2014年12月1日月曜日

生後579日目 抑制筒の装着は寝るときだけ・・・

12月1日。ちょうど一年前は日曜日で、師走のお買い物に出かけていたようだ。

生後213日目 師走のお買い物へ
生後213日目(2) 献血と買物

ついでに献血もしているみたい。娘は受験生だった。その頃の息子がこんな感じ。
髪の毛、薄! 体重がありすぎてまだハイハイできなかったと思う。口唇裂の手術からは2ヶ月半が過ぎて傷痕の保護も抑制筒も必要なくなっている。早くハイハイしないかなぁ~と思っていたが、結局ハイハイ時期はかなり遅く、するようになったと思ったら一瞬で通りすぎて歩きまわるようになってしまった。そして現在・・・

11月のカレンダーを被りながら、(また)前が見えないのに突進する。このあと派手にコケて泣くのだが・・・。

写真をみてお分かりだと思うが、抑制筒をさせていない。もちろんまだ術後の受診をしていないので抑制筒を外しても良いとは言われていないが、ストレスが溜まるので親が見ている時間は外しておくことにした。要は指やスプーンを口の中に入れたりして、創部にダメージが無ければ良い。就寝中は付けておく。現在、あまり口の中を気にする様子はないが。

「(水曜日に)形成受診するときには抑制筒忘れないようにしないとね」
「怒られるわね。『なぁ~にやってるんですか』(診察のDr.のマネ)って」
(ちょっと似てるな・・・)
受診しても、きっと「もう2週間抑制」と言われるだろうと思う。まあ息子のストレス度合いを見ながら抑制筒をつけたり外したり・・・になるだろう。

・・・

昨日は義弟にもらった入院お見舞のお返し(快気祝いというのかな)を選びに、家電量販店へ。理想的には対象年齢3歳くらいの知育玩具で、お見舞いの半額ぐらいのものがあればよかったのだが、これが微妙。「ひらがなタブレット」的なものを何とか選んだが、気にいってもらえるか正直わからない。3歳前後の知育玩具って、今はどんなものが流行っているのだろうか・・・

対象年齢が2歳以下だと結構バリエーションがあって、息子用に「お絵かきセット」みたいなのもあって惹かれたが(笑、引越し前の購入は却下されるに決まっているので踏みとどまった。何かと物いりだし、全ては引っ越しが終わってから。



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2014年11月30日日曜日

生後578日目 ヨーグルトがまだ鼻から出てくる件

次の水曜日は口蓋裂手術の術後初めての受診日だ。妻の中ではもはやデフォルト(既定値)で受診についていくことになっている私に、一応妻が質問。
「次の水曜、(受診に)一緒にいく?」
「12時にお客さんの環境の移行作業があるんだよね・・・間に合うかな? いつもだと言語(※言語聴覚士さんとの面談)とかお昼回っちゃうけど」
「今回は予約は形成(外科)だけなのよ。他の科は取ってないから、10時か11時には終わるんじゃない?」
「じゃあ午前半休にしようかな」
「朝から(会社に)居なくて大丈夫?」
「ちゃんと前日までに用意しておけばいい事だし」
「わかった~」
ということで受診日は午前半休になった。ちょうどその日には保守契約しているお客さんの環境の移行作業があるが、11月と違って12月はあまり仕事が忙しくない。

形成外科の受診では、口蓋裂手術の術後でも飲み物やヨーグルトが少し鼻から出てくることがあった件をDr.に質問しようと思う。 口蓋裂の手術は、それまで裂があることによって繋がっていた鼻腔と口腔を隔てる手術なので、食べ物・飲み物が鼻から出てくることは少なくなるはずだ。ただ、見た感じに口蓋垂(のどちんこ)が短く手前にあるので、閉鎖がまだ十分でなく、後ろを回りこんで出てくるのかもしれない。

抑制筒ストレスが溜まっている息子。親の監視のもと、指などを口の中に入れたりさせなければ抑制筒を外しておくこともできる。そのかわり親はずっと注視していなければならないが、一緒に遊んでいるあいだくらいは取ってやろうと思う。昨日は帽子をかぶらせて、普段危険防止のため隠している鏡を出して見せてみた。
嬉しそうに何事か叫んで、ベシベシと鏡を叩くというベタな反応。

違う帽子にしてみる・・・去年買ったやつだけどまだデカイなぁ。

・・・

昨日は新居のリフォームの進捗を確認にも行った。 風呂・洗面所が全く新しくなったため、比較的綺麗だと思って手を付けなかったトイレの暗さに非常に落差を感じ、思わず私から妻に・・・
「トイレ、えらい落差だよ」
「わぁ・・・。周りが明るくなったからよね・・・」
トイレは壁の下半分がピンク色のタイル。上は深緑色の塗り壁だ。隣にいた業者さんに頼んでみる。
「あの、トイレの壁の上半分だけでも壁紙貼れません?」
「あ、大丈夫ですよ。コンパネ貼って、その上に。どの壁紙にします?」
「洗面所と一緒でいいです」
ちなみに床も昔ながらのタイル張りで、排水口に向かって傾斜がついている状態だ。床をCF(クッションフロア)に変更するなら、排水口を潰してコンパネを貼るために一度トイレ本体を外すことになるため、やるなら本体ごと換えるタイミングのほうがいいそうだ。トイレはいずれ、超節水・節電型のものに変更したい。

その他、息子の転落防止にゲートを購入したいのと、追加で必要なエアコンや照明の数を確定するために、今日もう一度新居の確認をしようということになった。引越まであと3週間だ。



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2014年11月29日土曜日

生後577日目 抑制筒にちょっとイライラ

オペラ歌手の中島啓江さんが亡くなったといニュースを昨日の昼休みに聞き、57歳だったと知ってかなり衝撃を受けた。死因は呼吸不全というが・・・誰でも最終的には心不全と呼吸不全になるわけで・・・原疾患はやはり極度の肥満からくるものだろう。160kgという体重だったそうだ。少々ぽっちゃりしているくらいは良いとしても、普通の人が100kg超えは危険だ。

レベルは全く異なるが息子のカロリー摂取量も大量のヨーグルトのせいで跳ね上がっているため、プレーンヨーグルト+甘味料(ラカントS)を使っていたのだが、結構な下痢をしてしまった。ブログにコメントを頂いて、 息子くらいの体重だったら8gくらいまでとのことなので多すぎたのだろう。妻がどうするかと思ったら、今まで買っていたパックに戻していた。プレーンのヨーグルト+ラカントSは私と妻で食べることになりそうだ。

昨日の息子はなぜか帽子に興味があり、抑制筒を付けたまま妻の帽子を被ろうと頑張っていたそうだ。肘が曲がらないので無理だが・・・(^^; 妻が被せてみると「やたら可愛かったので」携帯で撮影したのが上の写真。ちょっと女の子っぽい?

抑制筒付きでもこうして元気いっぱい遊んでいるが、やはり自由が効かなくて少しイライラすることもあるらしい。たとえばスプーンを使って食べること。口蓋裂手術までは、妻が口の中を傷つけることを気にしてスプーンなどを使わせなかったのだが、そろそろ興味が出てきたということだろう。だが抑制筒付きでは握ったスプーンが口まで届かない。あと、私達が歯磨きしているのを面白そうに見ていて、歯ブラシにも興味津々。歯磨きの真似事をしようとするので抑制筒は外せない。もし歯ブラシが口蓋裂手術の創部・・・特に粘膜と骨膜を剥離した上顎の部分に当たれば、再生しかけている骨膜・粘膜を損傷して出血、ということになりかねない。

次回の手術後初めての形成外科受診では創部の状態が確認されるが、おそらく抑制筒はさらに2週間継続になるだろう(抑制はトータル1箇月)。




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2014年11月28日金曜日

生後576日目 新幹線車中の出会い

昨日の東京から岡山へ帰る新幹線は、まだ早い時間帯なのにもかかわらず、電源のある窓際の席は取れず、通路側のD席をスマートフォンで予約した。システムが私に割り当てたのは11号車5番D席。ホームに並んでいると小さなお子さん連れのお母さんがチラホラ。長時間の移動だから大変だ。

自席に座り10数秒すると、並んでいる時に見かけた気がするお子さん連れの女性が、私の隣の窓際のE席までやってきた。お子さんは息子より少し大きく見えるから、2歳半から3歳くらいだろう。かわいい男の子だ。一旦席から立って窓際の席に通し、ついでに大きな荷物を網棚に上げてさしあげた。男の子はお母さんの膝の上だ。
「ありがとうございます」
「いえいえ。どちらまでですか?」
「新神戸です」
「私は岡山です。お子さん連れてたいへんですね。お幾つですか?」
「3歳です。うるさくしてご迷惑をおかけするんじゃないかと思います・・・」
「大丈夫ですよ。ウチにはもっと騒がしい息子がいるので。1歳半の」
「まあ。お子さんはお一人ですか?」
「実は思いっきり歳の離れたお姉ちゃんがおりまして。大学生です(^^;」
いつもなら3時間半の新幹線の車内は、寝るか本を読むかのどちらか。眠れなかったりするとものすごく長く感じるものだが、男の子とおしゃべりしているとあっという間に時間が過ぎた。恥ずかしがり屋の僕ちゃんに名前を教えてもらうまで小一時間かかったりしたが、そのうち慣れてきて、リクエストにより絵本も読んであげたりもした。息子が3歳くらいになったらこんな感じかなと思いながら。

女性の話によると、群馬県の実家から御主人のいる神戸の自宅へ戻っているところ。実家の御父様が亡くなられ、御母様が一人になってしまったそうだ。御母様をお一人にできない事情があるのだろう、御主人は女性に「お母さんと一緒にいてあげて」と言ってくれたそうだ。悩んだそうだが、群馬に帰ることに決め、一旦神戸に必要な荷物を取りに帰っているところ、だと。
「なので主人は単身生活になってしまうんですが・・・」
「お寂しいですね。でも、後になってからでは・・・その時にしかできない事がありますからね。親に対しては」
御主人は全国的に小売店のあるチェーンの店長をされているという。仕事上は最もストレスのかかるポジションだろう。息子さんから元気をもらって何とか仕事をこなしているような様子が、女性のお話の端々から感じられる。
「御主人のことは心配ですね」
「そうですね・・・ちょっと鬱っぽくなるときもあるんで・・・」
幸い、全国にお店があるチェーンだから、いずれ転勤願いをして関東に移れば一緒に暮らせるだろう。業務引き継ぎ、家のこと、それから引越は大変だからちょっと時間はかかるだろうけど。

私が自分の息子のこと(口唇口蓋裂)についてお話すると、女性は息子さんに先天性の心臓疾患があると教えてくださった。穿孔と弁の狭窄があり、頻繁に検査をしたそうだが、ギリギリ手術は回避して経過観察でよさそうだという。女性も御主人も今まで心配だったことだろう。

約3時間が過ぎ、新神戸についてお別れ。別れ際に「とても時間が短く感じました。ありがとうございました」と御礼をいってくださり、女性は眠くなりかけた僕ちゃんを連れて新幹線を降りた。こちらこそ。

・・・

帰宅すると、息子が元気いっぱい迎えてくれた。
ヨーグルトの甘味料としてラカントを使うと、結構下痢してしまったと妻が言っていた。甘味料はお腹がゆるくなることがある。少しずつ置き換えないといけないようだ。


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