2014年7月11日金曜日

生後435日目 哺乳の工夫(ピジョンP型・逆止弁なし)

ベネッセの個人情報流出は、最大で2000万件超という報道がされている。1件あたり少なくとも親1人、子供1人とすれば、4000万人分の個人情報が漏れた可能性があり、国民の3人に1人である。過去に何らかの商品を契約したことがあれば、ほぼ個人情報が流出していると考えたほうがいいだろう。

ベネッセの原田泳幸会長兼社長は、アップルコンピュータ、日本マクドナルドの取締役をつとめ、現在でもソニーの社外取締役である。会長兼社長には今年就任したばかりであり、情報流出の時期が昨年末と推定されているから、その意味では直接の責任は無いといえる。ただ、犯人を「グループ会社社員以外で、データベースの高度な権限を持つ内部者と推定」と発表したタイミングが早すぎたのではないか。これを逆に読めば、「そのような重要な権限を社外の者に与え、かつ情報へのアクセスを許していたのか」ということになるからだ。こういう時は、「全力で警察の操作に協力しております」とだけ言えばいい。まあ、私は門外漢なのだが、情報セキュリティに携わる者としては少し黙っていられない部分だ。

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さて、息子は時々フォローアップミルクを飲むだけで、別に卒業しても良い状態になっているのだが、生後数か月で口唇裂手術前の赤ちゃんでは、哺乳が一番の問題となる。口唇口蓋裂用哺乳瓶にはピジョンP型、NUK、メデラ・スペシャルニーズフィダーなどがあるが、安価で手に入りやすいのがピジョンP型だ。私達はNUKやメデラを使ったことがないので、評価はできない。

そのピジョンP型は、上顎に当たる部分がやや平らになった乳首と、乳首の中に組み込まれた逆止弁、 柔らかい樹脂製の瓶で構成されている。口唇裂があると空気が漏れて口腔内を陰圧にするのが難しい。そこで、乳首を上下の顎で押しつぶすようにすると、逆止弁の効果で口の中にミルク(または母乳)が流れこむようになっている。乳首には小さな穴があり、こちらは乳首が元に戻る時に、空気が流れこむようになっている。

これは息子の1年前の写真。瓶は外出用に小さなものに変えているが、乳首はピジョンP型だ。息子はこれで調子よく、ゴクゴク飲んでいた。

しかし、お子さんによっては、ミルクが出てくる量が飲み込める量をオーバーしてしまい、泣きだして飲むのをやめてしまったり、吐いてしまったりすることもあるようだ。Twitterなどでそうした声を何度か拝見したことがある。

こうした時には、乳首の中の逆止弁を外してみることをお勧めする。こうするとミルクが出てくる量がかなり少なくなり、お子さんが無理なく飲めるようになることがある。ミルクが少なすぎる時は、乳首の先端の切れ込みを、カッターなどで少し大きくすることも考えられる。流量がちょうど良くなれば、おしゃぶり感覚でず~っとチュッチュして、少しずつ飲んでくれる。

これは昨日の息子。ブラウン管テレビ用の台に液晶テレビを置いているため、格好の「お立ち台」と化しており、このように登ってはしゃぐのが通例となってしまっている。基本的に起きている間は暴れているので、最近はなかなか体重が増えなかったが、昨日の風呂では11.1kgになっていた。妻曰く、「日中は暴飲暴食」というくらい食べているらしい。まあ、欲しいだけ食べればよろしい。。。子供は丸々してたほうがいいだろう。


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2014年7月6日日曜日

生後430日目 ハートネットTV「シリーズ"施設"で育った私 第1回」

ショッピングセンターで娘の為の買物に付き合うというのは、ものすごい時間がかかる。しかも女性用水着売り場だったから、娘と妻が選んでいる間、私はベビーカーを押して他の売り場をウロウロするくらいしかできない。約1時間半、なかなかの苦行であった。。。
お昼すぎには息子がぐずり始めたこともあって帰宅。息子の寝かしつけに成功すると、妻と娘は別の場所に出かけた。私は息子を見ながらお留守番。録画していた、「ハートネットTV シリーズ"施設"で育った私 第1回」を見ることにした。第2回・第3回も録画している。

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36歳の「渡辺忍」さんが、所持金30円で支援団体に駆け込んだのは一昨年のことだった。渡辺さんの両親は、彼が小学校2年生の時に離婚。その後、彼と暮らしていた母親が行方不明となり、それから児童養護施設で育った。

「自分のやりたいことを見つけたい」
大学進学を決意し、アルバイトでコツコツ学費を貯め、第一志望の大学に進学。進学後は1日7時間のアルバイトと勉強を両立させるというハードな生活が続いた。大学2年のある日、彼はパチンコに手を出してしまう。生活費を少しでも増やしたいという思いからだった。

だが彼は、結局パチンコに依存してしまう。学費や生活費までつぎ込んでしまい、あっという間にホームレス生活になってしまった。
 「現実逃避みたいな感じです」
彼は最後の手段として自分が育った児童養護施設に連絡。現在の支援団体に繋いでもらった。

彼はパチンコ・・・ギャンブル依存症である。1日7000円の派遣の仕事で何とか家計をやりくりしながらも、今でもついついパチンコに足が向いてしまうのだ。

「自分の娘や息子に対してはどう接します? ・・・ここぞという時には最大限の愛情注ぐでしょ」
彼が支援団体代表の女性に言った言葉。無条件の愛情を・・・そして本気で向き合ってくれる大人との対話を得ることができなかった、今の彼の苦しさが滲み出ているような言葉だ。36歳の大人として、しっかり自立しなければならないという思いとは裏腹に、彼の中の「子供」がそれを遮ろうとする。彼が子供時代に抑えこんできた依存欲求は満たされないまま形を変えて、彼の心の中に棲み続けている。

早朝5時。彼は自分と向き合ってくれる人の存在を頼りに仕事に出かける。
「見放さないでいてくれた人に対して、裏切っちゃいけないなと」
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18歳で自立を求められる、児童養護施設で暮らす子供達。その現実を私達はもう少し知らなくてはならない。

シリーズ 「施設」で育った私 第1回 漂流する施設出身の若者たち



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2014年7月5日土曜日

生後429日目 帰ってきたお姉ちゃん見て・・・

新幹線で娘が京都から帰ってきた。昨晩の20時半過ぎのことだ。息子を玄関まで連れていってお出迎えしたのだが、予想どおり「ガン泣き」。泣きやむまで10分くらいかかっただろうか。前回京都で会ったのが1箇月半前だから、すぐに思い出せなくても、または忘れていても仕方ないだろう。

娘のお土産の「チョコ味生八ツ橋」などは、息子はまだ食べることができないので、普通にヨーグルトなどを食べさせてもらった。帰ってから1時間も経つ頃には、思い出したのか慣れたのか、お姉ちゃんと遊ぶようになっていた。

娘は3箇月間、一人暮らししながら大学の授業と部活をこなしてきているが、まだアルバイトなどをする余裕は無いようだ。勉学の支障になるならしなくても良いが、若い時期に実社会と直接関わりを持つということもプラスになる。できれば同世代ではなく、年上の経験豊かな人と関わるものが良い。

4月からここまで、顎関節症や虫さされ?による体調不良、部屋にコバエが大量に入ってくるなどの(ありがちな)トラブルが発生したが、大学自体は楽しいようだ。とは言え、親としては心配な面も多々ある。大学受験あたりから社交的な性格に変貌した娘なので、妻は「夜遅くまで男の子たちと遊んでちゃだめよ」などと釘を差している。どこまで耳に入っているか疑問だが。

今日は体育の授業で水泳があるとかで、水着などを買いにショッピングセンターに行くことになっている。大学で水泳の授業があるのは何か意外な感じだ。女子比率が低い理系の大学なので、男子学生の視線とか無いのだろうか。それとも女子だけ集めて・・・とか? 一応父親なので気になるのだが・・・。

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昨日の息子の体重は11.0kg。このところ10.8kgが続いていたのだが、久しぶりの11kg台だ。そろそろ抱っこの体重ではないし、ちょっとずつ一人歩きもできるようになったから、時間があればショッピングセンターで息子の靴も見てみたい。



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2014年7月4日金曜日

生後428日目 子育て支援センター3カ所目

気がつけば昨日で1歳2箇月。ひとり歩きは7歩くらい。

生後1歳2ヶ月|赤ちゃんの発育・発達|ベビータウン

上記のページには、「そろそろ外歩きも? 」と書かれているし

生後1歳2ヶ月|お世話|ベビータウン

このページには「ファースト・シューズ」の選び方も書いてある。つま先に余裕があって、マジックテープのタイプですか。何かちょっと選ぶのが楽しそうだ。今週末は京都からお姉ちゃんが一時帰省して、地元のショッピングセンターに買い物に行くだろうし、ついでにチビの靴を選ぶ時間があるかもしれない。

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昨日は、近くにある私立大学の附属幼稚園での「どんぐりっ子」という子育て支援(親子クラブ)に初めて連れていったそうだ。最初、広いキャンパス内で幼稚園の位置がわからず、学生さんに尋ねたところ親切に幼稚園まで案内してくれたそうだ。

来ていた親子は妻と息子だけだった。年配の保育士さんと話をしたところ、どうやら妻や妻の弟がお世話になった保育士さんと顔なじみらしいとのこと。地方の町なので、そうしたこともよく起こる。

息子は例によって、初めての人に話しかけられるとガン泣きになるが、慣れてくると広い場所で一人で遊んでいたそうだ。妻は保育士さんとお話して、2時間ほど過ごした。

この子育て支援の利用者は、大学の学食が利用できるということも利用案内に書いてあった。お得な食事が大好きな妻には朗報だろう。ただ、学食には子供用椅子が3つほどあるだけらしく、利用者が多いと使えないかもしれない。

これで、妻は市内の3箇所の子育て支援施設に顔を出した。それぞれ開いている曜日が異なるが、全部合わせれば平日はほとんど毎日利用できる。息子の社会性を高めるためにも、そして妻の気分転換のためにも、どんどん利用したいものだ。




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