2013年9月16日月曜日

生後137日目 口唇裂術後3日目(3) 私は帰宅

コンスタントにミルクが飲めるようになり、さしあたり心配事はなくなったので、私は帰宅することにした。娘をずっとほったらかしだったし、明日からは仕事がある。

私が妻と息子を病室に残して病院を出たのが15時半くらいだった。妻からの状況報告によれば、私が病室を出た直後に100cc、それから3時間後にも70ccほど飲んだということだから、順調に慣れてきている。

病院によって微妙に異なると思うが、口唇裂手術に向けて細口哺食器やホッツ床なしでのミルクの練習をしてくださいね、と医師や外来看護師に言われると思う。でも、これがなかなか上手くいかない。今回同じ病棟に入院していた口唇口蓋裂の子のお母さん達に聞いても、手術直前まで量が飲めなかったとか、そもそも練習が全くできていなかったとか、そんな話ばかりだ。

子供にしてみれば、やっとホッツ床や口唇口蓋裂用乳首にも慣れた頃に、突然変えて飲めと言われるのだから「全力拒否状態」になるのも無理もない。

息子の場合、術前の練習は全くと言っていいほど成功していなかった。それでも手術後の深夜に2回飲めたものの、そこから1日半は全く飲めなかった(強引に口の中に入れたのを除く)。ところが日付が今日に変わった午前2時に、突然飲めるようになったので、こちらの調乳が間に合わずバタバタしたくらいだ。

結局、飲めるようになるまで、拒否されても拒否されても根気よくトライしてみるしかないということだ。10kgに満たない体重で人生初の手術。唇を切って縫った直後にミルクをゴクゴク飲めというほうが、そもそも無理な話なのだ。でも子供は親の努力に必ず応えてくれるものだと改めて感じた。手術とその痛みを乗り越えた息子を誇らしく思う。

・・・

私が病院で付き添いをしていた間はEメールで投稿をしていました。その間、本当にたくさんの励ましのコメントを頂き、感謝にたえません。スマートフォンの小さな画面で個別のコメントへのお返事を行う余裕がなく、お返事できておりません。一括で大変失礼ですが、ここで御礼を述べさせて頂きます。まだ退院はできておりませんが、順調に推移すると思います。ありがとうございました。



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生後137日目 口唇裂術後3日目(2) 点滴量半減/元気になった

午前6時にミルクを60cc飲めた。ずいぶん元気になってきたので、ひと安心。

祝日の今日も執刀医の先生は早朝に現れて、治癒の状態を確認して下さった。ゲンタシン軟膏をたっぷり使ったせいか血餅もできておらず、問題なしとのこと。それにしても外科医という方達は働きすぎだ。他の患者さんもあるだろうが、たまにはゆっくり休んでいただきたい。

ミルクを飲めてきているので、点滴量は半分に減らされた。明日にはその点滴も外せる可能性が高い。




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生後137日目 口唇裂術後3日目(1) ミルク量復活

午前2時前のミルクで、160ccをまとめて飲んでくれた。

最初は40ccだけ調乳したのだが、すぐに飲み干しそうになったので、妻の横で更に40cc作り…を繰り返した。

4ヶ月過ぎた子がミルクを飲んで、こんなに嬉しいと感じるのは、この障害を持つ子の親ならではだろう。次のミルクは、息子のペースなら2時間後だが、点滴がまだ入っているのでもう少し後になるかもしれない。



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2013年9月15日日曜日

生後136日目 口唇裂術後2日目(4) 34時間ぶりにミルクを飲む

アクビをした時に口の中を覗くと、とても丁寧に縫合されていることが素人にもわかる。縫いにくい位置だと思うが、いったいどうやるのだろうか。

昨日の早朝を最後にミルクが飲めておらず、起きたタイミングを見て数cc単位で口の中に入れるということを繰り返していた。それで30ccくらい。

ところが、先程は嫌がらずに60ccをしっかり飲んでくれた。嬉しくなってさらに60cc作ったら、それは拒否(*_*)

まあ、根気よくやっていれば段々飲むようになってくれるということだろうか。明日中にコンスタントに飲むようになってくれれば、少し安心して仕事に行けるかな。




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