2015年1月10日土曜日

生後619日目 ママ友さん、発熱でピンチ・・・

今日は、妻のママ友Wさんのお嬢さんが口蓋裂手術のため入院する日だ。お嬢さんは息子が生後4箇月の時の口唇裂手術の時、その数日後に同じ手術を受けた。その後も受診日時を合わせたりランチをご一緒したり、年賀状のやりとりをさせていただいたりしている。Wさんの旦那さんはあまりにも育児および口唇口蓋裂の治療に非協力的なため、「戦力外」と呼ばれている・・・

生後568日目 いろんなお父さんがいます・・・

妻はWさんに激励のメールを送ろうとしていたが、日中は息子の暴れ方が激しいので途中までしか書けないでいた。昨晩の就寝前。
「明日入院だし、メール送ってももう遅いかなぁ・・・」
「大丈夫でしょ。送ったらいいよ」
しばらく息子の相手をしていると、妻ができあがったメールの文面を見せてきた。Wさんのお嬢さんの体調を気遣う内容だ。いいんじゃない、と言うと妻はそのまま送信した。

寝室で就寝の準備をしていると、返信のメールが届いたようだった。それを読んだ妻。
 「えっ」
「何々」
「○ちゃん(お嬢さん)は奇跡的に1か月間風邪ひいてないらしんだけど、『まさかの・・・私が発熱』だって」
「うおっ、そっちか・・・ それはマズイな・・・」
「『非協力的な戦力外は、準備を手伝いもせずにテレビ見てやがる。絶対熟年離婚してやる』って書いてある」
「え~、さすがにその状況で手伝わないのは良くないな。ていうか熟年までは待つんだ・・・」
「なんかねー、結婚してればWさんがそんなに働かなくても、娘さん二人育ててはいけるから・・・という、そんな感じですぐには離婚しないらしいよ」
「そ、そうですか。。。」(まあ他所のご夫婦のことに口出しはできんしなぁ)
熟年離婚の件はともかく、仮にWさんがインフルエンザにでも罹っていたら、まちがいなく手術と入院に付添うことはできない。元々11月の予定で一度延期された手術を再度延期するか、Wさん以外の誰かが付添う必要がある。ちなみにWさんの実家のお母さんはもう一人のお子さんを預かることになっている。義理のお母さんが付き添いに同行・サポートすることになっているが、高齢なのでWさんに代わって、あの口蓋裂手術後のハードな状況で付き添いを行う体力があるとは・・・あまり思えない。

となると、ここは御主人が戦力外の汚名を返上して頑張るしかないと思うのだが・・・

妻がメールに返信すると、すぐに返事が返ってきた。
「フラフラになりながら何とか入院の荷物の準備だけはできたらしい・・・」
「ということはホントに戦力外さんは何も手伝ってないのか」
「考えられん(怒」
「・・・まあ、もうしょうがないから・・・。『私達にできることがあったら何でも言ってください。近いので病院にはすぐ行けるから』とか返しといてください」
そうすると、またすぐにメールが返ってきた。
「『そういえば家買ったの、おめでとう』って。で、『どうにもならなくなったら力を貸してもらうかも』だって。明日、何とか入院手続きできるかしら・・・」
「まあ私達が心配してもしょうがない。伝えるべきことは伝えてるし。明日にはWさんの熱が下がってるかもしれない。寝ましょう」
そして夜が明けたわけだが、Wさんの体調はどうなっているだろう。何らか妻に連絡があるだろうが。

・・・

西松屋さんで妻が購入した「キャビネットロック」は、夕食後に私が設置。本来は観音開きの扉に設置するものだが、引き出しにも強引に設置した・・・。不便だが、しょうがない。

今日は、ずっと契約している生命保険会社の外交員さんと保障の見直しについて話をする予定。ローン契約時に団体信用生命保険に加入したため、死亡時にはローンの支払の必要がなくなる。その場合、賃貸と違って住居費がかからなくなるので、その分死亡保険金を下げることができ、掛け金も減額できるはずだ。




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2015年1月9日金曜日

生後618日目 ヤンチャ加速中/お姉ちゃんの奨学金更新手続き

年が明けてからというもの、息子のヤンチャぶりが加速してきている。昨日の帰宅時にも、キッチンの扉と引き出しを開けて中の物を全て取り出して遊んでいた。妻が呆れ顔をして言う・・・
「今日は、20回くらい片付けたわ」
新居のキッチンはアパートのそれと比べて収納が3倍くらいあるのはいいのだが、息子にしてみるとイタズラのネタがそれだけ多いということだ。妻は休日を待たずに、今日すぐ扉をロックできるものを西松屋さんあたりに買いに行くと言っていた。ちなみに西松屋さんは車で2~3分のところにある。それならもっと早く行っとけと言われそうだが(^^;

それから、階段のすべり止めも早急に設置したほうがよさそうだ。中古住宅なので階段の板が磨かれて滑りやすくなっており、実際に妻が少し足を滑らせそうになったと聞いた。段数を数えてホームセンターとかで滑り止めを買おう。

それから、昨日は以前から古着を頂いたりしてお世話になっているOさんが、また少し大きめの古着を下さったそうだ。新居の全部屋を見ていただいて、「広い庭もあるし、いいお家じゃないの」と言っていただいたらしい。昨日の妻は少し疲れ気味だったが、Oさんとお話ができてちょっとだけ元気になったそうだ。

息子の最新の芸、「プニプニ」。もうちょっとしっかり摘んでいることもあるのだが、何しろ動きが早くてまともな写真がなかなか撮れない。妻によると、お姉ちゃんが帰省中に、息子のほっぺたを摘んで「プニプニ~」とやっていて、どうやらそれで覚えたらしい、とのこと。

そのお姉ちゃんだが、またまた電話がかかってきた。奨学金の更新手続きで、経済状況などの入力項目が山のようにあって、それを聞くためだ。

「まず一昨年12月からの仕送り総額を入力しないといけません」
「とはいえ去年の4月から・・・だから・・・万円くらい」
「そのうち入学金と授業料」
「ざっくり・・・万円くらいだけど、大学のサイトに載ってるでしょ」
「あと家賃、光熱費、水道代」
「家賃が・・・万円、オール電化だから電気代は月に6000円くらい、水道代は固定で2500円くらい・・・って、こっちに明細が来てるのはわかるけど」
「あと通信費」
「ネットが3000円くらいで、ケータイ+スマホで4000円くらいかな」
「あと、食費とか、文房具代」
「知らんがな」
「だよね・・・」
奨学金の更新手続きに、これほど恐ろしく細かい入力項目が存在するとは知らなかった。上記の他にもアルバイト代や私の年間所得額などももちろんある。来年のために、今から出納帳を娘に付けさせたほうが良いような気がしてきた。



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2015年1月8日木曜日

生後617日目 形成受診の結果/御出産のコメント

昨日の形成外科受診の話を妻に聞いた。まず、新居から病院までは朝9時頃の道路が混雑した時間帯でも、約15分で病院に行けたそうだ。

形成外科の待合では、再来週に口蓋裂の手術で入院する予定の男の子とその双子のお兄ちゃんを連れて、妻のママ友のUさんが術前検査に来られていた。今まで3回ほどランチをご一緒させていただいている。

生後585日目 焼肉店でランチ会

先に息子が診察に呼ばれる。瞼の腫れの件以外は特に変わったことはない。Dr.が前回の受診と同じように「あれ? 下の歯どうしたの?」と聞くので、前回同様「昨年の夏に折っちゃったんです」と答えたそうだ。まあ、症例が多いから覚えていなくても無理は無い。

そして前回と同様に、飲食物が鼻から出ることがあるかと聞かれたので、これもまた同様に「出ることがあります」と答えた妻。これは、口蓋裂の手術の後でも顎裂の付近は開いたままになっているからなのだが、今回はその理由についてちょっと説明を求めたそうだ。
「口蓋裂の手術の最大の目的は、口蓋の後方部分をしっかり形成することにあります。顎裂の付近の前の部分を閉じるとその部分の成長に影響が出る可能性があるのです」
という説明を受けたそうだ。私に妻が一言。
「・・・だからそういうのは、手術の時に説明してよってかんじよね」
ごもっとも(^^;;

形成のDr.の専門外だが、瞼の腫れについても聞いてみたそうだ。Dr.によると
マイボーム腺が少しだけ腫れてるのかなぁ。う~ん、専門外だから何とも・・・だけど、痛がったり痒がったりしてないなら様子見るだけでいいと思いますよ」
とのことだったので眼科の受診はしなかったそうだ。私もそれでいいと思う。

息子の診察の後でUさんのお子さんの番だったそうで、Uさんには非常に細かく説明がされたそうだ。妻が突っ込んで聞いた直後だったからだろう(笑

Uさんのお子さんは術前検査のため、採血も行った。妻も(暇なので)付き合ったそうだ。普段、予防接種の注射でも泣かないお子さんだそうなのだが、採血は違うようで乳幼児の採血用個室から大泣きする声が待合に聞こえてきたそうだ。
「Uさん、お子さんが注射とかで泣くのに慣れてないから、すっごい辛そうだった・・・。あたしはもう色々慣れちゃってて、『あ~、泣いてる泣いてる』って軽いノリだったんだけど、不謹慎だったかなぁ」
ま、そこらへんは人それぞれだ。

Uさんのお子さんの術前検査が終わってバイバイしたあと、妻は時間つぶしのため病院内のカフェへ。一旦帰宅すると余計な駐車料金を支払わなくてはならないため、妻のお母さんが来るまで病院内で待つ作戦にしたそうだ。

妻のお母さんの下肢静脈瘤の手術は今月末になった。息子が通う病院の血管外科にて、レーザー焼灼手術で、局所麻酔。一応、1泊2日だが入院するらしい。

・・・
血管外科の待合は60代以上の人が大半。そこに一人だけ1歳8箇月の息子。おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんから「かわいいわね~」と声をかけてもらったらしい。まあ、血管外科だけに、患者さんの多くは心筋梗塞とか下肢静脈瘤の、高齢者が多い。若い看護師さんも小さい子を見るのが久しぶりで感覚が鈍っているらしく、「1歳ちょうどくらい?」と聞いてきたそうだ。こんなデカイ1歳ちょうどは、まずいない(笑

・・・

日曜日の記事に嬉しいコメントを頂いた。
お久しぶりです。以前妊娠36週でコメントさせていただきました妊娠です。
無事に元気な男の子を出産いたしました!口唇顎裂と診断されました。
妊娠中のクラッパさんのコメントには大変助けてもらいました。ありがとうございます。
疾患があっても、我が子は本当愛おしく、大切な存在です
たまには落ち込み、申し訳なく思い、本当にきれいに治るのか不安になりますが、疾患と向き合い笑顔でいることで息子には真っ直ぐ明るい子に成長してもらいたいと思います!
主人はあまり協力的ではありませんが、息子と頑張って行きたいと思います。来月には口唇裂の手術です。不安ではありますが、楽しみです。

以前のコメント
こんにちは。妊娠36週です。
お腹の赤ちゃんは出生前診断で口唇裂の診断を受けました。
初めて耳にする言葉にショックを受けると共に不安におそわれました。
色々調べているとこちらにたどり着きました。だんだんと前向きに考えられるようになりました。
まず、元気な男の子を御出産されたことを御祝い申し上げます。

胎児診断の結果を得て、産前の不安な気持ちと、無事な出産後の率直なお気持ちをコメントとして残してくださり、ほんとうに有難いと思う。これがどれほど、胎児に口唇口蓋裂があると告げられたお母さんの励みになるか、はかりしれない。来月の手術をしっかり乗り切っていただきたいと思う。



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2015年1月7日水曜日

生後616日目 形成外科受診(14回目)

昨晩のお風呂で久しぶりに体重を計測したところ、12.4kgであった。引越前に11.9kgだったから、1ヶ月弱で0.5kg増えていることになる。発育曲線で見ると1歳8箇月の男児としてはちょっと重めだが、一応正常範囲内だ。身長は・・・よくわからないが大きい方ではないかと思う。
昨日から始めた新しい芸は、ほっぺたを自分でつまむ「プニプニ」。だが、なかなか写真に取れない。

それと、今週くらいから私の上着の裾を引っ張って、「こっち来て」をやるようになった。例えば木製の知育玩具をうまく組み合わせることができた時に、それを私に見せようと裾を引っ張って連れて行く。何ともかわいい(^^;

・・・

さて、今日は形成外科受診の14回目。前回からは1箇月経過している。 リハビリや言語療法の受診はないが、左瞼に腫れがあるので眼科を受診する予定だ。・・・と言いながら、私は仕事の打ち合わせが午前と午後に1件ずつあり、同行することができない。まあ、特に本人が瞼を気にしている様子がないのでそれほど心配はしていないが。

新居からは大学病院まで車で10~15分。今日は初めて新居から妻が車で連れて行く。おそらく午前中の早いうちに受診は終わるのだが、妻のお母さんが午後2時から同じ病院の血管外科を受診することになっている。下肢静脈瘤の可能性があり、受診して今後の治療方針を決めるのだそうだ。軽症ならば理学療法や弾性ストッキング、さもなければレーザー焼灼ということになるのだろう。息子の受診終了からお母さんの受診まで3~4時間あるので、妻は一旦帰宅するかもしれない。

・・・

昨晩、こんなニュースがあった。

「ばれるの怖かった」女児遺棄した保育士の母

 起訴状では、柴田被告は昨年12月7日夜、自宅の浴室で女児を出産。翌8日午前8時35分頃、遺体をタオルに包んで、自宅近くの文房具店のごみ箱に遺棄したとされる。
妻がつぶやく。
「腹痛で受診してるから、そもそもバレてるんだけど」
「まあ、そうだね」
「はぁ。。。ウチにくれればいいのに」
あと何歳か若くて悪阻が酷くなければ(息子の妊娠時、悪阻が酷すぎて吐血し入院)、もう一人くらい産みたいのに・・・と妻はかなり本気で思っている。
「でもさあ、例えば2歳と0歳が同時にいたら、めちゃめちゃタイヘンだよ。俺ら歳だし」
「そうねぇ。でもギリギリなんとかなるかもよ」
どこまで本気かわからん・・・

ともかく、望まない妊娠で悩む女性には、こうした事件になる前に、どこかの機関に相談して欲しい。たとえば慈恵病院の妊娠SOSなどである。お母さんの事情がどうあれ、生まれてくる赤ちゃんには何の罪もなく、それは大切な生命だから・・・



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