検索キーワード「うつぶせ寝」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「うつぶせ寝」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2015年2月3日火曜日

生後643日目 乳幼児突然死症候群(SIDS)

最近15年以内に子育てをした事がある方ならば、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という言葉を聞いたことがあるだろう。字のとおり、それまで元気だった乳幼児が突然死亡するケースである。ほとんどの場合1歳未満で起きるが、稀には1歳を過ぎても起きることがある。

原因は分かっていない・・・というより、原因不明の乳幼児の突然死をSIDSと呼ぶのである。

統計的な調査で、うつぶせ寝、両親いずれか(または両方)の喫煙がある場合にはSIDSの発生頻度が高いことがわかっている。

乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省

上記のページでは「(3)できるだけ母乳で育てましょう」ともあるが、母乳がじゅうぶん出ないとか、お母さんが服薬の必要があるといった事情があることも多い。人工乳がSIDSの原因だということではないのだし、うつぶせ寝や喫煙のリスクと同列に語るべきではないだろう。

私の息子は今日で1歳9箇月になるが、1年くらい前まではSIDSが心配だったことは事実である。

口唇口蓋裂の影響で生まれた直後から入院扱いだった息子には、他の子よりも長くモニターが付けられていた。心拍やSpO2に異常があれば警告音が発せられるので、その点では安心だった。退院後に家庭でも使えるような製品がないか調べたが、その時には見つけることができなかった。

昨日、10年くらいのお付き合いになる方の知り合いの娘さんが、生後わずか1箇月でSIDSで亡くなったということを知った。授乳後お子さんが眠り、ほんの少し家事をしている間に呼吸が停まっていたということらしい。ご両親のご心痛は計り知れない。冥福をお祈りするばかりである。

日本では、年間約150人の赤ちゃんがSIDSにより亡くなっている。この数字の外に、幸い生命を取り留めたケースもあるだろうし、SIDSが心配で神経をすり減らしている親御さんはもっと多いだろう。

原因を知って予防することができないのならば、やはり心拍や呼吸の異常を即時に知ることが重要である。迅速な対処で回復する可能性がかなりあるからだ。あらためて調べてみたところ、以下のサイトのベビーモニターが目に留まった。

Sproutling Baby Monitor

日本語の紹介記事へのリンクも載せておこう。

赤ちゃんが何分後に起きるか予測するウェアラブルモニター Sproutling Baby Monitor、予約受付開始 - Engadget Japanese

【忙しいママたちの救世主登場?】赤ちゃんの体温・心拍数・起きてるか寝てるかを知らせてくれるベビーモニターがスンゴイ!! | Pouch[ポーチ]

公式サイトでは残念ながら初回分は売り切れである。「JOIN WAITLIST」のリンクから、購入可能になった場合に通知を受けるように設定することができる。おそらくこの待ちリストの登録状況も勘案して製造計画を立てるだろうから、多くの人が登録すればそれだけ早く次回分が製造される可能性がある。なので自分のメールアドレスを使って登録した。

無線を使っているので日本で使用する場合は技適の問題があり、個人輸入して使用すると最悪の場合電波法違反で摘発される可能性が・・・ゼロとはいえない。どこか日本の大手企業(ピジョンとか)が技適申請含めて代理店業務を行い、このような製品が手軽に使えるようになってほしいと思う。

・・・

昨晩の息子は、日中にほとんど眠っていなかったせいか、私が帰った頃には意識朦朧。強引に風呂に入れて眠った。体重は計れていない。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2016年8月5日金曜日

乳児院での突然死

悲しいニュースを目にした。

うつぶせ寝、4ヶ月女児が死亡 というものだ。

 茨城県高萩市の同仁会乳児院で4月下旬、生後4カ月の女児が亡くなる事故があったことがわかった。乳児院によると、女児は発見当時、うつぶせ寝の状態だったという。

 女児は預けられて間もなかったため、他の子と違う部屋で寝かせられていた。4月25日午前10時20分ごろ、職員が心肺停止の状態で発見。病院に搬送されたが、その後死亡が確認されたという。

 女児は午前9時15分ごろに職員が寝かしつけ、その後は部屋の外から寝ている様子を確認していたという。施設の責任者は「このような事故が起きてしまい 残念。反省している。寝返りを始めたばかりの赤ちゃんは特に危険だという認識を徹底し、職員がいる部屋に寝かせるなど、マニュアルを見直した」と話した。
事故の対応として、マニュアルを見直したとあるが、それだけで十分だろうか。呼吸音や動体センサーを用いたSIDS予防機器はいくつか販売されており、導入を検討したらどうかと思う。



当事者、親御さんのブログが他にもたくさん→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へ

2013年8月26日月曜日

生後116日目 禁煙のススメ

お笑いタレントの板尾創路さんが、2009年に乳幼児突然死症候群で亡くなった長女の英美(えみ)ちゃん(当時1歳9箇月)のことについてTV番組内で語ったそうだ。40代半ばではじめて授かった我が子を突然失った衝撃は計り知れない。

厚生労働省によれば、乳幼児突然死症候群(SIDS)とは「元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気」とされている。はっきりした原因は不明だが、以下のような育児習慣に留意することでリスクを減らすことができるとされている。
  1. うつぶせ寝を避ける
  2. タバコをやめる
  3. できるだけ母乳で育てる
「うつぶせ寝」の回避は知っていればできる。母乳は出ない場合もあるので「できるだけ」となっているのだろう。口唇口蓋裂の乳児は直接母乳しにくい。そうすると、母乳が出なくなるのが早くなってしまうことも多いようだ。

この中で、タバコは両親・同居親族がやめてしまえば危険因子をほぼ除去できる。

私は恥ずかしながら5年少し前まで喫煙していた。やめたのには「買うのが面倒」という以外特に理由がないが、禁断症状があったのは2週間くらいのもの。比較的簡単にやめることができた。その当時、こんなに簡単にやめられるのであれば、もっと早く実行すればよかったと思ったものだ。

妊婦さんや授乳中のお母さんが喫煙するなどもってのほかだが、旦那さんが喫煙する場合でも副流煙の被害が及ぶ可能性が高い。両親が喫煙している場合、SIDSのリスクは喫煙していない場合の4.7倍であったという。

最近では禁煙外来で保険適用になるし、これからでも禁煙にトライしてみてはいかがだろうか。健康に良いし、タバコ代の節約にもなる。タバコをやめてみてはじめて、公共エリアでの喫煙・・・特に歩きタバコがどれだけ迷惑をかけているかが理解できるだろう。


咳の頻度はだいぶ少なくなった。昨晩の体重は7.5kg。



他にもたくさんブログあります→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2019年1月6日日曜日

生後2075日目 昭和大藤が丘病院で入院中の乳児が脳死状態に

まずは亡くなられた(脳死状態になった)お子さんに謹んでお悔みを申し上げます。


「昭和大藤が丘病院」で入院中乳児をうつぶせ放置、脳死状態に… 昭和大「詳細は答えられない」 (1/2ページ) - zakzak
口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)治療のパイオニアとされる昭和大学の付属病院で、口唇口蓋裂治療の手術を受けるため入院中だった当時5カ月の乳児が、担当医にうつぶせの状態で放置され、脳死状態に陥っていたことが分かった。
生後5カ月だから、口唇裂の手術予定だったのだろうか。それにしては時期が少し遅い。施設によっては口唇裂と口蓋裂の閉鎖手術を同時に行うこともあるが、時期としては生後6カ月だ。

それはともかく、なぜうつぶせの状態で放置されたのかということだ。昭和大のサイトなどを調べてみると、親が子供に付添うことはできないようなので、児の管理責任は全面的に担当の医師・看護師にあると考えられるだろう。そこで何らかのミスが発生したと思われる。

うつぶせ寝はSIDS(乳幼児突然死症候群)の原因の一つと考えられており、当ブログでも何回か取り上げてきた。


口唇口蓋裂児の父親として: うつぶせ寝の検索結果

SIDSの根本的な対策としては、心拍や呼吸をしっかりとモニターしておくことがあげられる。昭和大には即時に抜本的な対策を取ることを希望したい。
 


当事者、親御さんのブログが他にもたくさん→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へ
更新情報は:

2017年12月26日火曜日

生後1699日目 乳幼児突然死症候群(SIDS)とベビーセンサー

最近は起床が5時くらいで、自分でも軽躁状態なのかなと思う。まあ安定剤(炭酸リチウム)も飲んでいるし大丈夫かな。明日は私の受診なので、Dr.に話してみようと思う。躁状態のついでにIT系の資格を取ろうと思い、HTML5資格の対策本を買った。


勉強して受験するまで、うつ状態に突入しないことを祈りつつ・・・

さて、朝のNHKニュースで乳幼児突然死症候群(SIDS)とベビーセンサーについて伝えていた。

赤ちゃんの突然死防止へ ベビーセンサー導入広がる | NHKニュース
眠っている赤ちゃんが突然亡くなる、原因の分からない病気、乳幼児突然死症候群=SIDSを防ごうと、保育園などで眠っている赤ちゃんの呼吸や動きをモニタリングする「ベビーセンサー」と呼ばれる装置の導入が広がり始めています。

乳幼児突然死症候群=SIDSは、赤ちゃんが眠っている間に突然死亡してしまう原因不明の病気で、厚生労働省によりますと、全国で毎年100人ほどが亡くなっていて、寒さが厳しくなる12月に死亡するケースが一年で最も多いと報告されています。
原因不明なので、いかに早く発見して蘇生措置をとるかが鍵になる。当ブログでもSIDSについては何回か記事にしてきた。


口唇口蓋裂児の父親として: SIDSの検索結果

改めて検索してみると、保育施設向けに新製品が発売されたりしているようだ。


【新発売】保育施設のSIDS対策に役立つ 呼吸見守りセンサー「IBUKI PLUS」12月4日販売開始|株式会社リキッド・デザイン・システムズのプレスリリース

保育施設では、乳幼児の睡眠中、5分おきに呼吸を確認することが義務づけられています。うつぶせ寝による事故防止策の一環ですが、これにより見守りをする保育士に身体的、心理的な負担が増加しています。株式会社リキッド・デザイン・システムズ(横浜市港北区新横浜2-3-4、代表取締役 遠山直也)はこうした保育士の負担を軽減する、呼吸見守りセンサー「IBUKI PLUS(イブキプラス)」を開発しました。
ベビーセンサーは生まれてから1歳半くらいまで使われるものなので、個人で購入すると割高感が否めない。赤ちゃん用品のレンタルで取り扱いがあれば良いと思う。また、個人で購入して用が済んだなら、積極的にオークションに出品するなどしてほしいと思う。ただしその場合、メーカーの保証が得られないかもしれない。

この写真は先週土曜日に公園のお気に入り遊具で遊んでいるところを撮ったもの。真冬なのに裸足で、元気なこと・・・



当事者、親御さんのブログが他にもたくさん→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へ にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ
更新情報は: