夕方、最寄り駅の改札を抜けると、妻と娘、そしてベビーカーに乗った息子が出迎えてくれた。娘が京都に帰るので、その前に皆で食事しておこうというわけだ。
駅から歩道橋で直接繋がっているショッピングモールはこういう時に便利。娘の希望でセットの注文で焼きたてパンが食べ放題になる店に入る。
日中は同級生と遊んでいたらしい娘の話を5分ほど聞いたあとで、最近少し気になっていた妻の知り合いのことをたずねてみた。お義父さんが末期膵臓癌の方だ。
口唇口蓋裂児の父親として: 生後650日目 お嫁さんの義務はどこまで・・・?
「かなり悪いそうだわ。腹水はもちろん、いろんなところに水が溜まって・・・」
「じゃあもうあんまり・・・」
「時間はないと思うわ。お義父さんは漁師さんだったみたいで、『船に乗せてあげよう』って話になったらしいんだけど、医者が絶対ダメだって。動かしたら死んじゃうからって」
「お義父さんは癌だと分かってたんだよね?」
「一応ね。でも本人は治ると思ってたみたいで・・・、最近まで。 だけど往診のお医者様が、もう話ができるうちに本当のことを言うべきかもしれないんじゃないかって。それで」
「人それぞれだけど、僕だったら身体が動くうちに告知してほしいかな。御礼を言いたい人もいるし、やっときたいこともある」
娘も話を聞いていたが、いまいちピンとこないのか特に反応はなかった。まだ19歳だから実感はないかなぁ。だけど、時々こういう話を聞かせておくメリットはあるだろう。
・・・
料理とパンをお腹いっぱい食べ、妻と娘、そして息子も満足。
このあと駅で娘を見送り・・・
帰っていった。
・・・
息子の「ものもらい」に関して、次の受診は今週金曜日だ。2泊3日入院になりそうな気がしている。
他のブログもチェック→
0 件のコメント:
コメントを投稿
ほかのWEBサイトなど、著作物からの引用は常識的な範囲内でおねがいします。また、出典(URL、書名等)を示してください。