2014年11月12日水曜日

生後560日目 口蓋裂手術後1日目(1)

日付が変わった。そろそろ手術終了から12時間になろうとしている。
痛み止めの坐薬の使用間隔は6時間で、使用後30分から4時間くらいは比較的機嫌が良くて数十分はまとめて寝てくれる。
そして、4時間経過してから次の坐薬までの約2時間が魔の時間帯(息子の場合)。
泣いて暴れて疲れて寝る、を短時間でくり返すので、付添いしていて一番しんどいところだ。しんどい、というのは、体力もそうだが、痛みに苦しんでいる息子の姿を見なくてはならないという心の辛さもある。
だが、口蓋裂の術後は時間の経過そのものが薬。今でも手術直後よりは落ち着いているし、夜が明ければもっと元気になっているだろう。
他の病室からは、ずっと小さな赤ちゃんの泣き声が聞こえる。今回は同じ疾患のお子さんには会っていないが、看病のしんどさは分かる部分もある。若いお母さん、ガンバレ!



2 件のコメント:

  1. 無事手術完了されましたようで何よりです。 これからの日々の積み重ねが大切ですね。 それにしても、ここまで愛情を注がれるお子さんは少ないと感じます。 何も無く生まれ育つ子もあれば、多くの難題を持って生まれてくる子もいます。 それでもどちらが幸せかは、家族しだいなんだと言う事を強く感じさせていただいております。
    退院まで、あと少し。 奥さま共々、健康に注意され無事退院されますように。 看護されるご両親の健康は欠かせませんから。
    東京の老人より。

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    1. 小児病棟に入院していますと、ほんとうに様々な親子をみることになります。
      お子さんと向き合いながら周囲にも気を配るタイプのお母さんもいれば、キッズルームで遊ばせながらもずっとスマホをいじってお子さんを見ない若いお母さんも。
      骨髄性白血病と思われるお子さんのお母さんは、時々一人でロビーに座って遠くを眺めていたり。さすがに話しかけられません。

      さて、息子はだいぶ回復してきましたので私達も少し楽になってきたところです。これから入院後半戦、がんばります。

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