鼻の下を左右にテーピングしていることで口が閉じやすくなり、乾燥を防止できているようだ。気のせいか、呼吸音が静かになったと思う。
今日は特に受診もなく、生まれて初めて病院と関係のない日だ。今日の息子に関するトピックは少ないと思うので、今日の記事は妻の妊娠中を振り返って書いてみたいと思う。
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めでたく妊娠が分かると、最初は一ヶ月に一度くらいの頻度で妊婦検診に行くと思う。妊婦の旦那様に強くおすすめしたいことは、仕事が忙しくてもなるべく妊婦検診に付き添ってあげてほしいということだ。
妻の場合は高齢出産のうえに悪阻が尋常ではなかったこともあり、ほぼ毎回付き添った。でも付き添っていた一番の理由は、エコーでリアルタイムに我が子の姿を見てみたいということ。心拍が確認され、性別が分かり、順調に大きくなっていくのを二人で見て喜んでいた。
医師から口唇口蓋裂の診断を受けた時も、やはり二人で説明を聞いた。もし妻一人で聞いていたら、彼女は私に自分で告げなければならず、余計なプレッシャーを感じていただろう。
その後の妊婦検診にも二人で行き、母子手帳についていた超音波診断無料券を使い切った後は自費負担で毎回エコーを見せていただいた。担当の先生は通常の身体計測や心臓・血流のチェックの他に、口の周りを入念に確認してくださった。重要なのは、それをリアルタイムで、夫婦で共有すること。
奥さんに少しでも安心して過ごしてもらうためにも、旦那さん、妊婦検診について行ってあげてください。
さて、妊婦検診で何らかの問題が発見された場合、それをどのように身内に伝えるか、悩まれる方もあるだろう。
その前に重要なのは、問題・障害について、夫婦でしっかり正確な知識を身につけておくことだ。それなしには身内を安心させることはできない。例えば娘(息子)が胎児について病名だけを告げてきて、予想される症状や治療方法についてきちんと説明できないとしたら不安になるばかりで、もしかしたら感情的な言葉が出てしまうかもしれない。夫婦が正確な知識を身に付ける、その時間を確保するためにも、できるだけ早い時期での正確な診断が重要になる。
知識というのは、他人にうまく伝えることができて初めて自分の身についたと言うことができる。身内への説明のためにしっかり勉強することは、その後の治療にも大きく役立つだろう。
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長くなるので、「胎児診断結果の伝え方」の続きは改めて投稿する。
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帰宅してみると、昨日は抱っこが怖いと言っていた娘が、抱っこしてあやしてくれていた。聞けば今日は定期考査の日で昼までだったそうで、帰ってから何度も抱っこや調乳をしてくれたそうだ。娘も成長しているようで、嬉しいものだ。お昼にテープが取れてしまい、妻と娘の二人がかりで新しいテープを貼ったとも聞いた。
哺乳はP型乳首とプラスチック瓶の組み合わせで、吸う動作にあわせて瓶を押さえてミルクが出るようにしてみた。この方法なら負担を少なくできるのではないだろうか。
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