昨日も2時間ほど帰りが遅くなる・・・と妻に連絡したら、車で30分ほどかけて会社まで迎えに来てくれた。このパターンだと夕食はセルフうどんかセルフ食堂だ。昨日はセルフ食堂になった。車の中で妻の話を聞くと、どうやら夕食にカレーを準備してくれていたらしい。
「それは申し訳ない」
「いえいえ。あ、チビちゃんは食べたのよ。大人用の中辛を。しかも結構な量を。すごいでしょう」
子供用の甘口カレーすらまだ食べさせていなかったと思うが、大人と同じものが食べられるのなら比較的楽ではある。
・・・
昨日は勤務先の現役の社員が病気で急逝したこともあって遅くなった。勤務場所と部門が違うので直接関わりは無かったのだが、まだ50歳の若さで現役の社員が亡くなったので一時社内も騒然とした。先月末に黄疸が出ていて、それから2週間ほどでの訃報であった。詳しい病名などは聞いていないが、黄疸が出るといえば膵臓・肝臓・胆管あたりの癌ではないだろうか。若いから進行も早い。
・・・というようなことを食堂で妻に話す。
「まあ・・・。御家族は?」
「そういえば知らないな・・・」
「やっぱり、定期健康診断でも何でもいいけど、1年に1回くらいエコーとかで内臓を調べておいたほうが良いのよ。会社の健康診断には(エコーは)無いでしょう?」
「うん。標準コースにはね。オプション料金払えば診てもらえる。何とかの沙汰も金次第」
「まあ、あなたはこの前ひと通り(心電図・胸部X線・血液・腹部エコー・胃カメラ)診てもらったから今年は標準でいいかもしれないけど」
どのくらいが適切な健康診断かは個別に考えなければならないが、年齢とともに項目は増えていくだろう。だが、若い人にもリスクはある。
読テレ清水アナ 一昨年結婚した妻死去 昨年10月には第1子誕生したばかり (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
生後4箇月ほどのわが子を遺していかなければならなかった奥様の無念を思うと、胸が詰まる思いだ。奥さんは29歳、乳癌であった。結婚時期と出産時期、そして亡くなった時期を考えると、妊娠が分かってから乳癌が見つかったのではないかと思う。妊娠中の乳がん治療にどのような選択肢があるのか詳しくないが、妊娠していない場合に比べれば(妊娠を続行する決断をしたなら)大きく制限されるであろうことは想像できる。
もし結婚後すぐに婦人科系含めて総合的な検査をしていたら、妊娠前に初期の癌が見つかっていたかもしれないが、妻にそう言うと・・・
「検査はしないでしょうねぇ・・・。結婚前後はただでさえ忙しいし、20代だったらそんなこと考える人は少ないわ」
私達夫婦も胃腸のカメラなどの検査に気を使い始めたのは40過ぎたころからである。20代など、自分は病気にもならないし死なないと思っていた(ーー;
だが、今は大学生の娘と1歳児の親である。お姉ちゃんが卒業・就職し、息子が自立できるまでは死ぬわけにいかない。しかも口唇口蓋裂の治療は18歳前後までは確実に続くのだ。
もちろん妻にも元気でいてもらわなければ困る。
このブログは子育て中の若い方が多く見ておられると思う。育児・家事・仕事で忙しいことと思うが、ぜひ時間を作って適切な健康診断を受けて頂きたい。
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