2015年2月13日金曜日

生後653日目 健康診断を、ぜひ。

昨日も2時間ほど帰りが遅くなる・・・と妻に連絡したら、車で30分ほどかけて会社まで迎えに来てくれた。このパターンだと夕食はセルフうどんかセルフ食堂だ。昨日はセルフ食堂になった。車の中で妻の話を聞くと、どうやら夕食にカレーを準備してくれていたらしい。

「それは申し訳ない」

「いえいえ。あ、チビちゃんは食べたのよ。大人用の中辛を。しかも結構な量を。すごいでしょう」

子供用の甘口カレーすらまだ食べさせていなかったと思うが、大人と同じものが食べられるのなら比較的楽ではある。

・・・

昨日は勤務先の現役の社員が病気で急逝したこともあって遅くなった。勤務場所と部門が違うので直接関わりは無かったのだが、まだ50歳の若さで現役の社員が亡くなったので一時社内も騒然とした。先月末に黄疸が出ていて、それから2週間ほどでの訃報であった。詳しい病名などは聞いていないが、黄疸が出るといえば膵臓・肝臓・胆管あたりの癌ではないだろうか。若いから進行も早い。

・・・というようなことを食堂で妻に話す。

「まあ・・・。御家族は?」

「そういえば知らないな・・・」

「やっぱり、定期健康診断でも何でもいいけど、1年に1回くらいエコーとかで内臓を調べておいたほうが良いのよ。会社の健康診断には(エコーは)無いでしょう?」

「うん。標準コースにはね。オプション料金払えば診てもらえる。何とかの沙汰も金次第」

「まあ、あなたはこの前ひと通り(心電図・胸部X線・血液・腹部エコー・胃カメラ)診てもらったから今年は標準でいいかもしれないけど」

どのくらいが適切な健康診断かは個別に考えなければならないが、年齢とともに項目は増えていくだろう。だが、若い人にもリスクはある。

読テレ清水アナ 一昨年結婚した妻死去 昨年10月には第1子誕生したばかり (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

生後4箇月ほどのわが子を遺していかなければならなかった奥様の無念を思うと、胸が詰まる思いだ。奥さんは29歳、乳癌であった。結婚時期と出産時期、そして亡くなった時期を考えると、妊娠が分かってから乳癌が見つかったのではないかと思う。妊娠中の乳がん治療にどのような選択肢があるのか詳しくないが、妊娠していない場合に比べれば(妊娠を続行する決断をしたなら)大きく制限されるであろうことは想像できる。

もし結婚後すぐに婦人科系含めて総合的な検査をしていたら、妊娠前に初期の癌が見つかっていたかもしれないが、妻にそう言うと・・・

「検査はしないでしょうねぇ・・・。結婚前後はただでさえ忙しいし、20代だったらそんなこと考える人は少ないわ」

私達夫婦も胃腸のカメラなどの検査に気を使い始めたのは40過ぎたころからである。20代など、自分は病気にもならないし死なないと思っていた(ーー;

だが、今は大学生の娘と1歳児の親である。お姉ちゃんが卒業・就職し、息子が自立できるまでは死ぬわけにいかない。しかも口唇口蓋裂の治療は18歳前後までは確実に続くのだ。

もちろん妻にも元気でいてもらわなければ困る。

このブログは子育て中の若い方が多く見ておられると思う。育児・家事・仕事で忙しいことと思うが、ぜひ時間を作って適切な健康診断を受けて頂きたい。



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2015年2月12日木曜日

生後652日目 ものもらい悪化?

今朝のこと、早めに起き出した息子の両目に目ヤニがべっとり。特に右目のほうは量が多い。ものもらいと診断されてからクラビット0.5%の点眼薬をしているが、これほど目ヤニが出たのは初めてだ。さすがに気持ち悪そうに目をこすっている。
右目の上瞼と左眼の下瞼。1日数回点眼しているが、このところあまり変化が感じられない。

「耐性菌かな? それとも薄~いクラビットじゃ効かない?」

と言うと、眼科にいたこともある妻いわく・・・

「う~ん、確かにクラビットは1.5%のもあるけど、子供に処方するのはだいたい0.5%で、それでほぼ効くんだけどなぁ。。。」

本日、木曜日は、ちょうど通っている眼科がお休みの日である。

「お医者変えようか?」

と妻は言うが、他の眼科は軒並み患者さんが多くて待ち時間が長い。

「まだ(クラビットが)半分くらいあるし、明日か明後日でもいいんじゃない? ひどく痒がれば別だけど」

「そうねぇ。変えたところで処方は似たようなものだわね、たぶん・・・」

ものもらい以外は特に変わったことのない息子。そういえば昨日は・・・
ホームセンターで初めて購入した「マミーポコ」のLサイズをご覧のような有り様に・・・。まあこのくらいならいつものことだが、昨日はさらにこのうちの1枚を放り投げてキッチンのシンクに投入(^^;;。高分子吸収体がシンクの水分を全て吸い上げていた。。。

ちなみに今まで紙おむつはずっと「ムーニー」を使っているのだが、ホームセンターのワゴンセールで3割引きの「マミー・ポコ」(「マミー・ポコ」は普通でも一番安い)を発見し、試しに買ってみた。妻がママ友に「肌荒れするよ」と聞いていて今まで敬遠していたのだが、3割引なら仮に使えなくても被害は少ない。

そもそも息子は敏感肌、しかも潜在的にアトピー持ちなので肌荒れするんじゃないかという不安はある。指で双方の感触を確かめてみると、違いは明らか。「ムーニー」の柔らか・サラサラ感に比べて「マミー・ポコ」は固くてゴワゴワしている。同じユニ・チャームに2つのブランドがあるのは、こうした品質と価格の違いで区別しているというわけだ。



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2015年2月11日水曜日

生後651日目 確定申告準備完了

どこかへお出かけしようかと・・・昨日の夜には話していたのだが、結局行ったのはホームセンターとディスカウントスーパー。やはり休みが2日以上連続していないと遠めのお出かけはしにくい。

では何をしていたかというと、確定申告の準備。自営業をしていた頃からの流れで、サラリーマンしかしていない現在でも確定申告だけはしている。廃業すればこうした必要はないのだが、もしかしたら再開するかもしれないし、機械の減価償却費が僅かに残っているので申告したほうが税金対策になるからだ。

自営業のほうは休業状態なので、減価償却費以外には経費が発生しないし、売上もない。棚卸資産も負債もない・・・ので帳簿は一瞬で終わる。いちばん時間がかかったことと言えば医療費の集計くらいだ。10万円を超えていないと明細を付ける意味が無いのでざっと合計額を算出してみると、せいぜい6万円くらいと判明したのでそこで中止(もし口蓋裂の手術の費用負担があれば余裕で超えていたはずだが、自治体の子ども医療費助成のおかげでほとんど負担はない)。

あとはオペレーション・スマイル・ジャパンに寄付した分の寄付金控除(認定NPOへの寄付金は所得控除の対象)と、その原資となった広告収入を雑所得として申告に加える。まあ、私は普通のサラリーマンなので雑所得が20万円未満の場合は申告の必要はないし、私のブログの広告収入など20万円には遠く遠く及ばないのだが、何となくそこはキッチリしておきたくて申告している。

というわけで諸々プラス・マイナスしたところ、差引は数百円の還付となった。雑所得は寄付金で相殺されていて、そこに減価償却費のマイナス分があるので還付になるのである。だが、それも数百円。冒頭で税金対策と言ったが、手間に比べて大したものではない。

ちなみに私が今までこのブログの広告収入を原資として寄付した金額により、少なくとも1名の子供の手術は可能になったはずである。これもひとえに読者の皆様のおかげである。今年は1年で1名分を目標に頑張りたいと思っている(・・・ちょっと無理かな?)。ご協力(ブログの閲覧)を頂ければ幸いである。



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2015年2月10日火曜日

生後650日目 お嫁さんの義務はどこまで・・・?

妻は看護師経験が長いのと社交的な性格が相まって、多くの人から病気のことで相談を受ける。基本的には「○○科のお医者さんへ行くといいよ」という返答になるのだが、昨日受けたという相談・・・というか愚痴に近いが・・・それは深刻なものだった。

電話の主は主婦(以後、「お嫁さん」)なのだが、義父が膵臓癌の末期の状態で遠隔転移もあり、閉塞性黄疸も出ているという。既に外科手術は不可能。重い糖尿病もあって化学療法も難しい状態。ここに至って冷静に考えるならば、遠くない「その時」までのQOLを改善することが主体になるはずだ。様々な病院に行ってセカンドオピニオンを聞いたが、どこも「できることはありません」という回答で、最終的に義父は病院から実家に帰されたという。

義母は元気だが足腰が不安になってきており、義父のケアおよび「その時」以後のことも考えた結果、義父と義母の家(つまり旦那さんの実家)に引っ越すことになったという。今の住まいは戸建で、まだローンが残っていたが、ギリギリローンが払えるくらいの値段で売れたそうだ。便利なところにあったそうだが、実家はそこから車で30分のど田舎。。。

既に義父の食事などもお嫁さんが準備しているのだが、閉塞性黄疸が出ている状態なので食欲が湧くはずもなく、ゼリー状食品を何とか飲み込める程度らしい。「おとうさん、食べられるものを食べればいいのよ」とお嫁さんは言っている。ところが・・・

義母はその食事が気に入らないらしく、今の状態では絶対に食べられそうにない量の食事(健康な状態なら体に良いと思われるもの多数)を食べさせようとするらしい。当然食べられないのだが、そこで義父を叱咤してしまうらしい。そこにお嫁さんの御主人が「そんなもん食べられるわけない!」と反論して喧嘩になる。。。というこの状態を、義父はずっと黙って辛そうに見ているそうだ。

お嫁さんはこの件で忙しく、この1か月、同居家族以外と全く喋っていなかったそうだ。もうストレスが極限に達したために「誰か聞いて・・・」状態で妻に電話してきた・・・そんなところらしい。

ちなみに御主人にも持病があるそうで、ひょっとすると御主人の病院への送り迎えもお嫁さんの担当になるかもしれない。義母の足腰の状態が悪化すればそちらの介護をすることも、可能性としては高い。

・・・と、そこまで聞いて私は・・・

「いや、いくら嫁に来たからって、そこまでやらなきゃいけない義務ってあるのかなぁ・・・。言葉は悪いけど、超貧乏クジじゃん」

と思わず呟いた。お嫁さんはまだまだ若い(確か20代)。お子さんも小さい。何か何までおっかぶせ過ぎではなかろうか。。。

「『私、今年は大殺界らしい』って言ってたわ」

いやそういう問題ではないが・・・。

それはともかく

私が思うに、まず義母が考え方を変え、遠からず「その時」がくるということを受け容れる必要がある。残された時間はそれほど長くない。緩和ケアなどを導入して苦痛を和らげ、本人が会いたい人に会い、やりたいことをできるようにサポートしていく事が重要だろう。寝たきり状態になってしまってからでは遅いのだ。

その後は、お嫁さんへの負担軽減策を親族一同で話し合うべきだろう。

・・・

息子は昨日も平常通りの暴れっぷり。最近は特に、物を投げるスピードと飛距離が半端ない。引き戸のガラスをアクリル板に替えていなければまた割れていたことだろう。アクリル板でも若干不安だが、もし割れたらポリカーボネートにでもしないといけないのだろうか・・・(^^;;;


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