2013年9月13日金曜日

生後134日目 口唇裂手術当日

昨晩は午前0時前後に就寝したが、やはり緊張しているのか・・・、目覚ましの設定より1時間も早い午前4時に目が醒めた。




















今までこのブログに掲載した写真のごく一部。

写真を見ながら振り返ってみると、4箇月はあっという間に過ぎた。全く寝ない夜もあったし、熱を出して入院したり、術前検査前に咳が出てヤキモキしたこともあった。

ホッツ床の洗浄、デュオアクティブやテープの貼替えは日常生活の一部になった。

今日の手術を機に、また少し日常に変化が起こる。

さあ、そろそろ病院に行く準備をしよう。



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2013年9月12日木曜日

生後133日目(2) 小児病棟での出会い

仕事を終えて電車に飛び乗り、息子の病室に着いた時は18時半くらいだった。


手術は明日の朝一番で、入室が朝8時半。執刀医の先生の計らいで、私が聴けるように朝7時半という早朝に手術の説明をしてくださるとのことだった。

今日の日中の病棟で、妻は口蓋裂の手術を受けた子のお母様に声をかけていただいたそうだ。今度の日曜日には退院されるらしい。私が病室に着いてそんな話を聞いていたら、丁度そのお母様がみえられて、その子の1年以上前の口唇裂の手術や、今回の口蓋裂の手術について貴重な体験談を聴かせていただいた。おまけに、手術の直後は大変だからと、ドリンク剤や簡単に食べられるお菓子まで差し入れていただいた。

私が息子を風呂に入れて出てくると、そのお母様の御主人も来られたところだった。談話コーナーでそれぞれの子供を抱きながら、同じ疾病を持つ子の親どうし、1時間近く話をさせて頂いた。しっかり者のお母様と穏やかな御主人の愛情を一身に受け、二度の手術を乗り越えた一人息子さんは、私達から見るとずいぶんお兄さんに見えた。

妻は不安な気持ちをそのお母様に話すことができて、少し気持ちが軽くなったようで、私にはそれが最もありがたい。

・・・

病院に一日駐めていた車を運転して帰宅すると、郵便受けに一通の国際郵便があった。





オペレーション・スマイル・ジャパンからの寄付金の領収書。手術前日に届くというのもすごい偶然だ。

寄付は僅かな金額だが、子供医療費の助成を受けて手術を受けられる日本の親として、途上国の口唇口蓋裂の子供達が手術をうける際の薬の一部にでもなればと思い、寄付をした。寄付の一部はこのブログに表示している広告からの収入を充てさせてもらった。つまり、このブログを読んでくださっている皆様全員からの寄付である。

・・・

さて、明日はいよいよ口唇裂の手術だ。手術の六時間前・・・午前2時半からミルクを飲ませられなくなる。きっと、早朝の妻はぐったり疲れていることだろう。明日は休暇を取り、7時頃に病院に行く予定だ。





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生後133日目 入院日/口唇裂手術前日


現在午前8時前。午前9時半に医大附属病院の入院受付に行く予定なので、もうしばらくしたら出かけるつもりだ。デュオアクティブが剥がれかけだったので、全部取って少しの間そのままにしておく。

このお顔も明日の手術まで。しっかり写真に記録しておく。動画も残した。


英語圏では口唇口蓋裂の子の笑顔をwide smileと言ったりするそうだ。なるほど。

今日は午前中に車で病院に行き、仕事は午後から。車は病院の駐車場に置いて、病院から会社へは電車で向かう。会社帰りに病院に立ち寄って様子を見て、駐車場の車で帰宅する予定だ。



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2013年9月11日水曜日

生後132日目 入院前日


ミトンをしたままの手で自分の顔を触りまくるので、頻繁にこんな感じになる。スキントーンが人中の下に潜り込んでしまうのだ。でもまぁ、寝ているから良いか・・・ってことで、大体は起きるまで放置している。テープを貼る時は大泣きになるから、わざわざ起こすこともないかと。

このテープやデュオアクティブを貼る作業も、明後日の手術までのことかと思うと感慨深い。


デュオアクティブ、テープ、ホッツ床は手術前に外す。退院して矯正歯科でホッツ床のボタンとNAM(鼻ステント)を除去する。手術後は上唇が形成されているので、ボタンや鼻ステントがなくてもホッツ床がその位置に保持できるそうだ。しかし外れやすいので、落下・紛失に気をつける必要があると聞いている。

・・・

私の職場には、心の不調から休職し、現在は時短勤務にしている同僚がいる。同僚と言っても私とは一回り以上若い。比較的のんびりした私のチームに入って、ボチボチ作業してもらっているのだが、昨日は出社直後にパニック発作が出てしまった。

ソファーで1時間ほど休ませて、心療内科の主治医に私から電話して対処を聞き、帰宅できそうな状態だったので帰らせた。パニック発作の引き金になるようなことは思いつかないが、当事者すら気づいていないような事が関係しているのかもしれない。職場のメンタルヘルスは重要なテーマだが、心的ストレスが溜まりやすいIT業界では予防も対処も簡単ではないと感じる。



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