手術翌日より元気になっているだろうと想像していた昨日だったが、夕方までは不機嫌で活力が感じられなかった。私が持ち込んだ10インチタブレットで子供番組の録画を再生して、何とか落ち着かせているという状態。
病室のテレビは(今どき)お金がかかるうえに、子供が見やすい位置に移動させることもできない。その点クレードル付のタブレットなら配置も自由だし、音さえ周囲の迷惑にならないように控えめにしておけば良い。番組に飽きたら子供用のアプリで遊ばせる手もある。
いつも家で視聴している番組を観ることができると落ち着くので、こういう時のタブレットはワンセグ対応のものが向いている。私はこの10インチタブレットを1万5000円ほどで落札したが、普段の通勤時間の勉強にも使っているし、十分に元はとていると思う。何より今回、妻がとても喜んでくれた。
さて、機嫌の悪い息子だったが、それなりに飲食できていたので点滴を外すことができた。抗生剤の投与の必要から左手のルートだけは残っているが、輸液ポンプが載った点滴スタンドを押して歩く必要がなくなっただけでもストレスが随分違う。
また、シャワー入浴の許可も出たので左手のルートの防水をしてもらって、久しぶりに体を洗ってやることができた。もちろん洗ったのは私。顔を濡らさないように注意を受けていたが、口唇テープ時代から口唇の術後まで、ずっと洗い続けてきた私にとっては全く問題ない。
シャワー後は、スッキリしたのか息子は急に元気になった。プレイルームで自由に駆け回る。
止まらないので写真がブレる。。。
しばらく遊んでいると、入院したばかり女の子とお母さんがプレイルームにやってきた。1歳7箇月のお子さんは軟口蓋裂で、翌日が手術だそうだ。遠い所から来ておられるし、口唇裂がないので今回が初めての手術。この病院に来た回数自体3~4回ということで、笑顔の中に緊張感が感じられる。
お父さんはプレイルームには来ていなかったが同伴されていて、何とか3日分休みを取ることができたらしい。入院日(木曜日)と手術日(金曜日)で2日使い、土日が過ぎたら、退院日までお母さん一人で頑張らなくてはならない。術後どれくらいでお子さんが元気になるかは個人差がありすぎて分からない。息子と同じくらいの日数(術後2日)くらいで元気になればいいのだけど・・・。
その後私は洗濯物を持って帰宅。
・・・
点滴も外れたし、今日は術後3日目ということで飲食物の制限も少なくなるはずだ。あとは個室の順番が回ってくれば言うことはないのだが。
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