今回お会いしたお母さんが予約してくださった隣県のお店は畳の部屋があり、戸で仕切られているので落ち着いて食事をすることができた。ちなみに、産後はじめての子供を連れての外食だったそうだ。
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点対称 |
私ははじめてお会いした御家族だが、一生懸命子育てされている様子が伝わってきた。
何しろ初めての子育てが双子の兄弟。そして弟君は口唇口蓋裂で頻繁に県外での受診が必要で、来月には口唇裂手術のために入院が予定されている。二人とも目鼻立ちが整った可愛い赤ちゃんで、お兄ちゃんはとても眼が大きく、弟君は口唇口蓋裂なのに鼻が高くて綺麗な形だった。鼻ステント(NAM)による矯正が不要なくらいで、これはとても稀なことのようだ。
このお店で3時間弱、双子の子育てのご苦労を伺い、私達としても大変勉強になった。私達からも入院や手術に際して準備するものや知っておくといい事をアドバイスさせていただいた。
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今回、どうしてこの御家族にお会いしようと思ったのか妻に聞いてみた。
「私自身が先輩お母さん達に話を聞いて随分助かったし、手術前の不安がすごく楽になったの。同じ病院で同じ手術を受けるんだから、私がお話できることだったら伝えたいと思って。でも、今日も思わず『頑張って』って言っちゃったけど、余計だったかな」
毎日できるかぎり頑張っているから、これ以上「頑張って」と言われても・・・という思いが妻もあったのだそうだ。
「手術はやっぱり大変だからね。いつもよりちょっと・・・だいぶ頑張んないといけないのは確かだよ」
そう妻に答えたら、「そうよね・・・」と言って、少し前に届いたお礼メールに返信を打ち始めた。
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肩にホッツ |
生まれてくる子供に障害がないことを願うのは当然のことではあるけれど、息子の障害があったからこそ、こうした出会いがあり、妻も私も少し成長できているような気がする。
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