いよいよ医大附属病院受診の日だ。現在午前2時50分。私はどうしても外せない作業があり、午前4時出社の時差出勤をした上で、午後半休扱いにして病院に向かう。妻は後から現在の病院に行って息子の退院手続きを行い、息子を連れて医大附属病院に行き、私と落ち合う予定だ。
・・・
午後5時。病院から帰ってきたところ。遅くまでまでかかるかと思っていたけれど、意外と明るいうちに帰ってこれた。とは言うものの、大きな病院なので待ち時間がとにかく長い。10時半の予約だったが、形成外科の診察室に入れたのはお昼を回っていた。
診察を1時間半ほど待っているあいだ、やたら大きな声で受付に難癖をつける爺さんがいて、せっかく寝ていた息子が起きてしまった。待合にはもたくさん小さい子がいてビックリしていたし、さすがに頭にきたので、待合にいたもう一人の男性と協力して追い出してしまった。まあ殴られて怪我してもそこは病院だ。
・・・そんなくだらないことはともかく・・・
形成外科の診察では、口唇口蓋裂のひと通りの説明をしていただいた。最初の口唇裂の手術は、やはり3箇月くらいが目安とのこと。ホッツ床については、この病院では昨年までおられた矯正歯科の先生が他所に移られており、その矯正歯科への紹介という形で、そちらで型取りを行うことになった。ちょうどその矯正歯科の先生が同室されていて、左右の耳の位置や手足の指の状態まで細かく診てもらえた。診察の合間にその矯正歯科に予約を取り、明日伺うことにした。仕事との兼ね合いがちょっと厳しい部分もあるが、できるだけ早く治療を開始したほうが良いということだったので、最悪休日出勤でカバーして調整する。
形成外科の次は耳鼻科で、ここは簡単なチェックのみ。その次はリハビリテーション科。構音障害などについて説明を受けた。耳鼻科もリハビリテーション科も、1箇月ごとの形成外科の受診に合わせて診察を受ける。
リハビリテーション科の待合では、隣県から来られたという、口唇裂手術後間もない男の子を連れたお母さんとおばあちゃんにお話を伺うことができた。手術時の体重は6kgに少し足りなかったが、問題なかったとのこと。お顔を見せていただいたが、正直どこが手術痕か、一見しただけではわからない。お母さんに「うちの子も、そのお子さんと同じでしたよ」と伺って、かなり安心することができた。妻も、今日の受診で最も印象深かったのは、その子とお母さんに会えたことだと言っている。面識のない方に声をかけていいものか少し遠慮があったが、話しかけて良かったと思っている。
そして息子は、初の我が家だ。これからは4人の生活が始まる。他にもいろいろ書きたいことがあるが、さすがに疲れたので明日以後の記事で。
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