2014年8月3日日曜日

生後458日目 永久歯への影響はなさそう

前日の抜歯の影響を考えて、昨日の午前中は家でおとなしくしていようとしたのだが、息子本人が元気過ぎて、「どっか出かけようか」ということになった。チャイルドシートに乗せてドライブすると眠ってくれる確率が50%くらいある。目的地が思いつかなかったので、とりあえず私の勤務先にした。金曜日に早退してしまって、ヘルプを求められた案件の担当者に十分な助言ができていなかったからだ。

勤務先で話が長くなった場合は、勤務先からやや離れたところにある喫茶店にでも行ってもらうつもりだったので、妻が運転する車で出かけた。私の車は左ハンドルマニュアルなので、慣れない妻が運転するのは厳しい。私は妻の車も運転できるが、妻はなぜか自分が運転すると言った。

勤務先までの道のりの中間地点まで来た時に、矯正歯科の電話番号から私の携帯へ着信した。午前中に次回の予約について電話したので、その件かと思って電話に出ると、矯正歯科の先生から直接のお電話だった。

先生はまず、歯以外の状態・・・特に脳や骨などへのダメージが無かったのかどうかを聞いてくださった。こちらは救急受診時に問題ないことを確認してもらっている。転倒時や処置時の様子をお伝えすると、「直接見ていないので断定はできませんが、おそらく永久歯への影響はないでしょう」と言っていただいた。

電話を終えてその内容を運転中の妻と話していたら、「やっぱり先生に一瞬だけでも診てもらおうか・・・」ということになった。予約もないし保険証も診察券も持っていなかったが、ダメ元で・・・

幸い矯正歯科は勤務先と同じ方向なので、矯正歯科へ寄ってから勤務先に行ってもそれほど時間的なロスはない。矯正歯科に着く10分ほど前には息子は寝てしまっていた。矯正歯科に着き、居合わせたスタッフさんに事情を説明すると、しばらくして先生がにこやかに出てこられた。ちょうど診察の合間だったようだ。

突然来てしまったことを謝りながら、息子を診て頂けないかお願いすると、快く了承してくださった。抜歯後の下顎や上顎、舌やその他の口腔内の状態を確認した先生は、「では待合のソファでお話しましょう」と促した。

先生の診察によれば、2本の折れた歯があった部分は、歯科で慎重に抜歯したかのように綺麗な状態で、これならまず永久歯への影響はない、とのこと。もっと激しい場合、顎の骨が大きなダメージを受けることがあり、その場合は色々と難しいことになるようだ。
「いつもこちらに来られている関係で、事故などの時にまずこちらに連絡を下さる親御さんばかりなのですが、まずは脳や骨の確認が優先です。矯正歯科ではそうした検査の機械どころか(外科用の)消毒する器具もありません。頭が1番、次が骨。歯は3番目です。なので(金曜日は)まず救急に連れて行かれるようにお伝えしました。・・・それで、傷を見たところ大変綺麗なので、永久歯への影響はまずありません。ですから、失ったもの(乳歯)はあきらめるしかないのですが、(永久歯は)ちゃんと生えてくると思いますのでご安心ください。それまでちょっと見た目は悪いですけどね」
妻の場合は看護師の経験から、状況と全身状態を確認して救急搬送の必要がないと判断したうえで矯正歯科へ連絡を取っている。だが一般の親御さんがまずこの先生へ連絡してしまうのは、「いつもかかっているから」だけではないだろう。先生の人柄を一番信頼しているからだ。
「口腔外科の先生にも色々言っていただいたけど、(矯正歯科の)先生に診て頂いて『大丈夫』って言ってもらえて、すごく安心したわ・・・。○ちゃん(息子)には申し訳ないことしたけど・・・」
先生に何度も御礼を言って矯正歯科を後にして、勤務先に向かう車内で妻がそう言った。

・・・

勤務先で休日出勤していた担当者にあらためて集計の方法についてレクチャーしたあと、品質の割に安いので有名な回転寿司に立ち寄って夕食とした。生魚などはまだ与えられないが、シャリなら息子も普通に食べることができた。息子だけは帰宅しても色々飲食したので、お風呂で体重を計ると11.2kgに増えていた。




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