2015年7月7日火曜日

生後797日目 怒らなかった妻

昨日は久しぶりに、帰宅時間帯のうちでは最も早い時刻のバスにのることができた。駅の無料自転車置き場には先週から自転車が置きっぱなしだが、自転車の鍵を忘れて出勤したのでバスにのることになってしまった。

バスの中から降りるバス停の様子を見ると、息子を抱えた妻が迎えに来ていた。自宅から最寄りのバス停までは100m足らずなので、妻の足でも迎えに出ることができる。久しぶりに明るいうちに私が帰ってきたのが嬉しかったのか(^^;

バス停から息子を連れて家に帰るのも、実は一苦労である。道端の花や虫になどに一々立ち止まるので、全く前に進まない。交通量が比較的多く、息子の自由にさせていると危険なので、強引に抱えて家に連れて帰ると、怒る怒る・・・

とはいえ、こういうときはクイズ番組の「ネプリーグ」の録画を見せると落ち着くことが分かっているので助かる。ネプリーグ様々だ。

このあと食事をして機嫌がよくなった息子は、私の鞄を持ってあっちこっち置いてみたり・・・

プルバックカーで上手に遊ぶようになったのを見せてくれたり。
あと、親子3人でリビングでボール遊びなどして、息子が汗だくになるまで遊ばせた。そのあとはシャワーで、早めに就寝。お昼寝をしていなかったそうなので、寝入りは良かったそうだ(私が先に寝てしまったので妻に聞いた話)。

妻の話では、昨日は息子に「怒らなかった」そうだ。「土日で余裕ができたからかな」と言っていた。私と違って一日中、第一次反抗期の怪獣のような息子と1対1で付き合っているのだから、時々感情的になって怒るのも当然だろう。そういう意味でも早く帰るようにしなければ・・・

妻には、「とりあえず(息子が)死ななきゃいいよ」くらいに言うようにしている。あまり「母親はこうあるべき」なんて考えてしまうとストレスでろくな事にならないからだ。手を抜けるところはとことん抜けばいい。



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2015年7月6日月曜日

生後796日目 講談社「げんき」

日曜日はまた忙しく・・・

朝8時から自治会の清掃活動(草刈り)に参加し、そこから近くのショッピングモールで軽く昼食の後、献血。

献血には受付開始直後に並んだのでほとんど待ち時間はなかった。ちなみに私はO型Rh(-)なのだが、「Oマイナスあるある」として・・・

「献血時に『呼び出しですか?』と聞かれる」

 というのがある。緊急輸血用に大量に使われる血液であるとともに、100人に1人もいないので、常に不足状態にあるのがOマイナス。なので、本当のピンチになると電話がかかってきて呼び出されるらしい。私は献血可能な期間が経過するとすぐに献血に行くので、呼び出されたことはないが・・・

献血のあとは十分に水分を補給し、体に負担になるようなことはしない。帰宅してゆっくりして、出かけると言っても徒歩3分の郵便局に郵便物を出しに行ったくらい。息子を連れていったのだが、帰り道でお隣の御主人がお孫さんの自転車の練習に付き合っておられるのを見かけた。

息子は大喜びで、自転車の後ろを追いかけていく。自転車のサドルに跨がらせてもらったりして、大満足の様子。やはり子供は他の子どもと遊ばせるのが一番だなと、しみじみ。

息子は疲れたのか、それから夜になるまで眠っていた。

近くのスーパーでは、日曜日にアイス半額セールをやっているので、長い昼寝から起きた息子を連れて買い物に行く。妻がレジに並んでいる間、息子を連れてウロウロしていたら、子供用の本のところで雑誌を見つけ、サッと取って妻の所に持って行くではないか・・・。で、買ったのがこれ。


NHKの番組の出演者・キャラクターが大量に掲載されていて、夕食後から眠るまで、息子は完全に釘付け。特に「うたのおねえさん」(三谷たくみさん)が大好きな様子だ。男の子だのう。。。

既に付録の玩具は半分壊れているが、これくらい食いついてくれれば親としても納得感がある。来月も買いそうだな(^^;




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2015年7月4日土曜日

生後794日目 蜂の巣除去/「普通の顔」?

昨日妻が見つけた軒下の蜂の巣・・・

逆光でほとんど分からないが、直径5cmくらいのアシナガバチの巣だ。ホームセンターで専用の殺虫剤を購入して噴射。噴射が強力で十分に届いたが、その分噴射時間は短い。30秒噴射すると缶は空になった。

1時間ほど後に、高枝切り鋏を使って巣を除去。蜂には悪いが、蚊に刺されただけで大変なことになる息子が、蜂に刺されようものならどうなるか分かったものではない。

その後、おそらく安全になった庭に出て息子と遊ぶ。


プラスチックスプーンで庭の砂利を沓脱石に運ぶのが面白かったらしい。平日も遊びたいらしいのだが、残念なことに妻は紫外線アレルギーで、長時間庭に出ていることができない。妻は最近、ずっとそのことを悔やんでいるようだ。

まあ、当面土曜と日曜に私が遊んでやればいい。そのうち保育園にでも行くようになれば・・・

・・・

さて、今日は少し気になるツイートを目にして・・・

「普通の顔」というのにカチンときてしまった。

どうやら、この「普通の顔」という表現は他の人のツイートの中にあったもので、それに反応するときにそれをそのまま使ってしまったようなのだが、仮にも医療者ならばこの表現がNGなことに気付かなければならない。

単純な話として、口唇口蓋裂の当事者や両親が、医療者に「普通の顔にする」と言われて傷つかないと思うのだろうか。 当事者側が「普通の顔になりたい」と表現するのとはまるで意味が違うのだ。

口唇口蓋裂は治療すれば治る疾患だ。だが、完全になかったことにはできないし、治療が終わるまでに当事者は幼児期、少年期、青年期を通して大なり小なり心に痛手を受けることになる。そこで重要なのは、家族と医療者の精神的サポートだ。その柱である形成外科医は言動に細心の注意を払わなければならない。

まさか当事者を目の前にしてこのような言葉を発してはいないと思うが、このような表現からは「症状だけ診て患者を見ず」のようなものを強く感じる。医師であるなら、今一度初心に立ち戻って省みてほしい。



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2015年7月3日金曜日

生後793日目 2歳2箇月

今日で息子は2歳2箇月になった。体格や運動能力は、おそらく同月齢の子を上回っているだろう。反対に、口唇口蓋裂の影響なのか、言語発達はゆっくりめだ。現在、はっきり言えるのはなんと・・・

”かわいい”

だけ。なんで「かあちゃん」でも「とうちゃん」でもなく「かわいい」なのか(^^; ・・・ま、いいか。

妻のママ友のお嬢さんはほとんど同じ時期の生まれだが、すでに2語文が出ている。女の子はそもそも言葉が早いし、お姉ちゃんもいるし保育園にも通っているから、早めの発達になっているのだろう。

まあ、その子はその子、息子は息子なので、ゆっくり見守ってやろうと思う。ST(言語聴覚士)の先生には色々と指導を頂いているが、やり過ぎるのもちょっとなぁ・・・と思っている。普通+αくらいに接していればそのうち喋るんじゃないかと。

今朝寝室で目が覚めると、ベッドの横で布団を敷いて寝ている私に妻が一言。

「今までの人生の中で、今が最高に安定して幸せなのよ。ありがとう」

「それは一番嬉しい言葉です」

「・・・と、貴方には言えるのに、お父さんには恥ずかしくて言えないのよねぇ。生きてるうちに言いたいんだけどな~」

血の繋がった肉親にはなかなか、気恥ずかしくて言えないこともあるだろう。

昨日は私の退社が遅くなったこともあって、いつもの「やよい軒」で定食をいただいた。食後、コップの氷を子供用コップに移してちょっとずつ飲むという遊びを延々と繰り返していた。スプーンの使い方は少し上手になったようだ。


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