2013年9月17日火曜日
生後138日目 口唇裂術後4日目(3) 術後の笑顔も・・・
小児病棟がものすごく混み始めたため、個室から4人部屋に移動していた。移動先の部屋には、口唇口蓋裂の子が居て、私達に個室の順番を譲ってくださったお母さんがいらっしゃる。本当は妻と息子は違う大部屋に移動することになっていたが、その方が「いろんな人が出たり入ったりするのはかなわない」と、妻と息子を同じ部屋にするように頼んでくださった。また、妻が荷物の移動をするあいだ、息子を抱いてくださっていたそうだ。大部屋が苦手な妻だが、この方が居てくだされば何とかなるかもしれない。
息子は予想どおり点滴がとれていた。ミルクは100cc前後をコンスタントに飲めるようになっている。今日は2回も執刀医の先生が状態を確認してくださって、「とても綺麗になっています」と、安心できる言葉をかけてもらったそうだ。例によって執刀医の先生は、私達が病院内をウロウロしている1時間弱の間に2回もすれ違うほど、動きまわっておられるようだった。今日も手術があったみたいだし、いったいいつ休んでおられるのやら。。。
最近の息子は大きな鏡が大好きで、洗面所の鏡の前に連れて行って見せると、「うゎ、うゎ」と笑う。口唇裂手術の術前は大きなお口を広げて笑った顔が可愛かったが、今はちっちゃなお口を少し開いて笑う。これがまた可愛い。時間があれば笑顔の写真を撮りたいのだが、1時間弱しか面会できないのでまだ撮れていない。
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生後138日目 口唇裂術後4日目(2) どんどん飲んでいる、らしい
生後138日目 口唇裂術後4日目(1)
久しぶりに自宅のベッドで眠ると、ソファで寝るのがアラフォーの体にどれだけ負担になるかがわかる。午後11時くらいに就寝したが、午前5時に起きるまで熟睡することができた。
昨日の夕方、手術前の写真2枚と手術後の写真7枚を持って実家に報告に行った。まずは巨大ネコ様に新入りの手術が成功したことをご報告申し上げた(笑。
実家の両親には写真を時系列で見せながら説明。
両親、特に親父は手術まで長く感じていたようだ。まだまだ第1ステップにすぎず、来年には口蓋裂の手術。その後も色々とあることをもう一度伝えておいた。
今朝の妻の電話では、直近のミルクは100ccくらい飲めたらしい。特に問題無いということなので、私は少し落ち着いて仕事ができそうだ。夕方には病院に寄ってみる。1日経過したら、また顔が変わっているかもしれない。
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よく頑張ったな |
昨日の夕方、手術前の写真2枚と手術後の写真7枚を持って実家に報告に行った。まずは巨大ネコ様に新入りの手術が成功したことをご報告申し上げた(笑。
実家の両親には写真を時系列で見せながら説明。
今朝の妻の電話では、直近のミルクは100ccくらい飲めたらしい。特に問題無いということなので、私は少し落ち着いて仕事ができそうだ。夕方には病院に寄ってみる。1日経過したら、また顔が変わっているかもしれない。
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2013年9月16日月曜日
生後137日目 口唇裂術後3日目(3) 私は帰宅
コンスタントにミルクが飲めるようになり、さしあたり心配事はなくなったので、私は帰宅することにした。娘をずっとほったらかしだったし、明日からは仕事がある。
私が妻と息子を病室に残して病院を出たのが15時半くらいだった。妻からの状況報告によれば、私が病室を出た直後に100cc、それから3時間後にも70ccほど飲んだということだから、順調に慣れてきている。
病院によって微妙に異なると思うが、口唇裂手術に向けて細口哺食器やホッツ床なしでのミルクの練習をしてくださいね、と医師や外来看護師に言われると思う。でも、これがなかなか上手くいかない。今回同じ病棟に入院していた口唇口蓋裂の子のお母さん達に聞いても、手術直前まで量が飲めなかったとか、そもそも練習が全くできていなかったとか、そんな話ばかりだ。
子供にしてみれば、やっとホッツ床や口唇口蓋裂用乳首にも慣れた頃に、突然変えて飲めと言われるのだから「全力拒否状態」になるのも無理もない。
息子の場合、術前の練習は全くと言っていいほど成功していなかった。それでも手術後の深夜に2回飲めたものの、そこから1日半は全く飲めなかった(強引に口の中に入れたのを除く)。ところが日付が今日に変わった午前2時に、突然飲めるようになったので、こちらの調乳が間に合わずバタバタしたくらいだ。
結局、飲めるようになるまで、拒否されても拒否されても根気よくトライしてみるしかないということだ。10kgに満たない体重で人生初の手術。唇を切って縫った直後にミルクをゴクゴク飲めというほうが、そもそも無理な話なのだ。でも子供は親の努力に必ず応えてくれるものだと改めて感じた。手術とその痛みを乗り越えた息子を誇らしく思う。
・・・
私が病院で付き添いをしていた間はEメールで投稿をしていました。その間、本当にたくさんの励ましのコメントを頂き、感謝にたえません。スマートフォンの小さな画面で個別のコメントへのお返事を行う余裕がなく、お返事できておりません。一括で大変失礼ですが、ここで御礼を述べさせて頂きます。まだ退院はできておりませんが、順調に推移すると思います。ありがとうございました。
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私が妻と息子を病室に残して病院を出たのが15時半くらいだった。妻からの状況報告によれば、私が病室を出た直後に100cc、それから3時間後にも70ccほど飲んだということだから、順調に慣れてきている。
病院によって微妙に異なると思うが、口唇裂手術に向けて細口哺食器やホッツ床なしでのミルクの練習をしてくださいね、と医師や外来看護師に言われると思う。でも、これがなかなか上手くいかない。今回同じ病棟に入院していた口唇口蓋裂の子のお母さん達に聞いても、手術直前まで量が飲めなかったとか、そもそも練習が全くできていなかったとか、そんな話ばかりだ。
子供にしてみれば、やっとホッツ床や口唇口蓋裂用乳首にも慣れた頃に、突然変えて飲めと言われるのだから「全力拒否状態」になるのも無理もない。
息子の場合、術前の練習は全くと言っていいほど成功していなかった。それでも手術後の深夜に2回飲めたものの、そこから1日半は全く飲めなかった(強引に口の中に入れたのを除く)。ところが日付が今日に変わった午前2時に、突然飲めるようになったので、こちらの調乳が間に合わずバタバタしたくらいだ。
結局、飲めるようになるまで、拒否されても拒否されても根気よくトライしてみるしかないということだ。10kgに満たない体重で人生初の手術。唇を切って縫った直後にミルクをゴクゴク飲めというほうが、そもそも無理な話なのだ。でも子供は親の努力に必ず応えてくれるものだと改めて感じた。手術とその痛みを乗り越えた息子を誇らしく思う。
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私が病院で付き添いをしていた間はEメールで投稿をしていました。その間、本当にたくさんの励ましのコメントを頂き、感謝にたえません。スマートフォンの小さな画面で個別のコメントへのお返事を行う余裕がなく、お返事できておりません。一括で大変失礼ですが、ここで御礼を述べさせて頂きます。まだ退院はできておりませんが、順調に推移すると思います。ありがとうございました。
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生後137日目 口唇裂術後3日目(2) 点滴量半減/元気になった
生後137日目 口唇裂術後3日目(1) ミルク量復活
2013年9月15日日曜日
生後136日目 口唇裂術後2日目(4) 34時間ぶりにミルクを飲む
生後136日目 口唇裂術後2日目(3) 機嫌は突然良くなるらしい
生後136日目 口唇裂術後2日目(2) ちょっと機嫌良くなる
生後136日目 口唇裂術後2日目(1) まだ飲まず
2013年9月14日土曜日
生後135日目 口唇裂術後1日目(2) 個室へ移動
ミルクは明け方までは1回あたり40cc 飲んでいたが、そこからお昼現在まで、嫌がってほとんど飲んでいない。
手術直後の4ヶ月の乳児に4人部屋というのはかなり無理がある。しかも同室の母親達の中には午前1時に部屋の中で、携帯で普通の声で会話する強者もおり、ほとんど眠れていない妻が改善を申し入れたが、その時点では空き部屋がなく、静かに眠れる環境を得ることはできなかった。
談話コーナーで夜明かしをした私達には、同じ障害のお子さんを持つ方が声をかけてくださった。そのお子さんは5歳。外鼻の修正手術を昨日受けられていた。既に売店に行ったり、プレイルームで遊んだりして元気一杯。私達より若いお母さんには色々な話をしていただいた。
お昼前、談話コーナーにいた私達に個室が空いたという知らせがあった。廊下で昨晩のお母さんに出会ったので話をすると、個室の希望をキャンセルして下さったのだと分かった。私達の待ち順は9、そのお母さんの待ち順は8だった。
「もうウチの子は元気だし、個室代高いからキャンセルしただけよ」とおっしゃるが、私達に譲って下さったのは明らかだ。本当に、涙が出るくらいありがたかった。
そういうわけで、やっと妻は静かな環境で眠ることができている。私も少し病室のソファで仮眠しよう。
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手術直後の4ヶ月の乳児に4人部屋というのはかなり無理がある。しかも同室の母親達の中には午前1時に部屋の中で、携帯で普通の声で会話する強者もおり、ほとんど眠れていない妻が改善を申し入れたが、その時点では空き部屋がなく、静かに眠れる環境を得ることはできなかった。
談話コーナーで夜明かしをした私達には、同じ障害のお子さんを持つ方が声をかけてくださった。そのお子さんは5歳。外鼻の修正手術を昨日受けられていた。既に売店に行ったり、プレイルームで遊んだりして元気一杯。私達より若いお母さんには色々な話をしていただいた。
お昼前、談話コーナーにいた私達に個室が空いたという知らせがあった。廊下で昨晩のお母さんに出会ったので話をすると、個室の希望をキャンセルして下さったのだと分かった。私達の待ち順は9、そのお母さんの待ち順は8だった。
「もうウチの子は元気だし、個室代高いからキャンセルしただけよ」とおっしゃるが、私達に譲って下さったのは明らかだ。本当に、涙が出るくらいありがたかった。
そういうわけで、やっと妻は静かな環境で眠ることができている。私も少し病室のソファで仮眠しよう。
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生後135日目 口唇裂術後1日目(1) 顔が腫れる
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