2014年9月21日日曜日

生後507日目 富士ソフトが再生鼻軟骨開発

再生医療とは完全に異業種の富士ソフトが、軟骨の再生医療に会社として参入するそうだ。

異業種から再生医療参入 富士ソフトが再生鼻軟骨開発
 ITソフトベンダーというまったくの異業種業界から、富士ソフトが再生医療事業への参入を目指している。自分の耳の細胞を培養して鼻軟骨を作るもので、 「インプラント型再生軟骨」として口唇口蓋裂の患者向けに商品化する。10月初頭に医師主導の治験申請を提出、来年にも自社で治験申請、6カ月程度の治験 期間を経て早期承認を目指す計画。

鼻の高度変形を伴う口唇口蓋裂の患者さんの場合、移植に用いる十分な大きさの軟骨組織を患者自身の身体から採取することが難しかった。耳から少量の軟骨組織を採取し、十分な大きさと適度な固さをもった軟骨をつくり、それを患者に埋め込むことから「インプラント型」と呼ばれている。

富士ソフトといえば、年賀状作成ソフトの「筆ぐるめ」などのパッケージソフトウェア製品が有名だ。私も、筆ぐるめはこの5年ほど年賀状作成に使用している。 調べてみると、富士ソフトはこうした分野の研究を行う大学の研究室に寄附を行ってきたようだ。

私もIT業界で働いているが、自分の仕事は息子の病気の治療とは何の関係もないと思っていた。しかし研究室への寄附という形であればどの業界からでも協力ができるし、事業化するにあたってはその会社独自のノウハウも活かせる場面があるかもしれない。あらためて考えさせられた。

・・・

 息子がドアのハンドルを回して開けるのを初めて見たので、妻にいつ頃からやっているのか聞いたところ、1週間ほど前からだそうだ。規制したお姉ちゃんが自分の部屋に出入りするのを見て覚えたらしい。トイレ中に開けられるのも時間の問題だ。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2014年9月20日土曜日

生後506日目 妻、風邪でダウン

昨日の10時頃、妻から私の携帯へ直接着信した。頭痛と嘔吐下痢で横になっているという。こういう場合、世の旦那さんは思わず「帰ろうか?」と聞き返すことがおおいのではないだろうか。しかし、そもそも帰る必要がないなら電話をかけてこないはずだ。ただ、ストレートにそう言わないのは出勤したばかりの夫に「帰ってきて」とは言いづらい、というところだろう。

じゃあ帰るよ、と伝えながら、最低限何をすれば帰れるか考える。自分の作業は特に問題ない。チームのメンバーが午後から手空きになりそうなので、半日分の仕事を割り振ればいい。メンバーには、やや先行着手になるものの、簡単なバッチプログラムの単体テスト指示書を書いてもらうことにした。

有休扱いにして退社し何とか午前中に自宅に帰ると、居間で妻が横になり、その傍らで息子が遊んでいた。何とか妻と息子に昼食を食べさせて、夕方6時くらいまで寝てもらったところ、妻の体調も少し回復し、とりあえず病院には行かずに済んだ。

ソフト積み木では、少しずつ積み木を組み合わせたりするようになってきた。しかし基本は投げ散らかす感じ。妻は1日に5~6回、積み木を片付けているそうだ。


他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2014年9月19日金曜日

生後505日目 妻の誕生日

昨日は妻の誕生日。「会社の帰りにケーキでも買って帰ってサプライズ」と思っていたのだが、朝一番で「誕生日だ・・・が~ん」と言っていて、ケーキぐらいではサプライズになりそうもなかった。

その妻と娘は、日中に焼肉店の大盛りランチを二人して食べていたらしい(通常、娘と妻がライスを「大」にし、ダイエット中の私は「小」ライスにする)。娘はそれなりに京都で節約生活を送っているので、たまにおなかいっぱい食べるのもいいだろう。

その娘は夕方4時頃に新幹線に乗って帰っていったそうだ。大量の訳の分からない荷物(例:高校の時の化学のプリントとか)とともに・・・

・・・

仕事帰りに駅の商業施設にあるケーキ屋さんで買ったのは普通のバースデーケーキではなく、ワッフルの10個セットを購入。色んな味をちょこちょこ楽しみたいタイプの妻にはちょうどいいだろうと考えた。凍っていて、持って帰ったらちょうどいい感じ。とりあえず妻が3個連続で食べ、ダイエット中ながら私も2個。シャリシャリした食感が楽しかった。

ちょうど1年前は、口唇裂の手術の術後5日目であった。



これが1年後にこうなる・・・



そう言えばハイハイの時期はとっくに過ぎて、最後にハイハイを見たのはいつだろう? 成長は楽しいけれど少し寂しい気もする。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2014年9月18日木曜日

生後504日目 無許可助産院での死亡事故

相模原市の助産院で出産直後の女性が大量出血で死亡し、その助産院が無許可であったことから大きなニュースになっている。

無許可助産院で女性死亡:相模原の助産院長を書類送検

 県警の調べに対し、助産師は「目視で1~1・5リットルの出血があったが、血の色が薄く、体液が混じっていると判断した」と供述。無許可で開設していた 点については「保健所から許可がもらえず、多忙でそのままにしてまった」、緊急時の病院を確保していなかった点には「提携できる病院が見つからなかった。 近くに大規模な病院があり、実質的に緊急時の態勢は整っていると思っていた」とそれぞれ説明している。
助産院の開設にあたって法律が求めていることは、異常が発生した際に速やかに提携している医師に引き継げる体制を整えることである。まさに、このような事故を防ぐための規定を助産師が無視したことで発生したわけだ。

助産院での出産を考えている女性には、まず適切な許可を得ているかどうかをしっかり確認していただきたい。対象の助産院だけでなく保健所にも問い合わせ、提携医師がどこの誰なのか、その医師の評判まで調べておくくらいの慎重さがほしい。

今回の事故では水中出産であったという。事故との因果関係は分からないけれど、水中出産によるメリットと無許可助産院での出産というリスクのバランスを考えれば、自ずからどうすべきだったかは分かるはずだ(女性もまさか無許可だったとは知らなかっただろうが・・・)。

出産は女性の一生において特別な出来事であり、自分の理想の形で出産したいという気持ちは分からなくもない。しかし出産に100%絶対はなく、必ず生命の危険が伴う。どういう形で出産するかは、母子ともに無事に出産することに優先しない。赤ちゃんと自分自身のためによく考えてもらいたいものだ。

・・・

こうしてみると、デカイな・・・
息子は最近、右手の人差指で色々なものを指差すようになった。一昨日あたりからは、私と「E.T.」の「ト・モ・ダ・チ」ごっこをして遊んでいる。

帰省していた娘は、今日の夕方京都に戻る。妻の誕生日でもあり、妻とランチにでかけるつもりのようだ。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ