝食とお弁当の準備をしてくれた。

家を出るまでに少し時間があったので、また中学生の自殺の話になった。

「Facebookでね、○○さんが『連絡ノートに書いたのに、親に相談できなかったのか』って書いてて、ちょっと分かってないなぁって思ったの。○○さんは教職なのに」

妻自身、希死念慮が強かった時期には、親には話さずに、学校の先生にばかり「死にたい」と言っていたそうだ。だからあの中学生の気持がよくわかるのだろう。教職にある人は日々の業務は大変だと思うが、せめて希死念慮・自殺願望のある子供のサインには気づいて対処してほしいものだ。



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2015年7月9日木曜日

生後799日目 東北・中学2年生の自殺について

昨夜もまたまた退社時刻が遅くなり、妻に迎えに来てもらった。息子は後部座席のチャイルドシートで眠っていた。起きていればどこかのお店に寄ろうかと思っていたが、せっかく眠っているのを起こしてしまうことになるので、そのまま帰ることにした。

妻の話では、日中には特に変わったことはなかったが、やはり岩手の中学校2年生の自殺の件が気になるらしい。

「親に言うでもなく、連絡ノートに書いてるってあたり、学校側が悩みを(結果的に)汲み取れてないのはまずいよな」 

「子どもの世界って、家か学校かで、考えの幅というか、対処の選択肢が狭いじゃない? 辛かったと思うわ。大人なら、仕事が嫌なら転職するとか、辛いならカウンセラーや心療内科に行くとか、色々あるけど」

「ともかく・・・死なないでほしいね。学校なんて命がけで行くところじゃないし。今はフリースクールとかもあるし。。。」

「うちの子は、辛い時に相談してくれる子になるかなぁ」 

「そうあってほしいけどね・・・」

・・・

息子には口唇口蓋裂があって、もしかすると外見上の理由からいじめにあったりするかもしれない。本人が跳ね返せるのが一番だが、強い対処ができる時ばかりではないだろう。そんな時に、私達に相談できる子に育ってほしい。彼が将来、悩みを自分だけで抱え込まないように・・・


私は今朝4時起きで持ち帰った仕事をしていた。明るくなってくるとモニターに眠っている息子が映る。今は業務がちょっと忙しくてなかなか遊んでやれないが、もう少しすれば・・・



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2015年7月8日水曜日

生後798日目 相似形

割り込み作業が多く、また退社時間が20時頃になってしまった。先週から駅の駐輪場に置きっぱなしの自転車を持ち帰りたかったので、あらかじめ妻にはそう言って電車で帰った。途中、快速が停まるはずのない駅に停車したとか、みどりの窓口で定期券の切り替えに(駅員さんが)手間取ったとかで、帰宅は21時を回っていた。

息子は起きていて、一緒に食事をしたり、わずかな時間だがソフト積み木で遊んだりすることはできた。


ふと見ると、色と形の相似形を作って遊んでいるので、同じ色や形、という認識はあるのだなと、ちょっと関心した。だが、朝5時起き・アラフォーの私には起きているのが辛い時間になってしまい、特に妻と話をすることもできずに就寝。

いや、全く話していないわけではないな・・・

大分県で起きた父親による放火事件の原因が、些細な・・・確か駅まで送ってくれるかどうかとか・・・そういうことだったのよ、と聞いた。まあ、普段の生活の中で積もり積もったものが一気に出てしまったのかもしれないが、それで子供4人を失うなんて・・・と思う。

放火に至るようなことは特殊な例だとしても、夫婦はお互いのストレスが溜まらないように、普段からよく話し合っておかないといけない。そういう私が昨日はほとんど会話できてないのだが、すくなくとも努力はする必要があるだろう。



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