中国で日本人学校の男児が刺殺された。
息子より1つ下、僅か10才で未来を絶たれた。憤りで胸が苦しくなるほどだ。冥福をお祈りするとともに、御親族には衷心よりお悔やみ申し上げたい。
この事件に関して中国外務省は、以下のように述べている。
「これは個別事案で、このような案件はいかなる国でも発生する。中国はこのような不幸な事件が起きたことについて遺憾と心の痛みを表明する」
この言い草はあるまい。犯人の動機が分からない(としている)うちから、中共の思想教育など無関係な偶発的事件だと断定している。どのような国でも起こりうるのなら、その原因も世界的に一般的なものであろうから、早く犯人の取り調べ結果、動機を発表してもらいたいものだ。実際には、6月の切り付け事件の原因も調査中としたまま闇に葬ろうとしているではないか。
また、中国国内ではメディアが男児の死亡に関して、19日まで沈黙を守っており、ほとんどの中国国民がこの事件を知らないようだ。
中国に進出している日本企業の駐在員とその家族の間では不安が広がっているというが、あのような国が本気で外国人(特に日本人)を今回のようなテロリストから守ってくれるなどと思わない方がいい。安全を第一とするなら即刻帰国すべきだろう。会社がそれを許さないのであれば、そのような会社は辞めればいい。これこそチャイナ・リスクの最たるものだ。
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