出かけるときに忘れないよう、ドアの内側に貼紙をした。
「ホッツ確認!!」だ。
9月の口唇裂手術で入院した時、息子より3日ほど後に同様に口唇裂手術を受けた女の子がいた。妻はその子のお母さんとも友達になっていたのだが、昨日携帯にメールが入ったそうだ。
「ホッツなくした(T_T) ぜんぜん飲まない へこむ~~」
驚いた妻はすぐに電話で話したそうだ。お母さんによるとお子さんが中耳炎になり、雨の中、小児科やら耳鼻科をぐるぐる回って、気が付けばホッツ床をどこかに落としてしまったらしい。巡った所全てに電話をかけたものの、普通の人がホッツ床など知るはずもなく、「子供用のちっちゃい入れ歯みたいなピンクのプラスチックの・・・」と説明しても全く要領を得ず。自分でも車の中や家の付近を何度も探したものの、結局見つからなかったらしい。
ホッツ床をなくして困るのは、ミルクを飲んでくれなくなることだ。今までホッツ床を入れた状態でのミルクをトレーニングしてきたので、突然なくなると飲めないらしい。息子も、全く飲まないのでどうしたのかと思ったらホッツ床の入れ忘れだったということが何回かあった。
矯正歯科に電話したそうだが、口唇裂術後2箇月は型取りができないのと、昔の型を使っても、現在の口の中の形に合わせるようにいきなり大きく削るのは非常に難しいらしい。仮にできたとしてもすぐには無理。少なくとも1週間はホッツ床なしで過ごさなくてはならない。
口唇裂術後の経験から言ってたぶん2日くらい格闘すればまた飲んでくれるようになると思うが、あのしんどさをもう一度体験するのは御免こうむりたい。。。
というわけで、ホッツ床をなくすと大変なことになる。外出時は授乳時以外、はずして容器に入れておくのが基本だ。しかし、どうしても忘れて入れたまま外に出ることがある。貼紙でどれだけ防げるかわからないが、やらないよりましということで急遽作成した。
今日は形成外科受診6回目。受診の時間帯には台風の雨は止んでいるだろう。
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