私の両親はどちらも1936年生まれだから、83歳。高齢者による暴走事故が連日報道されるようになる前に、誰に言われるでもなく免許証を返納し、愛車も手放した。父は初期型プリウスに乗っていたが、微小脳梗塞の影響で視界が悪くなったことが理由。母はMTのカリーナを愛用していたが、体力の衰えを自分で認識して運転をやめた。母は何十年も無事故無違反であったし、ついにATの自動車には乗ったことがなかった。
実家は車がないと買い物にも困るような場所にあり、通院や買い物など街に用があるときは現在は義兄(姉の旦那)が車を出してくれている。私もできるだけ、休みの土曜日などには顔を出すようにしている。
個人差はあるものの、80歳を超えれば認知機能や運動機能はどうしても低下する。全員運転をやめろとは言わないが、MTの操作が辛くなったら辞め時ではないかと思う。高齢者に対してMT限定免許に変更するという案が出ているが、基本的には賛成である。
両親が免許を返納し自動車も手放した今、暴走事故の加害者になる確率は限りなくゼロに近づいた。息子として心配の種が少なくなって安堵している。
さて、来週は息子が18日に入院、19日に鼻と上唇の修正手術である。
形成外科の担当医による概要図によれば、鼻の内側を切開して縫い合わせて高くする手術と、上唇の縫い合わせ部分を綺麗にする手術になる。今回、瘻孔の手術はしないことになった。
術後はレティナを半年ほど鼻の穴に入れるそうだ。口唇裂の手術の時は分別が付かなくてレティナをすぐに外してしまっていたが、今回は本人の心がけ次第。どうなることやら。
手術の直前・直後には、鼻と唇の写真を撮って当ブログに掲載しようと思う。
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