2015年3月19日木曜日

生後687日目 「ものもらい」で手術、ほぼ決定

日帰り東京出張で、客先のビルのロビーで東京支店の人と合流すると、初めて見る若い女性が同行していた。新卒?にしても若い。娘と同じくらいに見える。挨拶すると、大学3年生でインターンシップとのこと。どういうわけか納品に参加することになっていた。

納品そのものは特に問題なく完了したが、エンドユーザ様からの御要望で、特殊なデータエントリーがされている件数を個人別に集計することを依頼された。

「数分待ってください」

エントリーされたデータを担当者IDごとに集計し、その結果を担当者マスタと内部結合するSQLを書く。初歩的なものだから1分もかからない。

「こんな感じです。あと、データ種別の切り口で集計したものも、Excelのシートにしてあります」

「おぉ、さすが開発。速いね~」

と営業。

「普通普通」

一応謙遜しておく。

そうこうしているうちにお昼。皆で食べに行く道すがら、インターンシップさんに話し掛けてみる。

「こういう仕事に興味ある系?」(なぜかチャラ男風)

「そうなんです。企画営業みたいなのを希望していて。さっきの、お客さんの要望に応じて『パチパチ』ってすぐに結果を見せるのとかって、すごくかっこいいです! 文法とか全部覚えてるんですか?」

「全部じゃないけど大体はね。20年もやってれば嫌でも覚えるし(^^;」

娘に聞かせてやりたい会話ではあった。その娘もあと2年経つと就職活動を始めるのかな。

昼食中、妻からSMSが届いた。

『来週金曜日にオペになりました(T_T) 木曜入院で、最大1週間』

「1週間? まじか・・・」

「どうしました?」

SMSの画面を見せつつ

「来週は動けないかな」

「あ~・・・。こりゃしょうがないっすね。息子さん大丈夫なんですか?」

「まあオペっつってもこの前みたいな大掛かりなやつじゃないし」

・・・

納品を終えて新幹線に乗り、帰宅したのは21時になっていた。妻と話す。

「眼科から形成に紹介されて、診察はいつものI先生。ま、センセの外来診察日狙って行ったから当然だけど」

「もうお馴染みだねぇ」

「なんかねぇ、今日は診察室に学生さんみたいな人がいっぱいいたわ。で、私が『メイアクト飲んでたんですけどあまり効かない』って話したら、横の学生さんに『メイアクトは何系?』って質問したりして」

「セフェム系」

「そうそう。なんだけど、学生さんテンパっちゃって辞典で調べて(^^;」

「そりゃ時間かかったでしょ」

「まあね。で、非セフェム系の飲み薬出されたわ。『これが効けばよし、じゃなかったらしょーがないねー』って、Iセンセのいつもの軽いノリよ」

「わかるわかる。それにしても入院1週間かぁ」

「たま~に、傷口がジクジクして治りが悪いことがあって、そういう時は1週間位かかるんだって。入院日は私だけで何とかなるから、手術日(金曜日)休める?」

「大丈夫」

というわけで、まさかの「ものもらい」で手術である。息子は2歳を前にして3回目の手術。入院に至っては6回目┐(´д`)┌ さすがに慣れた。





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2015年3月18日水曜日

生後686日目 東京出張

いつもより一時間早く起きて始発に乗り、東京出張である。今回は順調なら午前中には作業が終わるだろう。
息子のものもらいの状態があまりよくならないので、予約より2日早いが、大学附属病院の眼科を受診させることになった。手術になりそうな気がしている。




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2015年3月17日火曜日

生後685日目 お姉ちゃん戻る/がんの告知

夕方、最寄り駅の改札を抜けると、妻と娘、そしてベビーカーに乗った息子が出迎えてくれた。娘が京都に帰るので、その前に皆で食事しておこうというわけだ。

駅から歩道橋で直接繋がっているショッピングモールはこういう時に便利。娘の希望でセットの注文で焼きたてパンが食べ放題になる店に入る。

日中は同級生と遊んでいたらしい娘の話を5分ほど聞いたあとで、最近少し気になっていた妻の知り合いのことをたずねてみた。お義父さんが末期膵臓癌の方だ。

口唇口蓋裂児の父親として: 生後650日目 お嫁さんの義務はどこまで・・・?

「かなり悪いそうだわ。腹水はもちろん、いろんなところに水が溜まって・・・」

「じゃあもうあんまり・・・」

「時間はないと思うわ。お義父さんは漁師さんだったみたいで、『船に乗せてあげよう』って話になったらしいんだけど、医者が絶対ダメだって。動かしたら死んじゃうからって」

「お義父さんは癌だと分かってたんだよね?」

「一応ね。でも本人は治ると思ってたみたいで・・・、最近まで。 だけど往診のお医者様が、もう話ができるうちに本当のことを言うべきかもしれないんじゃないかって。それで」

「人それぞれだけど、僕だったら身体が動くうちに告知してほしいかな。御礼を言いたい人もいるし、やっときたいこともある」

娘も話を聞いていたが、いまいちピンとこないのか特に反応はなかった。まだ19歳だから実感はないかなぁ。だけど、時々こういう話を聞かせておくメリットはあるだろう。

・・・

料理とパンをお腹いっぱい食べ、妻と娘、そして息子も満足。

このあと駅で娘を見送り・・・
帰っていった。

・・・

息子の「ものもらい」に関して、次の受診は今週金曜日だ。2泊3日入院になりそうな気がしている。



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2015年3月16日月曜日

生後684日目 口唇裂の執刀Dr.に遭遇

娘の帰省時に必ず付き合うことになるのが、地元のショッピングモールでの買い物だ。食事を挟んだりするとかなり長時間になる。昨日の場合、正午過ぎから夕方6時までの長丁場。ただ、ショッピングモール内に大きな公園があって、そこで遊ばせたりしていた時間も含む。
少子化とは言うが、ここだけはものすごい数の子供がいる。ボール遊びに興じている親子が多く、私達も次回は持って来るべきだと思った。そうでないと、息子がよその子のボールを奪いに行くので・・・

フードコードも大混雑だったが、少し変わった雰囲気のお店に入ると割と席が空いている。妻と娘の昼食の1/4ずつくらいをたいらげる息子。

ショッピングモールでは、偶然に息子の口唇裂の手術を執刀してくださったN医師に遭遇した。あちらも家族連れ。会釈だけで話はしなかったが、息子と同じくらいのお子さんを連れていた。息子の口唇の手術の時、4日連続で病院に泊まり込みとか話していたような記憶があるが、その時に正誤数ヶ月のお子さんがいたはずだ。

いつも病院にいるイメージのN医師だが、休日はしっかりベビーカーを押してお父さんになっていた。そういう時間があるから頑張れるのかもしれない。もしかするとまた息子の「ものもらい」の件で形成手術のお世話になるかもしれない。



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