昨晩のお風呂の前、にこやかに世話をしながら、妻が息子に話しかけた。 深刻な口調ではないが、この小ささで手術を受けさせなければならないことに、申し訳ないという気持ちがあるのだろう。
「もしお口のこと(口唇口蓋裂)がなかったら、僕も君もこんなに赤ちゃんを見ていなかったんじゃないかな。当たり前すぎて普通はスルーしてしまうようなことに気づけてると思うよ」
そう言ってみて、では普通の子育てとはどんなものだろうと考えてみたりする。
昨晩のお風呂ではテープとホッツ床を外していた。素に近い顔を見て、
「このお顔もあとちょっと・・・」
と呟いた妻は複雑な表情だった。
・・・
目下の関心事は来週の術前検査と再来週の口唇裂手術に向けて、息子の咳を治すことだ。一時は声がかすれて出なくなっていたが、だいぶ戻ってきたのではないかと思う。
あと心配なのは妻のメンタルだ。私は日中仕事に出ていて、作業に集中している時は子供のことは頭の片隅にあるだけだが、妻は24時間向き合っている。術前検査や手術、入院のことがプレッシャーになっているだろう。できるだけ話を聞いてやらなければ・・・。
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