2013年5月18日土曜日

生後16日目 胎児診断結果の伝え方(2)

午前2時半。80ccの授乳が終わったところだ。今回はえらいスピードで飲んだなぁ。プラスチック製の哺乳瓶を時々指でつまむように押すことで吸啜(きゅうてつ)を補助してやるようにしている。あまり早すぎるとむせてしまうので気をつける。



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「胎児診断結果の伝え方」の続き。

いよいよ身内に説明する時には、冷静に順序立てて、しかしあまり深刻になり過ぎないように。そして旦那さんの親族には旦那さんが説明するのが基本。 奥さん任せにしてはダメだ。奥さんから「お義父さん・お義母さんに伝えて・・・」と頼まれる前に「今度親父・御袋に話をするよ」と言ってほしい。

私の場合、私の両親に伝える時にはエコーの画像のプリントを見せながら、症状と必要な手術について簡単に説明し、最後に「その他には問題ないから、あまり心配する必要はないよ」と軽い調子で付け加えた。ここらへんは臨機応変に、ある程度演技も必要である。

問 題はちょっと親子関係がこじれているような場合だ。妻と彼女の母親の現在の関係は、こじれているとまでは言わないがちょっと微妙で、妻は普段からあまり話 したがらない。こんな時は、私がそうしたように、直接会うときに旦那さんがついて行ってあげてほしい。奥さんが頑張って一言切り出したあとは、旦那さんが しっかりフォローすること。明るくどっしりと構えて、「私もついてますし大丈夫です!」くらいのことは言ってほしい。

と にかく、旦那さんはこの時期の奥さんを全力で庇うことだ。口唇口蓋裂に限って言えば原因は今のところ判明していない。多くの人が遺伝因子を持っていて、そ の他の外的要因が複雑に絡み合って「たまたま」発現しただけのこと。奥さんには何の非もないのだが、それが理解できない人も世の中にはいる。そんな人の間 違った言動から奥さんと赤ちゃんを守るのが旦那さんの務めである。

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息子の頬に貼っているシートがちょっとめくれてきた。次の受診までには一度くらい貼り直す必要がありそうだ。



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