処置する部屋に居たのはベテランのいつもの先生と、苗字が同じ若い先生。たぶん息子さんだろう。どうやら普段は別の病院に勤務して、オペがある土曜の午後に手伝いにくるという感じ。執刀(大げさだな)はその若い先生がして下さった。
私は以前、実家の農作業中に後頭部の皮膚を切ってしまい、休日だったので地元の病院の当番医(内科)に処置してもらったことがある。その時はスキンステープラーで2針ということで、「ホッチキスでパチパチっとやるんですけど、麻酔します? 局麻の注射もチクっとしますけど」と言われ、麻酔せずにやったら、やや意識が遠のくほど痛かった思い出がある。その内科医は下手くそで、2針で済むかと思いきや、結局失敗3回を含んで5回も刺されたのである。しかも後頭部にスキンステープラーを使われたので、就寝時に仰向けで眠れない・寝返りで激痛というおまけつきだった。
そんな嫌な思い出があるので、普通に局麻してくれる(当たり前だ)ということだけで安心。注射の仕方がうまいのか、注射針の痛みもほとんど感じなかった。
処置中に「痛かったら言ってください」と言われていたが、特に感じることもなく、外の待合で泣き始めた息子の声を聞いていたら、10分位で処置は終わった。切除したホクロを見せてもらうと意外に大きく、この後検査機関に送って悪性でないことを確認してもらえるそうだ。
切除部分の周囲、半径1cmくらいの髪の毛を切りますよと言われていたので、ガーゼを取ると10円ハゲみたいになっているのかと思ったが、見た目にはこの程度。注視すればわかるが、通勤電車でなら誰も気づかないのではないか。
火曜日あたりに縫合したところを確認することになっている。次の土曜日くらいに抜糸だろう。費用は、3割負担で1日分の抗生剤も入れて9,000円ほど。帰宅して、自分が加入している総合医療保険の約款を確認してみたが、「皮膚腫瘍摘出術」は手術費用の支払対象にならない手術には入っていなかった。ま、月曜に外交員さんに電話して確認してみよう。
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