2013年9月26日木曜日

生後147日目 子供を手術に送り出す時


口唇裂手術から12日経過した昨晩のお顔。

お風呂にはいる時はレストンと鼻孔レティナは外している。何となく、そのほうが本人が気持ち良いのではないかと思っている。

風邪は鼻水だけが出て、たま~に咳が出ている状態で、熱や他の症状はない。レティナをしていて鼻水が出ていると詰まりかけて寝苦しそうなので、最近はお風呂のあと、レストンだけで寝させている。私が朝出かける前に鼻孔レティナを入れる。苦しそうだからと、1日レティナを入れてないと、鼻がぺちゃんこになってしまう。

・・・

昨晩も妻と、息子を手術室で見送った時の話になった。妻は思い出すと今でも「えぐえぐ」になるそうだ。そういえば、息子の手術と同じ日の夕方、口唇口蓋裂の5歳の男の子が外鼻の修正手術を受けた時の話がある。

5歳だからお母さんと一緒に病室から手術室まで歩いていくのだが、前室まで来て、そこから一人で手術室のドアの手前まで歩いて行った男の子は、怖くなったのかピタっと止まってしまった。
(私が泣いたり不安な顔をしていると、子供が不安になるから)
お母さんは必死で作った笑顔で、立ち止まって黙ったままの子供の背中に
「大丈夫だから。行きなさい」
と声をかけた。男の子は両手を握りしめて、振り向かずに手術室に入っていった。

子供を見送り、病室へ戻る廊下をお母さんは泣きながら歩いていた。

・・・

命に関わるものでなくとも、我が子を手術に送り出す時は形容しがたい辛さがある。口唇口蓋裂の治療は何度も手術を繰り返さなくてはならない。子供の将来の為ではあるが、少々憂鬱になるのも確かだ。




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2013年9月24日火曜日

生後145日目 口唇裂手術後のホッツ床と哺乳

昨日は幼稚園から高校まで一緒だった幼馴染みに、使わなくなったチャイルドシートを譲ってもらった。以前も小さなものを譲ってもらったが、息子の身長が伸びて頭と足がはみ出す寸前になっていた。

幼馴染みの中でも特に几帳面な性格の友人なので、多少の使用感はあるものの綺麗な状態で保管されていた。御礼には果汁100%のリンゴジュース缶を1箱。平日には装着している時間が取りづらいので、 帰宅してすぐに肩ベルトの位置調整と座席への固定を実施した。

・・・

風邪が治りかけの息子は、元気が良い時は全く普通なのだが、ちょっと咳が出て喉が痛くなったりすると(なっているだろうと私達は想像している)、ミルクを飲むのを拒否してしまう。形成外科からは、術後1箇月は細口で・・・と言われているが、細口は特に拒否する事が多い。もちろん機嫌よく飲んでくれる時もあるのだが。

それで、ものは試しと、風邪が治るまでやめておこうと思っていたホッツ床の装着をして、ピジョンのP型の細い乳首でやってみることにした。妻は乗り気ではなかったが、何事もやってみなければわからない。ちなみに、執刀医からは退院後はホッツ床+ピジョンP型でも構わないと言われていた。

結果はNG。最初5~6口飲んだものの、その後はまた全力拒否である。しかもホッツ床がほとんど固定されず口の中で斜めになってしまい、早々に断念して取り出した。

どうやら、まずは風邪の症状が治るのを待つしかないようだ。

どれ、見せてみるにゃ




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2013年9月23日月曜日

生後144日目 ベビーカーで公園1周


日が落ちた夕方、息子をベビーカーに乗せ、買い物がてら妻と近くの公園を1周してみた。

最近の妻は運動と名がつくことを全くやっていない。ちょうど1年前から激しい悪阻で入院していたし、退院しても家の中で動くのがやっと。妊婦健診のときなどは私が車椅子を押して受診していたくらいだ。息子が生まれてからは通常の育児に加えて口唇口蓋裂の治療の為の受診やら何やらで忙しかったし、つい最近までの猛暑(酷暑?)は散歩する気を無くさせるには十分だった。

息子の顔を見られるのが気になって外出しない・・・ということは無かった。ショッピングセンターなんかには数え切れないくらい連れていった。生まれてすぐの頃には僅かに人目が気になることもあったし、あからさまに興味本位で覗きこんでくる人もいなくはなかったが。

そんな感じで、生後4ヶ月を過ぎてはじめて徒歩5分の公園にデビューである。予想どおり、妻の体力は1周分しかもたない。とことん、歩くのが苦手だ(^^;;;

母ちゃんジェスチャーがベタだよ
公園でベビーカーを押していて気がつくのは、ほんの僅かな段差でも乗り越えるのに苦労する所があるということだ。

私達が買ったベビーカーは車での高頻度の病院受診での使用を想定して
  • 車のトランクに楽に入るように小さく、簡単に折りたためる。
  • 病院の床は滑らかだから、乗り心地を重視した重いものではなく、徹底的に軽いもの。
  • 顔の状態を常に確認できるよう、対面で押せるもの。

という基準で選んでいる。結果、受診や入院時の病院内移動では大変重宝している。

しかし、少し段差があったり路面が荒れている今回の公園のような状況だと、タイヤが段差に引っかかったり、振動がかなり伝わったりと、ちょっと向いていないなぁと感じる。

段差についてはタイヤが大きければ乗り越えられるし、振動は本体に重量があったりサスペンションが付いていれば吸収される。下のようなベビーカーは、父ちゃんの心をくすぐるんだな。



16インチのエアタイヤなら乗り越えられない段差はないだろう。腰が座った頃から使えるらしい。重量は8.4kg。アパート暮らしで置き場所はないし、トランクに入れるのも大変そう。実用主義の妻の許可がおりるはずもなく、妄想の域を出ないけれど(^^;;;



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2013年9月22日日曜日

生後143日目(2) 両側口唇裂手術についてまとめてみた

両側口唇裂の手術について、ブログのバラバラの記事ではわかりにくいかもしれないと思ったので、一つページを作ってまとめてみた。

両側口唇裂の手術

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