家のダイニングとリビングは4枚の引き戸で仕切られているのだが、昨日の帰宅時には全部開け放たれていた。夕方でも気温は12℃程度あり、息子と遊んでいた妻は薄着なのに暑そうだ。息子はエンドレスで家中を走り回っている。
「これでも、日中はお庭で遊んだのよ。でもまだ体力が余ってるわね・・・」
僅かな時間も、起きている限りは動いている。ベビーバッグの中身を全部ぶちまけるなど、毎度のことだ。
いや、そういえば一つ起きている間もおとなしくなる例外がある。「ひつじのショーン」を観ているときだ。このときだけは、ピクリとも動かない。
ひつじのショーン|公式サイト
私と息子がお風呂に入りその後で妻が一人で入っている時に、1放送分(7分×3本)の録画を観るのが習慣だ。セリフはなく、すべて身振りと効果音のみで構成されているから子供にも分かりやすい。たまに細かいパロディが入っていたりして、大人が観ても面白い。
公式サイトを観ると、劇場版が今年の7月4日に全国公開されるらしい。劇場版というからには1時間以上だろう。ちなみにTV版では1秒間に25コマ撮影する。クレイアニメーションでは、1場面あたり1日で6秒分(150コマ)しか撮影できないという。1話は7分あり、実際にはこれを複数のグループで同時並行で作成しているそうだ。
仮に60分の映画を撮影するなら、60×60×25で90,000コマ。1グループだけでやると600日かかる計算だ。少なくともアニメーションだけで4グループは必要だろう。おそろしいほどの労力がかかっている。一部CGも使われているようだが、キャラクターは基本的に粘土。そこに味わいがある。
劇場版が公開される頃には息子は2歳2箇月。一緒に観に行けるかな。その後発売のDVDは買うことになりそうだ・・・が、そういえば家にはPCのDVDドライブの他には再生できる機械がなかった。TV内蔵のHDDもそろそろ容量が足りなくなってきたし、レコーダーくらい買ってもいいかもしれない。
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