2013年7月18日木曜日

生後77日目 口唇口蓋裂の治療費

出産予定のお子さんが口唇口蓋裂と診断されたお母様は、我が子を受け入れることができるかどうか、そして哺乳ができるかどうかが心配になると思う。

赤ちゃんのお顔に関しては、生まれてすぐに可愛い!と思えることもあれば、受け入れるのに多少時間がかかることもある。これは出産までの経緯も関係するので一概にどれくらいの時間と言えないが、必ず心から可愛いと感じるようになる。

哺乳に関してはお産をした病院・助産院によっても考え方が異なると思うが、哺乳瓶で与えていると程度の差こそあるが潰瘍ができてしまうと思う。そうなれば一旦チューブを胃まで入れて、シリンジでミルクを直接送り込むことになる。ホッツ床を装着すれば哺乳瓶で与えても潰瘍の心配はほとんど無くなるので、チューブはそれまでのことだ。

息子の場合、ここからは月に1回程度の形成外科受診と1~3週間ごとの矯正歯科受診を続けている。

これから出産される方がもう一つ気になることは、医療費のことだろう。息子の場合は生まれた時点で口唇口蓋裂へのケアが必要なこと、退院が遅れたこともあって、退院時の医療費の精算では10万円弱の支払いとなった。その後の形成外科・矯正歯科での医療費は400~4000円の範囲だったが、市町村が乳幼児の医療費の自己負担分を助成してくれる「こども医療費助成制度」のおかげで、子ども医療費受給者証の交付後は無料だ。その前に支払っている分についても市の窓口で申請することで返還される。対象となるのは保険診療の自己負担分なので、例えば差額ベッド代などは対象外になる。

子ども医療費の助成制度は市町村によって対象年齢と助成範囲が異なるが、対象年齢は小学校入学までだったり、小学校卒業、あるいは中学校卒業までというところもある。口唇裂の手術は3箇月くらい、口蓋裂の手術は1歳6箇月くらい。外鼻の修正手術が必要な場合5~6歳。小学校のうちに顎への骨移植。その後は状態によって形成外科・矯正歯科の治療がおよそ18歳くらいまで続く。助成期間が小学校入学までの場合なら口唇裂・口蓋裂の手術までは無料、その後は育成医療制度により、18歳まで自己負担は1割で済む。

医療費は助成のおかげでほとんどかからないので、あとは間接費用だ。通院が頻繁になるので、まず交通費がかかるだろう。都心の病院の場合は駐車場も有料だったりするので、事前に確認しておきたい。手術時にはお母様の付き添いで入院することになるから、部屋代や食事代がかかってくる。病院によって異なるだろうから、事前の説明をしっかり聞いて準備が必要だ。

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昨日の体重は6.3kg。ちなみに昨日はウンチが出ていない。入浴前に「の」の字マッサージしたが効果なし(^^;;

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夕食後、妻はクリーニング出しと買い物に出かけていった。私と息子はお留守番。帰ってきた妻は沢山アイスクリームを買っていた。思いがけずスーパーの会員カードでポイントが600円分以上貯まっていたそうで、かなり上機嫌だ。



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