2014年6月19日木曜日

生後413日目 誤嚥の症例

タイムラインに流れてきた小児科医師のツィートにあった誤嚥事故の情報。

No.049 ブドウの誤嚥による窒息(2)

父親の目の前で、児が自分でブドウを手に取って口に入れたところ、直後に顔面蒼白・口唇チアノーゼをきたした。父親が背部を強打するも、顔色に変化がないため、救急車を要請した。(中略)
来院後の各種処置によって、午後8時27分に心拍再開し、当院ICU入院となった。ICUでは、心停止後 症候群に対し、各種治療を行ったが、脳死とされうる状態になり、約3か月後に死亡した。
お子さんがお亡くなりになったということであり、ご冥福をお祈りしたい。

日本小児科学会の障害速報(Injuary Alert)には、こうした事故の情報が掲載されている。誤嚥事故の対象物は、風船、木製おもちゃ、大豆、スーパーボールなどである。幼児が口に入れることができる大きさのものは、全て誤嚥事故の対象物となりうる。特に球形で表面が滑らかなものは危ない。

知り合いの中にも、飲み込みはしなかったものの1円玉を口に入れていてヒヤっとした、というお母さんがいらっしゃる。また、最近の報道ではボタン型電池を飲み込んでしまう事故が多発しているという。

ボタン型電池を飲み込むと、食道や胃で放電を行い、周囲の消化液を電気分解する。それによって生じたアルカリ性の液体が消化管の壁を溶かしてしまうそうだ。最悪、穴が開いてしまう。従って、お子さんが電池を飲み込んだ可能性がある場合は、必ず速やかに病院を受信する必要がある。それ以前に、家庭内で幼児が口にする可能性がある物には細心の注意を払う必要もあるだろう。

・・・
昨日の息子はついにボールを片手で投げて遊ぶようになった。投げるのは右手ばかりだったので、右利きなのだろう。そして、やはり「ムクロジの木」が大好きだ。
ムクロジは漢字では「無患子」と書く。患う子が無い、という意味だろうか。そうだとしたら縁起の良い木。借家暮らしを脱したら庭に植えてみたいものだ。



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