昨日は出勤日より2時間遅いバスに乗って駅に向かった。春期情報処理技術者を受験するためだ。電車に乗り、向こうの駅で降りると、出勤日とは逆の方向に歩く。20年以上前、大学に通っていた頃に毎日歩いていた道だ。試験会場はその大学。
大学には、見たことのない建物がいくつかできていた。
試験会場につくと、前の会社の同僚に何人も会った。元の会社に留まっている者もいれば、私のように別の会社へ移った者もいる。子供が増えたとか、家を建てたとか、そんな話をしていたら試験時間となった。
私が受験したのはシステム監査技術者(略称AU)。春季に行われる他の試験(データベーススペシャリスト、プロジェクトマネージャ、情報セキュリティスペシャリスト、エンベデッドシステムスペシャリスト)に関しては、「エンベデッド」を除いて既に合格しているので、選択の余地はなかった。
試験は午前1、午前2、午後1、午後2の4つを1日で受けるかなりハードな試験で、特に午後2は2400字程度の論文を2時間で書き上げるという厳しいものだ。テーマは事前にはわからない。
この試験では、休憩時間にも参考書を開いて悪あがきをしている人をよく見かけるが、あまりおすすめできない。休憩時間には糖分(チョコ菓子など)と水分(スポーツドリンクなど)の補給を行い、次の試験のために脳を休める方が効果的だ。でないと、午後2の2時間のあいだ、ずっと集中していることは難しい。
午前2、午後1とこなし、午後2が始まって1時間半で私は論文を書き終わった。こういう時に、毎日ブログで文章を書き続けている成果がでる。一通り読みなおしてから、そっと途中退出した。その試験室では、私が最初の途中退出だった。
・・・
帰宅すると息子が床にパンを千切ってばら撒くなど、悪行の限りを尽くしていた。
掃除機も面白がって排気に当たりに行く(^^;;;
このあと晩御飯を食べさせ、風呂に入れ、絵本を2冊読んだらやっと寝てくれた。情報処理技術者試験の午前2の回答が掲載されていたので自己採点すると、23/25=92%であった。なかなか100%は取れないものだ。
そして父ちゃんは月曜日の出勤。半年に一回のことだが、やっぱりしんどい。
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2015年4月20日月曜日
2015年4月19日日曜日
生後718日目 春期情報処理技術者試験・システム監査
今日は春期情報処理技術者試験の日だ。私は今回、「システム監査」という高度区分の試験を受験する。この試験は
- 午前1:マークシート(高度共通)
- 午前2:マークシート(専門分野)
- 午後1:記述式
- 午後2:論文
引越などでドタバタして、今回は自宅ではほとんど勉強できていない。バスや電車の中だけの、1回10分ほどの勉強でどこまで点数を取れるものだろうか。
・・・
2015年4月17日金曜日
生後716日目 口唇口蓋裂の子の、次の子
Twitterのフォロワーさんに若い奥さんが多いせいか(笑)、このところ、ご懐妊のお知らせをよく目にする。おめでたいことだ。私達もあと10・・・いや5年若ければもう一人と思うが、妻は妊娠するたびに妊娠悪阻が悪化し命懸けの度合いが上がっていくので、次は考えないことにしている。ポンと1歳児を渡されたら育てるが・・・(^^;;;
それはともかく、フォロワーさん達、および妻のママ友には、口唇口蓋裂のお子さんの次のお子さんをどうするか、悩まれている方が多い。
最大の不安は、次の子も口唇口蓋裂で生まれてくるのではないか、ということ。確率で言えば、やはり少し上がるらしい。両親が口唇口蓋裂ではない場合、通常は1/500の確率が1~2%になるというから、約5~10倍だ。しかし、逆に「98~99%は口唇口蓋裂でない」と言うこともできる。
とはいえ、確率は確率。当事者にとって見れば0か100かのどちらかでしかない。
また、ご家庭により事情は様々だ。妻のママ友さんは初めてのお産が双子で、その弟くんが口唇口蓋裂だった。御主人は非常に協力的だが長期・長距離出張が多く、どちらかの実家の両親の手を借りることも多い。障害の不安もあるし、治療もあるし、双子ちゃんがもう少し大きくなるまでは次の子は考えないそうだ(と言いつつできるかもしれないが)。とても良く理解できる。
もちろん、冒頭のフォロワーさんのように不安を抱えながらも、次のお子さんの出産を目指しておられる方もある。
口唇口蓋裂の子の次の子を産むことも、産まないことも、それぞれの選択であり、ご夫婦がしっかりと話しあえば良いことだ。これという答えはないのだろう。
息子が通う医大附属病院では、「次の子」を考えているご夫婦には、奥さんに適量の葉酸摂取を勧めている。それで100%防げるわけではないが、他の効果も考えれば良い指導だと思う。
・・・
息子専用プレイルームと化したリビングでソフト積み木を積み上げる。成功すると周囲を10周くらい走って回る。なので、積み木遊びなのに汗だくである。
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それはともかく、フォロワーさん達、および妻のママ友には、口唇口蓋裂のお子さんの次のお子さんをどうするか、悩まれている方が多い。
最大の不安は、次の子も口唇口蓋裂で生まれてくるのではないか、ということ。確率で言えば、やはり少し上がるらしい。両親が口唇口蓋裂ではない場合、通常は1/500の確率が1~2%になるというから、約5~10倍だ。しかし、逆に「98~99%は口唇口蓋裂でない」と言うこともできる。
とはいえ、確率は確率。当事者にとって見れば0か100かのどちらかでしかない。
また、ご家庭により事情は様々だ。妻のママ友さんは初めてのお産が双子で、その弟くんが口唇口蓋裂だった。御主人は非常に協力的だが長期・長距離出張が多く、どちらかの実家の両親の手を借りることも多い。障害の不安もあるし、治療もあるし、双子ちゃんがもう少し大きくなるまでは次の子は考えないそうだ(と言いつつできるかもしれないが)。とても良く理解できる。
もちろん、冒頭のフォロワーさんのように不安を抱えながらも、次のお子さんの出産を目指しておられる方もある。
口唇口蓋裂の子の次の子を産むことも、産まないことも、それぞれの選択であり、ご夫婦がしっかりと話しあえば良いことだ。これという答えはないのだろう。
息子が通う医大附属病院では、「次の子」を考えているご夫婦には、奥さんに適量の葉酸摂取を勧めている。それで100%防げるわけではないが、他の効果も考えれば良い指導だと思う。
・・・
息子専用プレイルームと化したリビングでソフト積み木を積み上げる。成功すると周囲を10周くらい走って回る。なので、積み木遊びなのに汗だくである。
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2015年4月16日木曜日
生後715日目 口唇口蓋同時形成術
口唇口蓋裂がある場合、一般的には以下のように順に手術を受けることになる。
口蓋の手術を分けて行う理由の一つは上顎の発育の観点から。あまり早い時期に口蓋裂を閉じることで、上顎の発育に悪影響が出ることを避ける意味がある。
・・・と、一般向けの口唇口蓋裂の本などには書いてあるのだが、口唇と口蓋の手術を同時に行う「口唇口蓋同時形成術」も(実施施設は少ないが)行われるようになっているようだ。
日本形成外科学会のサイトによれば、昨今複数の病院でこの口唇口蓋同時形成術が行われるようになっており、概ね生後6箇月で手術が行われるそうだ。6箇月なら母体からの受動免疫がギリギリ効いている時期だから、入院にあたって風邪をひいたりする確率が低いし、5箇月までの予防接種も受けやすい。
日本形成外科学会 > 一般の方へ > 疾患紹介~こんな病気を治します! > 唇裂・口蓋裂 > 唇裂手術
また、まだ数は少ないようだが口唇口蓋同時形成術に加えて「歯槽骨膜形成術」 を行うことで、7歳頃の顎裂の再建手術を不要とする新しい手術もあるようだ。
ネット検索の結果では以下の病院が口唇口蓋同時形成術を行っているようだ。
口唇口蓋同時形成は顎成長への考慮がもっとも重要な点となると思われるが、私は素人なので紹介のみに留めたい。
・・・まあ、息子の口唇裂・口蓋裂の手術は従来法で既に終わっているのだが、乳幼児の手術入院は非常に負担が大きかったので、手術の回数が少なくて済んで、しかも顎の成長に問題がないのであれば、こうした術式が拡がって欲しいと思う。
・・・
昨日、息子の「ものもらい」で眼科受診はしていなかったが、ガチフロの点眼は再開。今日明日くらいで妻が受診させるのではないかと思う。
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- 生後3箇月頃・・・ 口唇形成術
- 1歳6箇月頃・・・ 口蓋形成術
- 1歳前後・・・ 軟口蓋形成術
- 1歳6箇月頃・・・ 硬口蓋形成術
口蓋の手術を分けて行う理由の一つは上顎の発育の観点から。あまり早い時期に口蓋裂を閉じることで、上顎の発育に悪影響が出ることを避ける意味がある。
・・・と、一般向けの口唇口蓋裂の本などには書いてあるのだが、口唇と口蓋の手術を同時に行う「口唇口蓋同時形成術」も(実施施設は少ないが)行われるようになっているようだ。
日本形成外科学会のサイトによれば、昨今複数の病院でこの口唇口蓋同時形成術が行われるようになっており、概ね生後6箇月で手術が行われるそうだ。6箇月なら母体からの受動免疫がギリギリ効いている時期だから、入院にあたって風邪をひいたりする確率が低いし、5箇月までの予防接種も受けやすい。
日本形成外科学会 > 一般の方へ > 疾患紹介~こんな病気を治します! > 唇裂・口蓋裂 > 唇裂手術
また、まだ数は少ないようだが口唇口蓋同時形成術に加えて「歯槽骨膜形成術」 を行うことで、7歳頃の顎裂の再建手術を不要とする新しい手術もあるようだ。
ネット検索の結果では以下の病院が口唇口蓋同時形成術を行っているようだ。
- 北里大学病院
- 神奈川県立こども医療センター
- 北海道大学形成外科
- 横浜市立大学附属市民総合医療センター
口唇口蓋同時形成は顎成長への考慮がもっとも重要な点となると思われるが、私は素人なので紹介のみに留めたい。
・・・まあ、息子の口唇裂・口蓋裂の手術は従来法で既に終わっているのだが、乳幼児の手術入院は非常に負担が大きかったので、手術の回数が少なくて済んで、しかも顎の成長に問題がないのであれば、こうした術式が拡がって欲しいと思う。
・・・
昨日、息子の「ものもらい」で眼科受診はしていなかったが、ガチフロの点眼は再開。今日明日くらいで妻が受診させるのではないかと思う。
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